蔵王山と田原の町

2023年03月14日(火) [日帰り]

• GPS: 04:39
• 距離: 13.0km
• 登り: 318m
• 下り: 307m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:12
• 休憩: 0:27
• 合計: 4:39

距離 13.0km 登り 318m 下り 311m

7:36 田原駅
8:33 権現の森駐車場
9:12 9:39 蔵王山
10:16 権現の森駐車場
11:47 0:00 田原駅
12:15 黒河湿地

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 自転車

写真

3/14 6:48

【豊鉄渥美線】
豊橋から、豊橋鉄道で田原へと向かいます。
渥美線には10種類の花々をデザインしたカラフルトレインが走ってます。
最初の乗車は「ばら」

3/14 7:36

【田原駅】
渥美線の終着駅。
建築家　安藤忠雄氏設計の新駅舎。とってもおしゃれ。
ここから歩いて市内を散策がてら、蔵王山へ向かいます。

3/14 7:39

【LaLaGran】
田原駅前に「LaLaGran」という公園と飲食施設、観光案内が合わさったような施設がありました。

3/14 7:43

【城宝寺】
城宝寺は渡辺崋山の菩提寺。
また山門脇には、渥美半島最大規模の古墳の横穴式石室があるそうです。

3/14 7:46

【慶雲寺】
本堂前には、それは見事なソテツが並んでいます。

3/14 8:07

【田原福祉グローバル専門学校】
歴史のありそうな建物ですが、1996年に田原町立田原福祉専門学校として開校したそうです。

3/14 8:08

【池の原公園】
渡辺崋山が晩年を過ごし、自ら果てた屋敷跡があります。
併設して池の原会館があり、茶席が楽しめます。

3/14 8:09

【渡辺崋山銅像】
池の原公園にある渡辺崋山の銅像。
昭和30年に建てられました。

3/14 8:10

【池の原幽居跡】
渡辺崋山が晩年幽居した建物を昭和30年に再建したものだそうです。

3/14 10:22

【椿のみち】
新清谷公園から蔵王山まで、「椿の道」というウォーキングコースになっています。

3/14 8:11

【椿の並木】
江戸時代、田原藩の武家屋敷では、敷地の境界に椿を植えていたそうです。
この辺りは武家屋敷だったこともあり、椿の木が多いそうです。

3/14 8:16

【生垣と蔵王山】
蔵王山が見えてきました、って隣の木の刈込が凄い。
（これ、一本の木です）

3/14 8:22

【つばき公園】
つばき公園は小さな公園ですが、200種500本の椿が配植されています。

3/14 8:32

【菜の花と蔵王山】
権現の森入口近くには菜の花が植えられていました。
黄色が鮮やかです。

3/14 8:33

【権現の森】
蔵王山の登山口、権現の森に到着しました。
右手には「明治の商家」が建っています。

3/14 8:39

【熊野三所権現】
ちょっと長い石段を上ると朱色の祠があります。
蔵王山登らせていただきます。

3/14 8:40

【石仏】
歩き初め、登山道わきには石仏が並んでいます。

3/14 8:40

【不動明王】
磐座の上には不動明王。

3/14 8:43

【鹿威し】
コンコンなんかうるさいと思ったら、沢に鹿威しがいくつも作られています。

3/14 8:48

【セントウソウ】
足元には小さな白い花。

3/14 9:55

【セントウソウ】
花をアップで。

3/14 8:57

【椿の落花】
綺麗なつばきの花が落ちていました。

3/14 8:59

【七合目の標識】
さすがに私は歌いません。

3/14 9:52

【馬酔木】
広場に馬酔木の木が一本。
白い花をたわわにつけていました。

3/14 9:03

【蔵王権現堂】
蔵王権現が祀られており、お堂の前は田原市街を見渡す見晴らし台になっています。

3/14 9:05

【愛染明王】
恋愛成就のパワースポットだそうです。
なんでも手に持つ弓矢がハートを射抜くからだとか。

3/14 9:11

【蔵王山展望台】
展望台が見えてきました。
大きな建物です。

3/14 9:17

【展望台からの眺め】
田原市街と太平洋を望みます。

3/14 9:22

【展望台からの眺め】
ソーラー発電や風力発電の施設です。

3/14 9:22

【展望台からの眺め】
渥美半島の山々を眺めます。

3/14 9:26

【風車のベンチ】
昔、山頂にあった風力発電のプロペラがベンチになっていました。

3/14 9:32

【山頂でおやつ】
喉も乾いたし、みかんで水分補給です。

3/14 10:03

【三つ岩自然歩道】
帰りは三つ岩自然歩道を歩きます。
登山道わきには石仏がいくつもいくつもたっています。
（終点まで全部で33体あります）

3/14 10:04

【慰霊碑】
大きな観音像が建っていました。
「工兵二十六観音」とあります。
それでは下山いたしましょう。

3/14 10:39

【崋山神社のソテツ】
崋山神社に立ち寄り。
ここにも大きなソテツが。

3/14 11:26

【田原城跡】
田原城跡へ。
石垣が美しい。

3/14 10:47

【巴江神社】
本丸跡には神社があります。

3/14 10:46

【田原市博物館】
二の丸跡は田原氏の博物館になっています。
渡辺崋山、田原藩をはじめとする歴史資料を展示。
この日は「ひな人形と初凧展」の展示がされていました。

3/14 11:20

【田原城ジオラマ】
二ノ丸櫓の中は無料の展示室。
田原城のジオラマが面白いかな。

3/14 11:28

【時計塔】

3/14 12:08

【レンタサイクル】
田原駅まで戻り、無料のレンタサイクルで自転車を借ります。

3/14 12:11

【黒河湿地】
自転車で黒河湿地まで来ました。
木道整備中でした。
シデコブシは咲いているかな？

3/14 12:17

【シデコブシ】
咲いていたけど、遠い・・・

3/14 12:51

【お昼ご飯】
食堂にはいり、昼食。
大ハマグリの定食です。

3/14 13:13

【カラフルトレイン】
帰りの電車は「菊」です。
サシバも飛んでいます。
菊の咲く時期がちょうどサシバの渡りの時期なのかな。

撮影機器：

TG-870 OLYMPUS CORPORATION

A201SH SHARP

感想

yukicchi7

豊鉄渥美線に乗って、田原の町と蔵王山を歩いてきました。

田原はかっての城下町で、田原藩が治めていました。
田原藩は12,000石の譜代大名の藩で、知行高に比べて藩士が多く、土地も痩せていて財政難に苦しんでいたそうです。
そんなわけで「渡辺崋山」という人が田原藩の家老になり政務に励み、いろいろ頑張ったそうです。
でも、どちらかと言えば画家としてのほうが有名な気がします。

田原には、田原城という城があり、現在は石垣、堀、土塁などが残っており、桜門と二の丸櫓が復元されて公園として整備、二の丸跡は博物館になっています。

そんな歴史のある田原の町はいくつかウォーキングコースが設定されていて、崋山をしのぶ5つの道「城の道」「椿の道」「花の道」「プロムナード」「鳥の道」があります。
今回、ウォーキングコースを組み合わせて、蔵王山へと向かいました。

蔵王山の名前の由来は、平安時代末期、紀伊半島の先端から渥美半島に移住してきた熊野族が、その守護神である蔵王権現と熊野権現に奉祭し、山上に蔵王権現、山腹に熊野権現を祭祀してこの山を「蔵王山」、この地を熊野ゆかりの「田原」と名付けたそうです。

蔵王山の山頂には道路も通り、大きな展望台も建っていますが、山頂に続く道は自然に富み心地よく歩けます。

田原の歴史に触れる歩き旅でした。