真冬の尾瀬にブル公害で新雪壊しまくり〜尾瀬戸倉スノーパーク
- GPS
- 05:53
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 941m
- 下り
- 927m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
行動時間 6時間 標高範囲 1000m〜1900m 気温 朝は―1度 帰り7度 山で会った人 3人 登山道様子 ブル野郎が公園内に侵入するか 積雪の様子 昨日の下界雨は1500m以上で降雪 10センチ ラッセルトップ 林道外れて 日帰り温泉 笹の湯だが、ちょっと飽きた ぬるい スマホカウント 15000歩 雰囲気 静かなはずが、拝金主義に荒らされたトホホ トラブル 同上 満足度 60% お勧め度 行かない方がいい K2 sodo/semi fatski 169cm 133mm/94mm/122mm |
写真
感想
グレートサミッツ最終章 NO83
真冬の尾瀬にブル公害で新雪壊しまくる〜尾瀬戸倉スノーパーク
今年は雪解けも早い。2年ぶりに来たが、すでに雪はげ。よりも林道に入ると、圧雪車のキャタピラ跡がすでについていて、「何じゃこりゃ」。嫌な予感はしたのだ。
有難いことに昨日上は降雪があったようで、林道が新雪の装いしていたのはよかった。例の曲がり角から山に入ってアヤメ平へ。昨日の新雪も直射でベトなのは仕方ないとしても、滑って再度林道に戻ると、げげげ、何じゃこりゃ。キャタピラ跡で林道の新雪がすべて壊れている。そこ滑れって、危ないぞ。分かったよ。
冬の尾瀬富士見下〜戸倉スノーパーク林道奥は、ずーっと静けさの中にあったのだろう。戦後まもなく小屋設立80年前以来、ずっとそうだったと思う。少なくとも私の知る冬の20円は、冬に林道に入る者は山スキーヤーだけだった。3月に小屋の下見らしいスノーモービルの跡を滑ったり、真冬は誰もいない田代に樹齢300年だろうブナを見にいき、アヤメ平から林道滑走何度もしたものだ。稜線越えて尾瀬に滑り、向こうの景鶴山にも登った。
ところが、二年ぶりにそこにいくと、現地では2年前からキャットツアーなる、拝金主義の外人ばか者相手に、一人33000円のツアーが催行され、戸倉から10キロ先の稜線富士見小屋跡まで、ブル並みのキャタピラの新雪壊しの通過跡が毎日のようにできていた。
ああそうか。冬は全く居眠り状態だった富士見小屋跡への林道は、使いようによっては、ブルツアーが成立するだろう。国立公園とはいえ、もはや政府は拝金主義で、ゼニになるなら、何でもOKする。雪山にキャタピラバスのガイドツアーが成立するなら、真冬の富士山でも、上高地から3000mへの稜線へでも、何でもできる。それは自然破壊じゃないのか。20年に渡って真冬の静かな富士見小屋方面の林道を知っていたが、ああもううんざりだ。しかも案内の英語表記とは、ちゃんころ(中国)、韓国、南国外人の下品な雪見たさの大盤振る舞いのツアーのようで、ぞっとする。日本の自然を安売りするな。
スノーシューツアー (Snowshoe tour)
時間 9:00 尾瀬高原ホテル 集合
10:00 富士見峠着 アヤメ平へ
12:00 富士見峠に戻ってランチ
13:00 富士見峠 出発
※希望者は林道を滑走して帰れます。
14:00 尾瀬高原ホテル 解散
料金 33,000円(税込)
内容 ガイド料、ランチ、保険、スノーシュー&ストックレンタル込
定員 15名
催行日 2月中旬から4月中旬(基本毎日開催)
備考 9:00までに尾瀬高原ホテル前にお越しください。
私通過後に入って、その後私が降りてきた。んなバカなことやっている。ああ世も末、尾瀬もかく乱された。いや、実は尾瀬なんていうのは、長蔵小屋が、廃棄物を現地に埋めて刑事で有罪受けた前科があったような。連中の実態はその程度。ろくでもないのだ。たまらん。
追記
尾瀬パークホテル(群馬県片品村戸倉、六本木義明社長)が前橋地裁沼田支部から破産手続き開始決定を受けたことが2023.3.23日、分かった。13日付。東京商工リサーチ前橋支店によると、負債総額は約1億3500万円
この日も見かけたけどいつも元気なさそうな脇のホテル。そこのスキー場がこんな雪壊しやって、最後の悪あがきでもうダメ。
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