桃洞沢〜赤水沢

天候 | 快晴!! |
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過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
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写真
感想
ずっと行きたいと思っていた桃洞沢〜赤水沢。
でも、遠いから?沢ガイド本にもあまり載っていないから?
癒し渓よりもチャレンジ渓好きだから?
これまでカモ仲間に
「森吉山にず〜〜〜とナメのステキな沢が・・・」
「桃源郷って言われてるナメ沢が・・・・」
って言ってもあまり反応なし&スルー・・・。
そしたら、今年、なんとらきちゃんが
「桃洞沢って知ってますか??」って。
知ってる知ってる知ってるよ〜〜〜〜〜!!!
念願の桃洞沢への計画開始!
でもカモMLでらきちゃんが募集してくれたけど誰も参加希望者なし。
なんてなんて残念。絶対に素敵な沢なのに〜〜!
そんなわけで2人で東北森吉へ!
台風19号がとても心配だったけど、
今日はなんと天気予報「晴」&「降水確率0%」
嬉しすぎます。
きれいな野獣センターの駐車場に車を置いて準備。
朝早いとセンターは開いてないけど、外に簡易おトイレあります。
水道もあって、帰りには靴の泥とかも落とせます。
出発。駐車場からの景色がすでにステキなので
沢の期待も高まります。
桃洞沢の桃洞滝や赤水沢の兎滝へはそれを見るためのハイキング道になってるので案内もしっかり。
(ハイキングでも沢の中を歩くので、ハイクの人達はみんな長靴&雨具&ストック装備。)
奥森吉の黄緑色に染まった森の中を進みます。
冷たい空気が気持ちいいです。
桃洞沢と赤水沢の出合いまでは約35分くらい。
そこから沢に降りると・・・・
最初っから幻想的・・・・。
でも、水は冷たい!冷たい!
私はウエットスーツじゃないので膝までで限界!
ここの沢の床は舗装路のように平らな岩盤。
その上をおだやか〜〜〜に水が流れる
(流れてる感じがしないけど流れてる・・・)。
ヒタヒタ歩く・・・っていう言葉がホントにぴったり。
沢の両側はというと、V字のスラブにもみじなどの紅葉がいっぱい。
(上を見て歩きたいけど、実は沢床には深かったり浅かったりの穴凹が所々にあいてるので足元もよく見て歩かないと落ちちゃうので注意!)
流れがとても緩やかのせい?紅葉した木々が鏡のように水面に映っていて
水までの紅色にみえます。
そんなほんとに美しい景色がず〜〜っと。
はぁ〜〜〜〜。
きれいだね〜〜気持ちいいね〜〜って言葉しかでてこないよ・・・・。
桃洞滝前にくると、ちょっとにぎやか。
同じようにこれから沢を遡行するパーティが3組ほど。
ここまで滝見ハイクの人達も。
桃洞滝はとても大きくて面白い形。
桃みたいに割れてる?
これ登れるの〜〜?って感じだけど、左岸側に歩幅に合わせてステップが・・・・。
ちょっと斜めっているので滑りそうと思ったけど
フェルト靴と相性ばっちり。意外に止まります。
なので簡単に滝の横を登ることができました。
その先にも2つほど滝がでてきますが
いづれもステップやお助けロープちゃんとあって登れます。
入渓点からコルまでの標高差は約250m。
桃洞滝と2つ大き目滝で標高を上げて、あとはほぼナメ・・・。
ぜんぜん登ってる感じしない。お散歩って感じです。
地形図を見ると上部になればなるほど支沢がいっぱいで
迷わずにちゃんと938m南側のコルまで行けるかな?と心配してたのだけど
支沢はとても細く、二俣もわかりやすく、
さらにピンクリボンとかもあったりして迷わずにコルまでいけました。
コルまでは藪漕ぎもなし!
コルから赤水沢へ向かう支沢までも踏みあとしっかりあってこれまた迷わず支沢へ出れました。
赤水沢も舗装路みたいな沢床と透明で緩やかな水のの流れ。
やっぱり鏡みたいに紅葉や空が映る中をヒタヒタ散歩。
とはいっても、途中、1か所クライムダウンが怖かったとこ有り。
薄いステップあったけどクライムダウンは怖い。
らきちゃんが1歩1歩教えてくれてなんとかダウン。
後ろに数パーティーいたけど、ここのクライムダウンの後、
なかなか追いつかれなかったのでやっぱりそこでみんな時間が掛かっていたのだと思う。
兎滝の1つ上の滝は、どう降りるかをちょい悩んだ。
そんなに高くないけど、真ん中のラインの両側下は釜。
夏なら間違いなくスライダーか飛び込むけど・・・・。
左岸に登ってスラブ状?を巻き気味におりるか?と登ってみたものの
ちょっと怖そう。。
沢に戻って、濡れるの覚悟で意を決してスライダー!!
釜には落ちたくない〜〜〜〜!!わ〜〜〜〜〜!!
びしゃ〜〜〜〜ん。
とととととととと。
なんとか両側釜に落ちずにすんだけどおしりは濡れた・・・。
後ろかららきちゃんがスライダ〜〜!びしゃ〜〜〜〜〜!!
で〜〜〜〜〜〜!!
目の前でカメラ構えてたらしぶきがこっちに大量に飛んできた〜〜〜!
冷た〜〜〜〜!!(><)!!
(でも、日が上がって水温もちょっと上がってたので
濡れてもあまり寒くなかったです。)
兎滝。
ネットだと、斜めに駆け降りる・・・とかおしりで滑り降りる・・・
なんて記録も。
らきちゃんに、「走り降りてみて〜〜〜」って言ってたのだけど、
もちろん却下。
っていうか滝上に立つととても走り降りれるようには見えません!
なので、懸垂。ここの懸垂の為だけに50mロープを背負ってきてくれました。
滝の左岸側の木に残地スリングが3か所。
その中でも奥の方の一番太い木に掛かってるスリング2本にロープ掛けて懸垂します。
らきちゃんがセット&最初に降りてくれました。
50mロープで下まで降りれます。
下から見た兎滝は斜めに3つくらいのラインになっててとても美しい。
私は桃洞滝よりもこの兎滝の方が好き!
下からみれば確かに走り下り?滑り下り?できそう・・・・?
そのあとはもう滝もなくって、
ず〜〜〜〜〜っと沢散歩。
やっぱり止まってるみたいに緩やかに流れる水。
舗装路みたいな沢床。
両側に紅葉を楽しみながら足首までの水の上をヒタヒタヒタ。
途中でのんびり2回休憩&お茶で日向ぼっこ。
ヒタヒタヒタ。
沢床が砂に変わってきたら沢歩きもおしまいです。
(歩きにくい&ちょっと深くなるので。)
いつのまにか現れるハイキング道に上がりました。
桃洞沢〜赤水沢。
約8時間くらいの沢散歩(ほんのときどき滝登り&滝下り)。
今回は紅葉の中をヒタヒタと。
とても心が癒されるすてきな時間でした。
次回はぜひ夏に来て深いとこで水遊びを楽しみながら歩きたいな。
まさに美渓やね。
水面に映り込む紅葉、写真で見ても癒やされるな。
仕事がなければ行きたかった‥
なんてきれいなんですか!
絶対行きたい!紅葉の集会場ほほえましい❤︎
来年は自分もぜひ行きたいです。ご紹介ありがとうございます。
いきたい〜 すっごく行きたい〜
だれか来年いきましょー
こういう写真見ると、秋の沢もいいな〜って思います。
1年頑張るから、来年には行けるといいな。
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