中倉山〜沢入山。生まれッたての雪景色

2023年03月19日(日) [日帰り]

• GPS: 08:49
• 距離: 14.6km
• 登り: 1,115m
• 下り: 1,106m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:10
• 休憩: 1:36
• 合計: 8:46

7:24 足尾銅親水公園
8:11 8:17 中倉山取付地点
9:29 9:35 尾根・巻き道分岐点
9:58 9:59 孤高のブナ
11:05 12:14 沢入山
13:28 13:34 孤高のブナ
13:40 13:41 中倉山
14:22 14:22 ローソク岩
15:06 15:13 中倉山取付地点
16:10 銅親水公園入口BS

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

3/19 7:14

足尾銅親水公園。
到着時は朝霧。これは良い兆候では。ここよりスタート

3/19 7:14

霧はそれほど深くはない。すぐに晴れそうな気配

3/19 7:26

歩きはじめると、もう見えてきた。それもとっても鮮明に

3/19 7:27

日光の山々は真っ白

3/19 7:39

社山も真っ白。うまい具合に水鏡。
初っぱなからきれいな景色に驚きが

3/19 7:40

こちらは反対方向。朝の雰囲気が何やらとってもいい感じ

3/19 7:47

さて林道を歩いて行きます

3/19 7:48

信じがたいほどのいい天気。クリアーブルーとでも言えばいいのだろうか

3/19 8:05

お見事な青です。透明感が抜群

3/19 8:13

登山口に到着。ここから山道に入る

3/19 8:24

樹林内を進んでいく。
空は途轍もなく青いまま

3/19 8:28

きれいな苔の場所を通過。
もう胞子ができている

3/19 8:59

ヒーヒーと疲れながらも、何とか急坂を登って行く。この森、ほんどがリョウブです

3/19 9:09

尾根に上がると雪が地表をおおっていた。
やっといい感じに

3/19 9:34

分岐からは、下の道を行く。
最初の展望地。けっこう雪があり、気分がのってくる

3/19 9:35

モコモコ雪の乗った木々の合間を進んで行く

3/19 9:44

すると二つ目の展望地に到着。
これはこれは、すばらしい眺めでは

3/19 9:45

雪の向こうには、土がむき出しの山肌

3/19 9:50

いきなり目に入ると、とってもいい感じ

3/19 9:55

あの尾根が上の道。
雪の白と空の青の対照を感じながら

3/19 9:55

すると一本ブナが見えてきた

3/19 9:56

到着。
透き通った青空に映えます

3/19 9:58

男体山、日光の山々と。
中倉山の山頂は帰りに寄ることにして、稜線歩きで先へと進みます

3/19 9:59

男体山と社山から半月山

3/19 9:59

大平山から黒檜山。鮮明でとてもきれいで驚きです

3/19 10:01

一本ブナを振り返る

3/19 10:03

岩ゴツゴツも雪が乗ると、豊富なバリエーションのひとつでしょうか

3/19 10:14

いやー、すばらしい眺めが続きます

3/19 10:20

これは花が咲くと見応えのあるきれいなアカヤシオ。雪の様子もすばらしい

3/19 10:27

冬枯れの樹木の造形美もひとしおで

3/19 10:29

白の点在は味わいがある

3/19 10:30

ゴツゴツの斜面も見え方が変わってくる

3/19 10:41

波平ピークに到着。いつも思う、とてもいいネーミングと

3/19 10:42

そこから来た道を振り返る。
雪の大地に光が当たっていた

3/19 10:49

さらに先へと。白根山が見えてきた。こんなに鮮明に山肌が見えるとは、驚きの連続

3/19 10:50

雪の残った木々

3/19 11:02

斜面の造形美

3/19 11:07

そうして沢入山に到着。山頂標識の名前が消えかかっている。
でも股木から男体山とはずいぶんシャレている

3/19 11:11

前方にはすばらしい光景が広がった

3/19 11:11

皇海山。緑の頃もいいけど、雪かぶりもすばらしい

3/19 11:11

袈裟丸連山。とっても鮮明

3/19 11:14

上州武尊山。左端は、獅子ヶ鼻山のようです

3/19 11:14

武尊の左は谷川岳。ひときわ真っ白は万太郎でしょうか

3/19 11:14

日光白根山

3/19 11:14

皇海山のアップを

3/19 11:14

袈裟丸もアップで

3/19 11:14

上州北部と平面大地

3/19 11:30

荒々しい山肌はとってもダイナミックで

3/19 11:21

眼下の斜面も

3/19 11:30

なかなか雲の取れない男体山方面。
これはこれでいい眺め

3/19 11:59

雪のついた尾根

3/19 12:05

上空を飛ぶ飛行機もとても鮮明で。
飛行機雲はすぐ消える

3/19 12:08

これぞ、生まれッたての雪景色。
ちょっとした箱庭のよう

3/19 12:25

ということでそろそろ帰ろう。
雪のついた斜面を見ながら

3/19 12:29

張り出た岩と向こうの土斜面

3/19 12:30

黒檜山方面の稜線上は雪のついた木々が並んでいた

3/19 12:32

風紋も

3/19 12:34

雪景色モコモコ

3/19 12:35

波平ピークは、帰りの方が絶妙の味わいだった

3/19 12:38

男体山。雲の下は女峰山でしょうか

3/19 12:54

アップで

3/19 12:40

一本ブナが見えてきた

3/19 12:57

ゴツゴツの様子をアップで

3/19 13:11

雪ののった広い傾斜地。木々はアカヤシオでしょう

3/19 13:23

白と茶の共演も

3/19 13:28

再び到着。
雪の上にそびえていると絵になるよう

3/19 13:29

一本ブナの先端の枝々を

3/19 13:30

樹皮も鮮明にわかるようになったので

3/19 13:31

一本ブナと男体山

3/19 13:34

さらに日光の山々と

3/19 13:42

中倉山の岩々が見え

3/19 13:43

そうして山頂に到着です

3/19 13:45

男体山から右手。時間がたつほどにきれいになっていく感あり。普通とは逆です

3/19 13:45

男体山から左手。これで見納めでしょうか

3/19 13:49

足尾の荒々しくもダイナミックな斜面

3/19 13:49

前日光方面、夕日、地蔵、古峰ヶ原方面。
午後になってもこんなに鮮明とは驚きです

3/19 14:09

ツツジの冬芽を。
いよいよ下山です

3/19 14:16

だいぶん降ってきた。中倉山を見上げる

3/19 14:16

谷間を縫っている道がよくわかる

3/19 14:21

備前楯山も鮮明すぎる

3/19 15:07

登山口まで降りてきた

3/19 15:08

木々はまだ冬の様相というのに、とてもすてきな並木道

3/19 15:26

もう午後も遅いというのに、今日は、空がますますきれいになっていく

3/19 15:30

なんなんでしょう。透明感が増していく

3/19 15:40

そうだ

3/19 15:40

それなら

3/19 15:41

空を撮ろうと

3/19 15:40

信じがたいほどの青

3/19 15:50

導水管まで戻ってきた。昔は歩けたような

3/19 15:54

せせらぎも信じがたい透明感

3/19 16:04

こちらの浅い川も透き通っていた。
このあと無事駐車場に戻ってきた

3/19 18:28

帰路、車窓から夕暮れの空を。
日没後もしばらくは青空が広がっていた

撮影機器：

EOS M6 ボディ CANON

装備

個人装備

ザック（G/B） シューズ（冬） ズボン防水 登山タイツ（冬） 長袖シャツW Tシャツ フリース（M） 帽子（耳） 冬帽子（黒） ジャケット（薄） ストック冬 チェーンスパイク

感想

self

　前日の雨が、きっと塵や埃、飛び交った花粉を洗い流したのでしょう、当日は空気が信じがたいほどにきれいで、見渡す万物はとっても鮮明でした。平地の降雨は高いところでは雪となったようで、稜線はほぼ真っ白、生まれたての白さ、いわば純白が、この透明な空気感の中で引き立ちましたが、その引き立て役にはもう一つ、薄くから濃くまでさまざまな青にと千変するその青空が惜しげもなく協力して、あまり見ることのないすばらしい風景に驚きの連続でした。
　ここだけではなく、新たな雪の乗った高山帯は、どこもかしこもきれいだったのではないでしょうか。ただここ足尾の雪は、おそらくその荒々しいダイナミックな斜面をいっそう迫力あるものにしたのは間違いないでしょう。（そういえば、崩落ナギは一面の雪がその姿を劇的に変化させると聞いたことがあります）
　午後になればなるほど、時間がたてばたつほどに空がさらにクリアーになるという稀な日だったのかもしれません。こんな日は居心地のよい陽気のなかにできるだけ身を置いておきたいと、のんき気分も生まれます。心地よい天気のもと、雪山稜線歩きがゆっくりと楽しめ、満足のいく山行きでした。