松尾山 【セイモアスキー場 - 千丈高原 - 松尾山】

2023年03月21日(火) [日帰り]

• GPS: 06:44
• 距離: 13.8km
• 登り: 1,007m
• 下り: 1,002m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:08
• 休憩: 0:31
• 合計: 6:39

7:16 内尾清流温泉
10:02 10:04 三雄山
11:26 11:55 松尾山
12:53 12:53 三雄山
13:55 内尾清流温泉

天候

晴れ のち 曇り のち 小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

白山セイモアスキー場の駐車場に駐車。
只今スキー場はシーズンオフとなりましたが、敷地内にあります温泉宿泊施設「千丈温泉 清流」は通年営業されていますので登山後に入浴利用できるのが嬉しいですわ。
尚、施設利用の詳しい内容は下記HPをご覧くださいませ。
https://s-seiryu.com/

コース状況／危険箇所等

危険個所はありません。

序盤の林道はほんの最初だけアスファルトが出ており、しばらくして雪が繋がりますた。
一般的な山々などに存在する林道とは違い、ここの林道はスキー場のコースとしても利用されるので整地が行き届き、安全面及び整備に関しても徹底されております。
デブリや雪が凍結した片斜面などの放置なんてのは一切無くて安心して歩く事が出来ます。

写真

白山セイモアスキー場

今回はココカラヨ。
営業が終わったスキー場はひっそりとしちゃっててね、今回も独占いただきって感じだわ。

林道TEKUTEKU

林道は雪が残っているけども、この道も一応は滑走コースとして利用されるから綺麗に整地されていてとても歩き易いわよ。

癒しの無名滝

私的に乙女のしずくよりも癒し度は高い。
山に響き渡る「ザ〜」と流れる音色が心を落ち着かせてくれるわ。

フキノトウ

雪融けが進み湿った土壌からはお酒の好きなアナタにはたまらない初物がバンバン現れていたわ。

センターロッジ

ここまではツボ足で難なく来れたけど、ここからはゲレンデを歩いてショートカットしたいから私はスノーシューを、ハニーちゃんはアイゼンを装着よ。

ゲレンデハイクアップ

ここで若いBCスキー兄ちゃんがシュプールを描いて滑り降りてきたわ。
深夜から挑んで御来光でも楽しんだかしらね。

閑散としたゲレンデ

ゲレンデはまだたっぷりと雪が残ってんのに全く使わないって勿体ないわね〜。

イワウチワ準備中

コース脇の樹々の幹根ではイワウチワの春の発表会の準備が進められていたわ。
雪融けが終わったらまた来いよって事を意味してんだね。

烏帽子山＆口三方岳

高度を上げトップゲレンデまで登り上げたら眺望が格段に良くなった。
特にお隣の口三方岳の存在感が半端ないわ。

口三方岳＆中三方岳

下山時の事を思うとミニスキー板でも持参すればスリルと興奮が味わえそうだな。

奥三方山＆大原山

白山市にありながら最も遠い位置に存在する両座ね。
夏期でも残雪期でも簡単には行けない山よ。

烏帽子山＆口三方岳

ウッヒョ〜！な眺めにハニーちゃんもご満悦よ。

ハチブセ山＆笠山

頑張ったおかげでお隣の笠山よりも高い位置にまで来たわよ。
内尾集落からハチブセ山へのコースもバッチリ見え、ハニーちゃん＆ランちゃんお気に入りの乙女のしずくの位置も確認出来るわ。

ゲレンデトップ

スキー場ともお別れの時がやってきたジョ。
ホント序盤がスキー場ってのは乗鞍岳みたいな展開だわ。

見越山 奥三方山 大原山

内尾谷越しから望む秘境三座がとても絵になるわ〜。
右端には名峰笈ケ岳も見えている。

白山

ゲレンデトップからヒョイと進めば三雄山よ。
ここからは白山を右手に見ながら歩く事が出来るジョ。

マンサク

幸せ色はいつでも歓迎よ。

千丈高原

三雄山から松尾山にかけては起伏の少ない広々とした稜線歩きが楽しめてとても気持ちが好いの。
ホントここ好きだわ〜。

口三方岳 中三方岳 大門山

どの山も手強いのばかりよ。

東屋

稜線上のちょうど中間地点がここかな。
東屋の中へは入れないけども辺りは広く眺望も中々なので休憩を入れるには持って来いの場所よ。

白山

東屋前の樹々の間からは白山の岩間道上部や加賀禅定道の眺望も得られるわ。

ハニーちゃんと樹々の影と

Rabbit Foot

うさぎが跳ねたい気持ちがよく分かる好い日和となったモンだ。

ショウガ山＆大辻山

こちらも手強い山よ。
ふと思ったんだけど、ここから見られる山々は強烈なのばかりね。

大笠山登場

一際白さが際立つ大笠山が登場よ。
やっぱこの中では存在感が抜きん出てるわね。

今日のHIT賞

白山北方に連なる秀峰が揃い踏みよ。
どの稜線もとても魅力的だわ〜。

癒しのbeech forest

松尾山山頂直下に展開するブナ林までやって来ましたわ。
森の好きな私と眺望ハイクが好きなハニーちゃんが共に楽しめるとっておきのエリアね。

松尾山山頂制覇

ハニーちゃん的に初めてのフィールドハイク、そすて山頂制覇。
誠におめでとうございます。

シンボルツリー

山頂に「白山展望地まで400m」の表記があった。
「400mなら行ってみようかしら」と思い、先へ進めてみると存在感のある素敵なダケカンバが私達を出迎えてくれますた。

大笠山

シンボルツリーのたもとからは北方の雄である笈ケ岳や大笠山も見え、更には白山眺望も得られたので「ここでいいんじゃね」となり足が止まった。

白山にスポットライト

足が止まったとなりゃケツを下ろす。
ケツが下りればメシにしたくなる。
人間ってそんなもんよ。

下山開始

お腹が満たされたら帰るだけよ。
下山時ではいつものように春の旬探しに意識を高めよう。

宿り木

怪しかった雲行きだったけど、また青空が復活してきたわ。

晴天のブナ林

晴れた〜。
降りだすと晴れる山アルアルね。

街も晴れ渡る

私の住む街も洗濯日和となってんじゃん。

見納め

いつまでも眺めていたい素晴らしい絶景ですが、やはり雨雲がジョジョに迫ってきているのでこれにてサヨナラよ。

ゲレンデショートカット

下山時はセンターロッジ裏から降りられるゲレンデをショートカット。
このチョイスが最短ワープできてヨカッタ。

キクザキイチゲ

見ぃ〜っけ。
それも可憐な少女のツボミからお淑やかな女性の花へと変わる瞬間をキャッチしたわ。

千丈温泉

取付きが温泉って最高よね。
降りたら即ダブンだもん。
今日は祝日なのに殆ど人が居なくて静かに入浴を楽しめちゃうわ。

試合終了

フフン。
今回も素敵な眺望と静かな散策のダブルゲットを見事成功しちゃったわ。
新緑が芽吹いたらまた訪れてみようっと。

感想

K-Miller

皆さまこんにちは。
ご機嫌いかがかしら。

さぁ、またまた君もアナタもYOUもお前さんも大好きな休日がやってまいりますた。
そすて私も休日が一番大好きです。
今回もお山へ繰り出してみましょうね。
んで、今回はどちらにいたしましょ？
そ〜ねぇ〜。。。
ちなみに私の住む北陸痴呆のお天気はどうなのかしら？
福井県がシトシト（ぴっちゃん）、石川県はそこそこ、富山県はボチボチとなっていますた。
う〜む、悩ましい天気ですねぇ。
つう事はだな、福井県と県境を接する石川県も南部ほどイヤラシイかも知れないわね。
定番の県境谷峠大道谷護摩堂山界隈はち〜とムズカシイか。。。
まぁ残雪ハイクはどこも賞味期限が切れかかっているから、改めて「ここだ！」って言える案が浮かんでこないってのも事実やねんけどな。
ふむふむふむ。。。
まぁなんせ我が石川県痴呆のお天気はそこそこらしいからどこか出かけてみたいな。

天気の読めない県境エリアは割愛し、自宅から程近くの雪と絶景と静けさが揃うフィールドがいいねと考えた。
ここで過去ネタもいろいろと参考にし、「これいいんじゃね！」と思ったのが白山市河内からの松尾山でした。
松尾山はどのシーズンに訪れてもとても静かで、新緑と雪山コラボが楽しめる4月中旬頃や紅葉が栄える10月後半なども候補に挙げちゃうくらいお気に入りでゴザイマス。
大概は白山瀬波からの周回を楽しむのですが、急斜面が多い上にこの時期の雪の状況が読めないので今回は安全策をとって白山市河内のセイモアスキー場からといたしますたわ。
ひとつ。営業を終えたばかりのセイモアスキー場には人がいない。
ひとつ。営業を終えたばかりのゲレンデは雪はまだ結構残っているはず。
ひとつ。林道も滑走コースとして利用されているのでデブリや恐怖の片斜面などは無く安全。
そすて三雄山から先は雪と絶景と静けさの世界が待っている。う〜ん完璧じゃ〜ん。

実行に移してみたら思った通りの展開となっていてとてもマンゾクできますたわ。
ハニーちゃん的にはこちらのフィールドは初めてでしたのでかなり新鮮だったのではないかと思います。
特に広い千丈高原から見られるスイスみたいな絶景はかなり心がバキューン！とされたみたい。
最後には「私また行きたい！」と申してくれますたので、今度は瀬波のカタクリ天国とも絡めた有頂天ハイクを楽しんでみようかなと思いますた。

おしまい。