吾妻川 四万川 本谷から湯ノ沢下降 稲包山経由四万湖

2014年10月11日(土) 〜 2014年10月12日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 21.0km
• 登り: 1,622m
• 下り: 1,616m

コースタイム

1日目

• 山行: 0:105
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:00

12:37 二俣
14:22 宿泊地

スタート地点　7：20　　　入渓地点　7：38　　　二俣　12：37　　　　宿泊地　14：22　　　　宿泊地発　6：37　　　　稜線　8：48　　　　登山道　11：48
稲包山　13：30　　　赤沢峠　14：37　　　　スタート地点　15：33　

天候

11日　晴れ　　　12日　晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

四万湖の奥に四万川を渡る大きな橋がありその先にブノウ沢を渡る橋を右に見て「シャクナゲの滝」と出ているほうに向かうと赤沢峠へ行く登山口があります。その手前20M位のところに駐車地があります。

コース状況／危険箇所等

四万川を渡る橋を戻って四万川の右岸側に広い林道があります。車は入れないようです。それを行くと四万川を渡り返します。しばらく行くと林道が下り坂になってガードレールの切れ間からポンプ小屋？みたいなところがあってそこから難なく本谷に降りられます。沢はとくに難しいところはなかったですが岩が滑りやすいのと、暗いゴルジュの通過が悪かったです。黄色い残地シュリンゲがあって利用させていただきました。大岩のあるところを右側の側壁にトラバースできるところがあったので進んでみたが最後で一歩下に降りるのが躊躇された。また、この時期に水に浸かるのが辛かったです。栂尾根の滝を巻いて降りてから右岸からの沢の入りを数えていたのですがコシキ沢に入り込んでしまって時間をロス。この時は水流比1：1でした。沢の数もぴったりだったので左に進んだのですが・・・。残念。戻って二俣は思ったより水量が少ない二俣でした。ここからが沢登りらしくなってきました。

その他周辺情報

ダム湖畔にコシキノ湯がります。大人４００円でした。

写真

10/11 7:41

入渓してすぐのナメ、水がきれい、岩は滑ります。

10/11 7:46

まだ、紅葉には少し早かったようです。

10/11 9:40

ここから暗いゴルジュの始まりです。写真では明るいですが、一人なので気後れしそうです。

10/11 10:14

水に浸かりながらですので冷たいです。

10/11 10:50

きれいな滝です、ここは巻きました。この滝まではところどころに右側に石垣が残っています。沢の中には錆びたレールがあったりしました。

10/11 11:36

快晴の沢は濡れた体に優しい、滝を巻くとしばらく河原歩きです。

10/11 11:46

ツガノオネの滝きれいです。

10/11 12:41

左俣に入りました。すぐにナメと滝が見えてきます。間違えたコシキ沢はゴーロでした。はずれを引かないように。

10/11 12:42

岩盤に苔がついていますがきれいな滝です。

10/11 12:54

まわりの木々が色づいてきました。滝もきれいです。

10/11 13:22

正面に大きな滝が見えてきました。これは枝沢で右に向かうのですが。

10/11 13:34

やはり同じような高さで大きな滝がありました。まわりも紅葉してきれいです。ここの巻は悪かったです。

10/11 13:39

正面から紅葉と

10/11 13:42

巻くために戻って、少し角度を変えると

10/11 14:07

巻いて降りるとナメの小滝が気持ちを静めてくれます。

10/11 14:22

時間的にいい平坦地（岩盤です）があったのでここでビバークです。1300M付近です。

10/12 6:52

谷は荒れてきます。この後長い伏流帯を通過して源頭入っていきます。思えばいいところでビバークしたようです。

10/12 7:56

いい青空、そろそろツメです。

10/12 8:34

あがってきた谷と笹薮、たまに笹が切れるところもあり、一面の雲海、右に小さく浅間連山。

10/12 8:48

稜線に出ました。

10/12 9:05

湯ノ沢に向かって笹薮を分けてきました。右端の三角ピークが西沢ノ頭、左奥に仙ノ倉山、雲海の上に谷川連峰と、きれいです。

10/12 9:47

湯ノ沢から西沢ノ頭が端正、紅葉も良くなっています。

10/12 10:25

湯ノ沢はナメの小滝が思っていたより多く点在し快適に降りていましたが写真の正面の滝が降りられず（20Mだったので支点からでは無理そうで）巻きました。巻いた途中での写真です。

10/12 11:33

この滝を過ぎるともうすぐで登山道が横切ります。登山道は「丸木橋」という地点ですが橋は無くわかりづらいです。左を歩きながらよく見ていたら踏み跡が見えて対岸を見ると橋の残骸の丸太が一本あってわかりました。

10/12 12:48

しばらく沢装備で歩いて水切りをしました。道は楽です。

10/12 13:16

ガスが流れ込んできて美しい山肌です。

10/12 13:30

左のガスの下が四万川本谷、正面の谷が湯ノ沢、実によく歩きました。

10/12 14:15

稲包山から赤沢峠までは色づいた木々を楽しんで降りました。そこから車まではワンピッチでした。

撮影機器：

TG-810 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

tyuuhai

以前より四万川本谷は紅葉のときと決めていたのが今回やっと実現できた。しかしながら渓谷沿いの紅葉は時期が早かったのか少し残念な結果となった。湯ノ沢からは紅葉も見ごろで群馬側と新潟側の違いがみられ面白かった。
稜線からみた山々はきれいに続いていて歩いてみたくなるところでした。