樽前山ぐるっと周遊＆932峰へプチ縦走

2014年10月12日(日) [日帰り]

• GPS: 04:57
• 距離: 10.9km
• 登り: 808m
• 下り: 808m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:10
• 休憩: 0:47
• 合計: 4:57

6:52 樽前山７合目登山口
7:35 7:36 東山分岐
7:53 7:58 樽前山神社奥宮
8:04 8:04 南側外輪壁ガリー侵食崩壊部
8:13 8:13 西山尾根突端
8:18 8:33 樽前山 西山ピーク
8:36 8:36 西山尾根分岐
9:09 9:10 932m峰方向分岐
9:12 9:13 932m峰コル岩
9:28 9:42 932m峰
9:59 10:00 932m峰コル岩
10:03 10:03 932m峰方向分岐
10:08 10:09 北側外輪壁ガリー侵食崩壊部
10:37 10:43 樽前山 東山ピーク
10:48 10:48 東山分岐
10:58 11:00 樽前山神社奥宮
11:14 11:14 東山分岐
11:49 樽前山７合目登山口

山納めがどんなもんか見るため、実質樽前山外輪山を一周と1/4してる。
そしてこの日はiPhone頑張った。登山口下山まできっちり電池もって、全行程記録に貢献してくれた。

天候

快晴からのちょいガスったり曇ったり、強風ありな1日。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

札幌からなら、国道453号→国道276号に乗って、そこから道道141号で7合目ヒュッテ駐車場まで、が一般的。
千歳市からは道道16号、苫小牧市からは国道276号で。

国道453号は10日まで土砂災害による通行止めが続いてたけど、10日に完全に支笏湖まで抜けられるようになってる。
けっこう風景変わってるし、土砂災害の傷跡生々しいけど・・・。

コース状況／危険箇所等

危険箇所・・・、しいて言えば932峰の細い尾根と、外輪山北コースの幅がめっちゃ狭く、強風時注意、それくらい。
大雨の影響が樽前山の登山道にも見え隠れ・・・。所々足元注意、な場所あり。
あ、北東お花畑コースはクマさんにも注意。

http://www.iburi.pref.hokkaido.lg.jp/ss/srk/yama/mountain/tarumae.htm
↑これにもある通り、ほんと火山のくせして登りやすい山。更に山体の稜線美がたまらない。
子供から若い子、カップルにご年配の方々まで幅広く人気のある山である理由が、実際行ってみればよくわかる。

片道1時間で登れる山だけど、定番の「早出早着」を樽前山でもお忘れなく。
特に土日祝。遅く出ると車止める場所に困ることに・・・。

その他周辺情報

支笏湖温泉・丸駒温泉でお風呂どぶんしたり、ポロピナイの売店であげいもやらソフトクリームやら食えちゃう。
有名観光地だけあっていたれりつくせり。

写真

10/12 5:41

登山前のいつもの寄り道。
朝焼けびゅーてほー。
この後、ポロピナイで朝焼け撮影。

10/12 6:46

まだ7時前だけど、日曜って事もあってこの登山者の多さ。

10/12 6:48

行くぞ〜。
前回の周遊とは逆方向にルート取るためにこちらから入山。

10/12 6:51

きっついきっつい階段の始まり。

10/12 6:55

さっそく見晴らし台で休憩(笑)

10/12 6:57

ほんとキツいんだ、この階段。
段差が尋常じゃなく高い。
はっきり言って、俺としては上ホロカメットク山300階段(氷あり)よりしんどかった。

10/12 7:03

樽前山のきれいな斜面(・∀・)
朝日を浴びて美しさ倍増。

10/12 7:06

だいぶ高度上げてからの支笏湖方向。
全体が秋色に染まってる。

10/12 7:07

もう勘弁して下さい(´・ω・`)

10/12 7:13

Oh・・・

10/12 7:20

太平洋が輝いてるぜ。

10/12 7:34

外輪山着！・・・って手袋写りこんでるなおい。

10/12 7:40

まずは、神社方向へ。風がめっちゃ強かった。

10/12 7:47

神社！
ちょっと奥のとこで朝飯。

10/12 7:47

海も街も輝いてる。

10/12 7:57

西山ピークへGO。

10/12 8:05

いい感じでえぐれてる。
前からだけど。

10/12 8:07

このまま登った後、斜面をトラバースして写真左のピーク、西山へ。
雨のせいで登山道ちょっと荒れ気味。

10/12 8:07

どん、と溶岩ドーム。
正式名「樽前山溶岩円頂丘」。
北海道指定文化財・天然記念物。
3回めの登山にして初めて、こんな勇姿を拝むことが出来た。

10/12 8:09

大雨前は、こんなガレ場じゃなかったきがするが・・・。
浮き石けっこう多め。

10/12 8:35

西山トラバース中に涸れ沢撮影。

10/12 8:42

西山からちょっと行った場所にある、樽前山で唯一険しめな場所。
浮き石多数、足元気をつけて。

10/12 8:54

険しめな斜面降りちゃえば、後しばらくは平坦な道が続く。
その途中で撮影・・・、このアングル、やっぱドラクエ3のぐんたいがにに見えるよなぁ・・・。
俺だけか？

10/12 8:58

932峰が見えてきた！

10/12 9:06

見た目は距離感あるけど、実際はそこまで遠くない。

10/12 9:09

はっきりと932峰へのルートが見える地点まで来る。
さっきからちらちら俺の影写りこんでるなぁ(笑)

10/12 9:22

こんなほっそい道を、再び吹き始めた強い風の下、932峰目指す。

10/12 9:23

細い道＆強風なのにわざわざ振り返って樽前山。

10/12 9:31

932峰到着！
前来た時は気づかなかった、可愛い表札。
有志がわざわざ作ったんだろうねぇ、感謝、感謝。

10/12 9:31

羊蹄山がくっきりと(・∀・)
ってか、送電線奥の渓谷がどこの渓谷かがきになる・・・。
ホロホロ山とかそっち方向だ・・・、とは思うけど。

10/12 9:52

932峰から離れたのち、振り返って撮影。

10/12 9:54

樽前山に戻るぞ〜

10/12 10:07

樽前山・北外輪山。
東山付近までは楽なルートが続く。
前回はガスってたこのルートも、この日は晴れてて7合目ヒュッテ駐車場もしっかり見えた。
満車な駐車場が・・・。

10/12 10:09

932峰方向へ振り返ってみる。

10/12 10:10

まだまだ楽チン。

10/12 10:15

大パノラマ！
この日は、何と札幌の街並みもちらりと見えた。

10/12 10:18

多少ガレ場だけど楽チン。

10/12 10:20

ちょっと急斜面あるけど、これもご愛嬌。

10/12 10:25

東山ピークが見えてきた。

10/12 10:27

ちらっと下の方に、満車な七合目ヒュッテ駐車場が。

10/12 10:27

またまた振り返る。右に北東お花畑ルート登山道が見える。

10/12 10:30

北外輪山の痩せ尾根部分がせまる。

10/12 10:45

そしてこのガスっぷりである。
前回もこの辺、ガスってたんだよなぁ・・・

10/12 10:50

絶賛稼働中樽前山。

10/12 10:54

東山過ぎ、一周終えてからの神社。
山納め始まってる。

10/12 10:56

もう神主さんいるみたい。

10/12 10:58

しばらく神事を見学。
溶岩ドームはちょっと雲被ってる。

10/12 10:59

10/12 11:00

ガスってた溶岩ドームに向けて紙吹雪巻いた直後に撮った写真。
思いっきり雲被ってたのに、巻いた直後から急に晴れてその姿を見せてくれたんだよ・・・。

10/12 11:01

苫小牧市方向へ紙吹雪撒く神主さん。
この後、吹いてた風が完全に止みましたさ。
やっぱ、山の神っているんだね。

10/12 11:12

続々登ってくる登山者。
外国人も登ってきたな。

10/12 11:47

下山中に見つけた、見事な赤。

10/12 13:58

下山後、またポロピナイ寄ってみたり。
大雨のダメージは相当でかい・・・。

10/12 14:24

打ち上げられてた流木。

撮影機器：

iPhone 5s Apple

感想

Ksano

樽前山はほんといい山。だけど風が吹くとかなーりつよい風が吹く。
東山分岐に上がった直後はこの動画のようなめちゃくちゃ強い風が吹いてた。
で、神社着く頃には風が収まって、932峰向かうまではおとなしかったものの・・・。

932峰に登り始めた辺りからまたもや強風。上ホロカメットク山行った時と同様の装備で行ってよかったなぁとつくづく思う。932峰山頂で動画撮ったり、一休みしたりする余裕あったし。

目的の山納めは、人がいっぱい居て一大行事！・・・かと思ったら、一部関係者だけでやる様な、地味な神事だった・・・。
ただ、神事中紙吹雪を溶岩ドーム方向・苫小牧市方向へ撒いた時ビックリすることが。
溶岩ドームへ紙吹雪撒けば、ガスってた溶岩ドームが晴れ間とともにくっきりとその姿を表し、苫小牧市方向へまけば、また強まってた風もピタッとやんだ。
山の神様って、やっぱいるんだなぁとつくづく思った。

ちなみに、山の神様はアイヌ語で「メトゥシカムイ」。
メトゥシカムイも、丁寧にまつられてちょっと機嫌良くなっちゃったのかな。