平標山・大源太山・仙ノ倉山・万太郎山・吾策新道
- GPS
- 32:00
- 距離
- 23.1km
- 登り
- 1,884m
- 下り
- 2,260m
コースタイム
- 山行
- 4:10
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 4:40
- 山行
- 8:00
- 休憩
- 2:20
- 合計
- 10:20
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(帰り)蓬橋(土樽駅近く)16:43(南越後観光バス・越後湯沢駅行)→17:03越後湯沢駅(東口)\400 |
コース状況/ 危険箇所等 |
吾策新道の下りは、急な上に道が崩落している箇所があり、歩きにくいです。 |
写真
感想
初めての谷川連峰でした。
登山口から平標山・仙ノ倉山まではとても整備された道というか、整備しすぎの感じがありました。
平標山の家はとてもきれいで、アットホームな感じの小屋でした。お兄さんが親切。
小屋に荷物をおいて大源太山に行きました。何面の群馬県側の山と谷川連峰の全貌が一望できますので紅葉散歩がてら静かな山道。
そして宴会。新潟の銘酒「菊水」、鳥の唐揚と出し巻き、ご飯。
日が暮れてすぐに見事な星空。寒くて外には長居出来ないので、寝袋へ。避難小屋には8名。ゆったり眠れました。
翌朝見事な雲海から御来光。小屋から上に登るのがお薦めです。
木道をひたすら上がると平標山頂、360度の絶景、東は谷川連峰、奥に燧ケ岳・至仏山、巻機山、南は富士、南アルプス、浅間、西は苗場山、北アルプス、北は米山、弥彦、佐渡島が一望です。群馬県側は曇りのようで新潟県側の峠から滝雲となって流れ落ちる様は見事。
仙ノ倉山まで木道を頂上散歩。前後左右の絶景。
仙ノ倉山から万太郎山まではいよいよ険しい登山道。
エビス大黒の頭への登りは岩登りもしばしば。
エビス大黒標高1888mから、毛渡乗越標高1568mまで一気に下りますが。
滝雲へ突入です。さっきまでの好天から一転して強風のガスの中。若干怖い。
毛渡乗越から万太郎山1954mまでは細い尾根道ですので、強風のときは注意が必要です。しかも長い。
万太郎山で長めの(眺めの)ランチ。谷川岳が圧倒的です。奥に隠れていた武尊山も広い山陵を見せてくれます。
ここから谷川岳に行くこともできますが、2つも山を越えなければならず、今回は断念。
吾策新道を伝って下山開始です。
東側に見える谷川岳は圧巻、紅葉も燃えるようで見事です。
但しこの道、急な上、笹も多く・道もところどころ崩れていて、慎重を要します。
私は10回以上は尻もちをつきました。ダブルストックを持ってこなかったことを後悔。
ひたすら下りていきますが、大ベタテの頭ではググっと登ります。ここで樹林帯へ。
ブナの紅葉が美しい。
沢の音や、土樽PA眼前に近付くと林道に出ます。しばらく歩いて行くと土樽PAの横へでて、上越線の清水トンネル付近を通ると、まもなくです。
T字路を橋の方向に行くと、左側に「蓬橋」バス停、高速くぐって右に行くと土樽駅です。
バスで越後湯沢駅へ、タクシーで外湯「山の湯」、もどって「ぽん酒館」。
三連休なのでもう一日どこか行こうと思いましたが、2日目のハードな登り降りでお腹いっぱいになり、潔く新幹線に乗りました。
この好天なのに、平標から谷川までの縦走路はとても静かで、「THE縦走」という感じでした。
やさしい稜線の平標・仙ノ倉、ゴツゴツとした万太郎・谷川、張り付く木々の紅葉が見事な谷川連峰と上州・越後の名山たち。今度は花の時期に来てみたいですね。
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