ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 5260885
全員に公開
ハイキング
日光・那須・筑波

春を探しに★日光篇(茶臼山[倉ヶ崎城]〜城山[板橋城]=オウレン)

2023年03月11日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:10
距離
16.1km
登り
604m
下り
681m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:00
休憩
1:03
合計
7:03
9:26
33
9:59
10:01
11
10:12
10:29
18
10:47
10:47
54
11:41
12:06
16
12:22
12:22
57
13:19
13:19
54
14:13
14:13
22
16:29
16:29
0
16:29
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
S 今市駅(JR日光線)
[途中、大桑駅-明神駅は東武鉄道を利用]
G 下野大沢駅(JR日光線)
★青春18切符1回目
コース状況/
危険箇所等
〇茶臼山
 よく整備されていてルート明確。ただし岩鼻へのピストンの道はやや荒れている。
〇茶臼山〜毘沙門山
 急登、岩場、ロープ場あり。一部ルートやや不明瞭。危険個所はない。低山だが眺望もよく、登山としての面白味がある。
〇毘沙門山〜大桑登山口
 人工林の中を下る。踏み跡は薄いが、赤テープが多くあるので、忠実にたどると良い。
〇上板橋登山口〜城山
 よく整備された広い道。ルート明確。登山としての面白味はない。
〇城山〜下板橋登山口
 人工林の中の道。林道作業道であり、放置木多い。道標がないため、ややルートが分かりにくい。
春を探しに★日光篇は今市駅スタート。東武の下今市駅の方が近い(大谷向駅はさらに近い)が青春18切符なのでJRにした。旧今市市は今は日光市。
2023年03月11日 09:23撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
3/11 9:23
春を探しに★日光篇は今市駅スタート。東武の下今市駅の方が近い(大谷向駅はさらに近い)が青春18切符なのでJRにした。旧今市市は今は日光市。
まず目指す山が正面に見える。右の茶臼山から左の毘沙門山へと縦走する。
2023年03月11日 09:42撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 9:42
まず目指す山が正面に見える。右の茶臼山から左の毘沙門山へと縦走する。
左を見ると、男体山−太郎山-女峰山。かなり近い。
2023年03月11日 09:42撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 9:42
左を見ると、男体山−太郎山-女峰山。かなり近い。
橋を渡ると案内図があった。こう見ると気軽なハイキングコースのようだが、、、
2023年03月11日 09:47撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 9:47
橋を渡ると案内図があった。こう見ると気軽なハイキングコースのようだが、、、
茶臼山へは、右側から登っていく。中腹に岩場が見える。「岩鼻」というようだ。
2023年03月11日 09:53撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 9:53
茶臼山へは、右側から登っていく。中腹に岩場が見える。「岩鼻」というようだ。
ここを左折すると登山口。道標はない。
2023年03月11日 09:59撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 9:59
ここを左折すると登山口。道標はない。
登山口。
2023年03月11日 10:00撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 10:00
登山口。
案内図。毘沙門山の先にも2つの登山口があるが、その記載はない。
2023年03月11日 10:01撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 10:01
案内図。毘沙門山の先にも2つの登山口があるが、その記載はない。
いきなりの急登。
2023年03月11日 10:01撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 10:01
いきなりの急登。
「岩鼻」への分岐。ちょっと行ってみよう。
2023年03月11日 10:13撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 10:13
「岩鼻」への分岐。ちょっと行ってみよう。
これが意外に急降下だった。
2023年03月11日 10:13撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 10:13
これが意外に急降下だった。
道も荒れているし。距離もある。
2023年03月11日 10:17撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 10:17
道も荒れているし。距離もある。
これが「岩鼻」か。高さはあまりないが展望は良い。
2023年03月11日 10:18撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 10:18
これが「岩鼻」か。高さはあまりないが展望は良い。
今市の市街地と鶏鳴山。鶏鳴山は修験の山。
2023年03月11日 10:18撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 10:18
今市の市街地と鶏鳴山。鶏鳴山は修験の山。
戻って、岩場を行く。なんか楽しそうな山だ。
2023年03月11日 10:31撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 10:31
戻って、岩場を行く。なんか楽しそうな山だ。
しかし、森はスギ・ヒノキの人工林が延々と続く。
2023年03月11日 10:32撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 10:32
しかし、森はスギ・ヒノキの人工林が延々と続く。
おっ、これは堀切だ。茶臼山は、倉ケ崎城という山城だったようだ。(現地に解説板はなかった)
2023年03月11日 10:33撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
3/11 10:33
おっ、これは堀切だ。茶臼山は、倉ケ崎城という山城だったようだ。(現地に解説板はなかった)
堀切の向こうが郭だろう。何本かの堀切があった。倉ケ崎城は16世紀後半に宇都宮国綱により築かれ、日光山勢に攻め落とされたという。
2023年03月11日 10:37撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
3/11 10:37
堀切の向こうが郭だろう。何本かの堀切があった。倉ケ崎城は16世紀後半に宇都宮国綱により築かれ、日光山勢に攻め落とされたという。
「見晴台」。城でも見張りの役目をしていたのだろう。
2023年03月11日 10:38撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
3/11 10:38
「見晴台」。城でも見張りの役目をしていたのだろう。
男体山−太郎山-女峰がよく見える。
2023年03月11日 10:38撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
3/11 10:38
男体山−太郎山-女峰がよく見える。
「見晴台」の先にまた堀切。
2023年03月11日 10:42撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 10:42
「見晴台」の先にまた堀切。
さらに郭。ここが主郭かもしれない。
2023年03月11日 10:46撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 10:46
さらに郭。ここが主郭かもしれない。
少し離れて、山頂の表示があった。(地形図のピークとずれている)
2023年03月11日 10:53撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
3/11 10:53
少し離れて、山頂の表示があった。(地形図のピークとずれている)
人工林の尾根道が続く。ルートはこの辺りまでは明確だったが、、、
2023年03月11日 11:02撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 11:02
人工林の尾根道が続く。ルートはこの辺りまでは明確だったが、、、
かなりの急降下。
2023年03月11日 11:17撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 11:17
かなりの急降下。
しかし、ここは階段が整備されていて降りやすい。
2023年03月11日 11:20撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 11:20
しかし、ここは階段が整備されていて降りやすい。
あれれ、ここは岩の上を行けというのか? 無理ではなさそうだが、念のため引き返すと、、、
2023年03月11日 11:26撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 11:26
あれれ、ここは岩の上を行けというのか? 無理ではなさそうだが、念のため引き返すと、、、
左側を巻く道があった。
2023年03月11日 11:28撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
3/11 11:28
左側を巻く道があった。
そして、急登。これはロープがありがたかった。
2023年03月11日 11:36撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 11:36
そして、急登。これはロープがありがたかった。
毘沙門山! 低山の割には登り甲斐がありました。すでに3パーティが先着。
2023年03月11日 11:39撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
3/11 11:39
毘沙門山! 低山の割には登り甲斐がありました。すでに3パーティが先着。
ここからは、東側の展望が開けている。正面が高原山、右端が鶏山。
2023年03月11日 11:40撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 11:40
ここからは、東側の展望が開けている。正面が高原山、右端が鶏山。
西側は反射板が邪魔。
2023年03月11日 12:03撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 12:03
西側は反射板が邪魔。
山頂ではお馴染みの、多分ヒオドシチョウ。先週、三毳山でも見かけた。
2023年03月11日 12:03撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
3/11 12:03
山頂ではお馴染みの、多分ヒオドシチョウ。先週、三毳山でも見かけた。
反対側を降りる。これも急降下。
2023年03月11日 12:05撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 12:05
反対側を降りる。これも急降下。
倒れた標識。登山口は2つあるが、駅に近い大桑へ向かう。
2023年03月11日 12:23撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 12:23
倒れた標識。登山口は2つあるが、駅に近い大桑へ向かう。
ここからは踏み跡が薄い。しかし赤テープが数多くある。
2023年03月11日 12:29撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 12:29
ここからは踏み跡が薄い。しかし赤テープが数多くある。
赤テープはどこだ? 遠くに見つかったりして、何とか降りる。
2023年03月11日 12:39撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
3/11 12:39
赤テープはどこだ? 遠くに見つかったりして、何とか降りる。
ようやく降りきったら、しっかりした道があった。林道だろう。
2023年03月11日 12:45撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 12:45
ようやく降りきったら、しっかりした道があった。林道だろう。
ここが登山口。標識はない。あとは車道歩き。
2023年03月11日 13:00撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 13:00
ここが登山口。標識はない。あとは車道歩き。
ところで、春を探しに★のはずが、全然見つからなかった。仕方ないので、道端の花。ハナニラに、、、
2023年03月11日 13:04撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
3/11 13:04
ところで、春を探しに★のはずが、全然見つからなかった。仕方ないので、道端の花。ハナニラに、、、
ムスカリ。いずれも園芸植物ですね。
2023年03月11日 13:11撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
3/11 13:11
ムスカリ。いずれも園芸植物ですね。
あとは、ムラサキケマンぐらい。オオイヌノフグリは沢山あったが。まだ春には早かったかな。
2023年03月11日 13:15撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
3/11 13:15
あとは、ムラサキケマンぐらい。オオイヌノフグリは沢山あったが。まだ春には早かったかな。
大桑駅。ここから東武線に乗ってワープして、もう一山。いやもう一城。
2023年03月11日 13:16撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
3/11 13:16
大桑駅。ここから東武線に乗ってワープして、もう一山。いやもう一城。
明神駅で降りる。(歩くと2時間ぐらいかかる。待ち時間でよい休憩になった)
2023年03月11日 14:14撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
3/11 14:14
明神駅で降りる。(歩くと2時間ぐらいかかる。待ち時間でよい休憩になった)
次に目指す城山=板橋城。左半分が剥げているのは、伐採したのかな。
2023年03月11日 14:23撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 14:23
次に目指す城山=板橋城。左半分が剥げているのは、伐採したのかな。
上板橋登山口。
2023年03月11日 14:34撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 14:34
上板橋登山口。
消えて読めない標識。
2023年03月11日 14:35撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 14:35
消えて読めない標識。
こちらの山もいきなり急登だが、よく整備された広い道。
2023年03月11日 14:36撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 14:36
こちらの山もいきなり急登だが、よく整備された広い道。
伐採地に出た。
2023年03月11日 14:43撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 14:43
伐採地に出た。
なるほど人工林を広葉樹に植え替えているわけだ。結構大胆だな。
2023年03月11日 14:43撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
3/11 14:43
なるほど人工林を広葉樹に植え替えているわけだ。結構大胆だな。
ここが森になるには何年かかるだろう。
2023年03月11日 14:45撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
3/11 14:45
ここが森になるには何年かかるだろう。
ひと登りで神社。
2023年03月11日 14:52撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 14:52
ひと登りで神社。
少し行くと、2の郭。その向こうが主郭だ。
2023年03月11日 15:04撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 15:04
少し行くと、2の郭。その向こうが主郭だ。
主郭前の堀切。
2023年03月11日 15:04撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 15:04
主郭前の堀切。
ここには案内板があった。宇都宮氏が築いた後に、板橋氏(北条配下)が占拠したとある。だから板橋城。ここの地名も板橋だ。
2023年03月11日 15:05撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 15:05
ここには案内板があった。宇都宮氏が築いた後に、板橋氏(北条配下)が占拠したとある。だから板橋城。ここの地名も板橋だ。
山としては城山という名前。
2023年03月11日 15:06撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 15:06
山としては城山という名前。
反対側を降りる。表示の天狗岩は遠そうなのでパスして。下板橋に向かう。
2023年03月11日 15:13撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 15:13
反対側を降りる。表示の天狗岩は遠そうなのでパスして。下板橋に向かう。
伐採中で立入禁止?? 嫌な予感がする。
2023年03月11日 15:15撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 15:15
伐採中で立入禁止?? 嫌な予感がする。
最初は道ははっきりしているし、道標もある。
2023年03月11日 15:17撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 15:17
最初は道ははっきりしているし、道標もある。
しかし倒木だらけ。というか、切った木をそのまま放置している。(間伐の場合はよくある話)
2023年03月11日 15:19撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 15:19
しかし倒木だらけ。というか、切った木をそのまま放置している。(間伐の場合はよくある話)
林道が交差して何本か走っていてどれが正しいのかわからなくなる。ここは方角が違うので、右側に道を探すが降りられそうもない。(GPS軌跡が錯綜しているのはそのため)
2023年03月11日 15:25撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 15:25
林道が交差して何本か走っていてどれが正しいのかわからなくなる。ここは方角が違うので、右側に道を探すが降りられそうもない。(GPS軌跡が錯綜しているのはそのため)
裂けた樹は誰の仕業か。
2023年03月11日 15:27撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
3/11 15:27
裂けた樹は誰の仕業か。
枝打ちした枝もそのままだし。
2023年03月11日 15:29撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 15:29
枝打ちした枝もそのままだし。
ようやく道標を見つけた。(結局、くねった林道をそのまま行けばよかった。)
2023年03月11日 15:37撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 15:37
ようやく道標を見つけた。(結局、くねった林道をそのまま行けばよかった。)
ここまで、花は一切なし。こんなところではたして咲いているのだろうか。
2023年03月11日 15:39撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 15:39
ここまで、花は一切なし。こんなところではたして咲いているのだろうか。
ところがいきなりオウレンが出現する。
2023年03月11日 15:40撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
3/11 15:40
ところがいきなりオウレンが出現する。
セリバオウエンだ。
2023年03月11日 15:40撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
3/11 15:40
セリバオウエンだ。
しかも大群落だ。
2023年03月11日 15:44撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
3/11 15:44
しかも大群落だ。
右を向いても左を向いてもセリバオウエンが一斉に花を咲かせている。気味が悪いほどだ。
2023年03月11日 15:45撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 15:45
右を向いても左を向いてもセリバオウエンが一斉に花を咲かせている。気味が悪いほどだ。
一株だと丁寧に撮影するのだが。圧倒されて呆然となり写真どころではない。それでも異なった花を咲かせる株があるようだった。
2023年03月11日 15:50撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
3/11 15:50
一株だと丁寧に撮影するのだが。圧倒されて呆然となり写真どころではない。それでも異なった花を咲かせる株があるようだった。
これが雄花。
2023年03月11日 15:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
3/11 15:48
これが雄花。
これが両性花。
2023年03月11日 15:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
3/11 15:48
これが両性花。
道標の前にも大群落は拡がっていた。
2023年03月11日 15:52撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 15:52
道標の前にも大群落は拡がっていた。
セリバオウエンの大群落に度肝を抜かれて、ふらふらと歩くとすぐ下板橋の登山口に出た。ここからは車道歩き。
2023年03月11日 15:58撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 15:58
セリバオウエンの大群落に度肝を抜かれて、ふらふらと歩くとすぐ下板橋の登山口に出た。ここからは車道歩き。
登山口にあったルート図。城址がメインとなっている。
2023年03月11日 15:57撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/11 15:57
登山口にあったルート図。城址がメインとなっている。
ゴールは下野大沢駅。
2023年03月11日 16:28撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
3/11 16:28
ゴールは下野大沢駅。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル カメラ 熊鈴

感想

3月の野草の花の群生地には、山城跡というのが多い。考えてみれば当たり前で、3月の花は低山に限られ、山城跡は全国に5万もあるというから、開発されていない低山にはかなりの確率で山城跡があると思って良い。山城跡を保存するということは、手を加えないで自然のままに残すということだから、自然環境も良好なはず。そういうわけで、3月の花探しは、山城めぐりとなる場合が多くなるのでしょう。

しかし低山は、森としては、スギ・ヒノキの人工林がどうしても多くなる。今回の2つの山もほぼ人工林でした。もっとも、人工林であってもよく手入れがされていれば、特にヒノキ林は、植生が豊かだとも言います。現に、地元の高麗山の例だと、ニリンソウもヒトリシズカも、人工林エリアに群落が存在します。人工林は、樹木の観察にはつまらないが、野草探しはたまに面白い時があるものです。

かつては3月は、星野のセツブンソウとか相模原城山のカタクリとか角田山とかの群生地にスポット的に行っていたものだが、今回は、群生地というスポットだけではなく森全体を観察しようと思った。

この時期の日光の低山の人工林では、野草の花はどれだけ咲いているか。期待半分というところでした。

結果、見事に咲いていませんでした。やっぱり人工林は自然林ほど花は咲かないものなのかな。

従って、行程の最後の城山(板橋)の薄暗い人工林に、セリバオウレンの群落があるとは聞いていたが、半信半疑で歩いていました。それが、突然現れた大群落。心底驚嘆したのでした。それは、幻想的というか、異次元の世界。陽の射さない薄暗い林床に咲き誇る白い花たちは、恐ろしささえも感じるほどでした。ただセリバオウレンだけが咲き乱れているというのは、常軌を逸している感を受けたのです。

なぜこんなところに大群落なんでしょう。オウレンは薬草として活用され、栽培されていたとも言います。その名残なんでしょうか。人知れず、オウレンはあちこちで大群落をつくっているのかもしれません。

考えてみれば、オウレンは早春、真っ先に花を咲かせるようです。この山域で、オウレンが咲き誇っていたということは、他の花にはまだ早いということかもしれません。ということは、今回、セリバオウレン以外の花が咲いていなかったのは、時期が早すぎたからなのかもしれません。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:280人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら