230319の(1) 青春18切符で赤線伸ばし 安房小湊駅→勝浦駅 誕生寺とおせんころがしと勝浦タンタンメン


- GPS
- 04:25
- 距離
- 19.7km
- 登り
- 587m
- 下り
- 589m
コースタイム
天候 | 晴れ 風が強い 朝晩寒い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
自宅最寄り駅→東京→千葉→上総一ノ宮→安房小湊 【帰り】 勝浦駅→上総一ノ宮駅(もうひと歩き) 上総一ノ宮駅→千葉駅→自宅最寄り駅 次のレコに繋がる。 青春18切符使用 自宅最寄り駅→安房小湊駅 3080円 勝浦駅→上総一ノ宮駅 506円 上総一ノ宮駅→千葉駅 770円 千葉駅→自宅最寄り駅 1616円 合計 5972円 かなりお得 |
その他周辺情報 | ニュー福屋(勝浦タンタンメン) |
写真
感想
今日は青春18切符使用で、千葉県の赤線の最先端を伸ばすことにした。現在赤線の最先端である安房小湊駅から先に向かうのである。自宅から向かうには外房線で向かう方が早く到着する。自宅から始発の電車に乗って行くと、東京駅で乗り換え、千葉駅で30分の時間が取れる。しかし千葉駅構内の飲食店は一番速いものでも7時開店である。7時10分発の外房線に乗るには、これでは無理だ。といっても、一度駅から出たとしても近くに牛丼屋は無さそう。仕方がないので、おにぎり2個を買い込み、外房線お電車が空いてきてから食べることとした
実際は、上総一ノ宮駅で乗り換えて安房小湊駅に向かう。大原駅では一気に人が降りる、これは夷隅鉄道への乗り換えや観光需要でありましょう。勝浦駅を過ぎると人はぐっと減る、ここでおにぎりを2つ食べた。
安房小湊駅に降り立ち、まずはセブンイレブンへ。そう、今日はここまで財布にお札が入っていなかったのだ。kitacaには16000円ほど入っていたが、現金は小銭のみ。ここでお札をいくらか分おろし、財布に入れた。これで現金が必要な場面が現れても大丈夫だ。
小湊の港を右折すればすぐに誕生時にたどりつく。
誕生時は日蓮聖人が誕生した土地に寄進されたお寺であります。この地域であれば清澄寺が日蓮宗のお寺としては有名であるが、ぜひこっちらとセットで訪れたいものだ。山門や本殿はむしろこちらの方が立派に見えるし、日蓮上人の像が子供時代のものであることからも貴重であると思う。
規模は清住寺の方が大きいが、貴重さは両方ともあると思った。
その後、道路を歩きながら先を進んでいく。小さいトンネルをくぐると目の前に海が現れた。しばらくは海を見ながらの歩きになる。爽快な道だ。そして、また国道に合流し「おせんころがしトンネル」をくぐると道は右へ、じきに「おせんころがし」と呼ばれる断崖絶壁にたどり着く。そう、ここから4kmほどの断崖絶壁のことを指す。
江戸時代、ここの庄屋と領民は揉めていた。最初は民のことを考えていた庄屋だったが次第に領民に厳しく接するようになる。そしてとうとう領民が「庄屋を殺そう」ということになったのだ。これを聞いた庄屋の娘の「おせん」は、父の着物を着たりして入れ替わる。おせんを発見した領民は布でぐるぐる巻きにしてここの断崖絶壁から転がしたのだ。こうしておせんは亡くなったが、その後庄屋は心を入れ替えて領民のことを考えるようになったのだという。
私がこの地のことを知ったのは、戦後すぐに起きた「おせんころがし殺人事件」のことであった。栗田源蔵による7人連続殺人事件なのだが、そのうちの3,4,5人目の殺人がここで行われている。
1951年10月10日に国鉄上総興津駅において行商に出たまま行方不明になった夫を探すために偶々同駅に降り立った母子4名を誘い出し、日付が変わった翌日の深夜に長男と長女を断崖絶壁の「おせんころがし」にて投げ落とした挙句、主婦を強姦して背中に背負っていた次女ごと投げ落とした。被害者達は崖の途中に止まっていたが、栗田は被害者達を石で殴打し殺害した。長女だけは隠れていたため奇跡的に生き延びることができた。
その後さらに2人を殺害し、逮捕された。千葉地裁と宇都宮地裁でそれぞれ死刑判決を受けた。一人の人間が複数の死刑判決を受けることはまれである。
栗田源蔵は深夜にここを訪れているから、ここからの海を見ることはなかったのだろうなあ。と思う。
その後、行川アイランド駅、上総興津駅と続き、鵜原駅を見下ろす国道を通る。ここから右折し海岸沿いを行くこともできるが、今日はショートカットで止めておこうと思う。そしてじきに勝浦駅に到着した。ここで止めずにタンタンメンを探しに行く。駅地下の店で一度食べたことがあるが高級な店で1500円もする割にはおいしくなく、次回以降はもう二度とないという味だったので、歩いて探す。そうすると、ニュー福屋という店を発見して勝浦タンタンメンと小ライスを注文した。
来た瞬間「ああ、やっちまった・・・八街でやっちまった」と思う。明らかに量が多いのである。でも食べてみるとスープが多いだけで麵や具の量は普通だった。最初からスープを全部飲もうとは思っていないのでOKだった。辛みはすべてラー油で、唐辛子は一切使っていない。上品なスープに適度なラー油で旨辛に仕上げている。中本?!辛さのベクトルが全く違う。こちらは小学生でも食べられる辛ウマだ。
あとは、駅に戻り終了。上総一ノ宮駅息を待つこととになった、ついでだったら上総一ノ宮駅で少し歩く時間が取れればいいなと思い、車内で歩ける可能性をiPadairで探ることとなった。
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