谷川岳 一ノ倉沢一ノ沢ピストン&雪訓
- GPS
- 09:12
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,063m
- 下り
- 1,041m
コースタイム
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 9:09
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | ●焼肉べんけい(日曜は、ランチはやっていません) https://tabelog.com/gunma/A1003/A100302/10003214/ |
写真
感想
3/17(金)に危険地区への登山禁止期間が決定。
自分的に、今季最後の谷川岳。
先週平日がかなり暖かかったので、ダメ元で東尾根へ。
Eさんは、冬季一ノ倉沢は初めてとのこと。
●アプローチ
am 0:00 起床、am 1:40 出発
もし行けたとしても、早いうちに抜けてしまいたいので出発を早める。
しかし、1週間でアプローチの雪がかなりかなり減っている。
もう、わかんは要らない。
●一ノ沢〜シンセンのコル
一ノ倉沢の出合のデブリが凄すぎて、一ノ倉沢の奥まで入りすぎてしまう。
「これ、中間稜越えてない?」と気付き、トラバースして一ノ沢へ。
(Eさんには、雪壁のトラバースは良い練習になったのでは。)
「(デブリを乗り越えて)これでも行くんですか?」と戸惑うEさん。
うんうん、最初はそう思いますよね。だからこの時間なんです。
1度、20m程横の中間稜側壁の雪がドサッと落ちる。
先週のフラッシュバックでビビッて固まる私と、初めての大きな落雪に驚いて足が止まるEさん。
中間稜側壁の雪は落ちまくっているが、沢の雪は思いのほか登りやすい。
先週のβルンゼよりはるかに登りやすいのは雪質の為か、斜度の為か。
シンセンのコル直前にギャップがあり、超えるのを難儀しているEさんを見て、良いアクセントになったなぁ等と、ちょっと上から目線(笑)。
コルにて夜明け。雪は柔らかい。
ロープを出してSさんが第2岩峰へ向かうも、蹴りこんだ足がすっぽり雪に入りこみ、1歩踏み込むとズサーッとごっそり雪が落ちる。
これで、あのトラバースは嫌だなぁと、撤退を決める。
●下山
斜度のある一ノ沢の下降にて、SさんとEさんがアイゼンワークトレ。
7時には出合に降りてきてしまった。
行きは暗闇の中で見えなかったデブリの凄まじい光景が広がっている。
●雪訓
Eさんリクエストにより、避難小屋周辺にて雪訓。
プロテクションの取り方、スノーバーの使い方、スタンディングアックスビレイ、腰がらみ、肩がらみ 等。
高温の為か、左方ルンゼに行くというお2人以外には会わず。
こんな良いお天気なのに、9:30には雪訓を終えて下山。
<感想>
今季、谷川岳チャレンジはこれにて終了。
関係者の皆様が尽力して下さったおかげで、思いのほか遅くまで入山出来ました。
ありがとうございます。
危ない目にも遭ったし、今年も踏破出来なかったし。
それでもこの景色が好きだなぁと思いつつ、雪の谷川岳を後にしました。
<装備>
・リンクス(デュアル)
・X-LIGHT
※ わかんは持って行かず
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