越後の里山歩きその1 一等三角点と西山三山（護摩堂山、高立山、菩提寺山）

2023年03月19日(日) [日帰り]

• GPS: 06:29
• 距離: 14.0km
• 登り: 747m
• 下り: 743m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:48
• 休憩: 0:41
• 合計: 6:29

9:00 スタート地点
10:41 10:43 一等三角点護摩堂山
10:58 11:10 護摩堂山
12:41 12:53 高立山276m
13:07 13:11 四等三角点大平
13:25 13:25 高立山276m
14:20 14:31 菩提寺山
15:29 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大沢森林公園駐車場に駐車

コース状況／危険箇所等

散策路が整備されてるがほとんど泥濘状態、足が泥だらけになりました。

写真

朝の大沢森林公園駐車場　

しばらく林道歩き

道路脇に柱状節理

解説版がありました

湿った道路沿いにはネコノメソウ系が多い　
これはホクリクネコノメかな

こっちはツルネコノメかな

キクザキイチゲはまだお休み中

フキノトウ

案内はないがサブルートに入ります

ショウジョウバカマ

至るところに咲いてました

尾根に出たら反対側はゴルフ場でした

ゴルフ場横の尾根道

グチャグチャです

三角点がありました　

四等三角点　
点名は湯川

倒木あり

林道に復帰しました

林道沿いにもショウジョウちゃん

林道を外れ、一等三角点へ

かなり苔むした石祠がありました

ヒメアオキ

シュンランも咲いてます

本日の第一目的　一等三角点に着きました

ちょっと欠けちゃってます

一等三角点　護摩堂山　
といっても護摩堂山頂はここではありません

護摩堂山は山城跡でもあります　
堀切などが随所に見られます

この上が山頂

公園整備された山頂　
護摩堂城の本丸跡です

西側の展望よし　
弥彦山

角田山

佐渡もうっすら見えます

城址の碑とともに記念撮影

次、高立山へ向かう

ナニワズ

下って林道

また林道歩き

サクラが咲いてます　
オクチョウジザクラかな

カマキリの卵嚢　

下田山塊

手作り感のある案内

ジョウジョウバカマは満開状態　
林道沿いに普通に咲いてました

高立山ののぼり

シロキツネノサカズキモドキ　

道はいいが急登

大岩が現れました

休憩舎がありました

祠もあります

鉄剣も収められています

もうお昼を回っているので、ここで昼メシとします

エンレイソウ

モミの大木

さらに急登を頑張って・・・

高立山の山頂　
ここも山頂部は平らで城郭地形のようです

東側の展望よし　
方角的に粟ヶ岳かな

五頭山方面　
すると背後の白い山は飯豊山か

雪割草（オオミスミソウ）

一角にまとまって咲いていたのでおそらく植栽

いちゃつくカラスのペア　
近寄っても逃げませんでした

登頂記念

で、大平三角点を探しに行きます　

いったん下って隣の尾根に登り返す

大平の標識と鍋を流用した鐘がありました

その下に三角点

三等三角点　大平

高立山に戻って先に進む

また林道に出ました

今日は林道歩きが多い

で、西山三山最後の菩提寺山へ

登山口に子育て地蔵

ここでもショウジョウちゃんがお出迎え

アズマシロカネソウを見つけました　
ここで会えるとは思えなかった

仏路峠

峠からひと登りで菩提寺山頂

菩提寺山の由来　
1200年も前に建立されたらしい

三角点です

三等三角点　
点名は金津

のんびり記念撮影

子育てや長寿など、信仰の対象となっている山です

大沢公園に戻ります

こちらでもショウジョウちゃん

尾根から外れるルートがあるので下ってみます

ここも泥濘だらけ

沢沿いの林道に出ました

キクザキイチゲかと思ったが、よく見るとアズマイチゲですね　
葉っぱが違います

すぐ近くにはキクザキが咲いてます　
混生してるのははじめて見ました

荒れた林道

舗装路になりました

ベニチャワンタケ

大沢森林公園に戻ってきました

キャンプ場

ブラシが置いてあったので、使わせていただきます

川の水で泥だらけの靴を洗います

ゲイターも洗いました

で、駐車場に戻って今日も怪我無く無事下山

感想

こたっきー

越後の里山歩きに二日間ほどお出かけ。
新津丘陵にある護摩堂山、高立山、菩提寺山は、総称して西山三山と呼ばれていて、一日目はこの三山を辿るのだが、護摩堂山の一角には一等三角点が置かれていて、春先に咲く花々とともに気になるところ。

で、三山とも山城や古寺が置かれていたようで、それらしき痕跡も確認できました。花の方は思ったよりも少なかったけど、林道沿いにショウジョウバカマが普通に咲いていたり、アズマイチゲとキクザキイチゲが混生してたりと、関東ではなかなか見られない風景を見ることができたりしたので良しとします。
個々の山それぞれには多くの人が訪れていて、地元では大切にされている里山という感じがしました。