山の修行気分で仙ノ倉山北尾根下降（単独）

2023年03月22日(水) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 17.3km
• 登り: 1,242m
• 下り: 1,608m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:00
• 休憩: 1:05
• 合計: 11:05

6:10 平標登山口駐車場
8:30 8:50 平標山乃家
9:55 10:05 平標山
11:10 11:10 仙ノ倉山
11:20 11:30 三ノ字ノ頭
12:10 12:10 シッケイノ頭
13:10 13:20 P1627m付近
14:45 14:50 小屋場ノ頭
15:30 15:40 群大ヒュッテ
17:00 17:00 毛渡沢橋
17:15 土樽駅

　仙ノ倉山北尾根下降は難しくなかったが、危惧した高温で雪が腐り、アイゼンの出番はなかった。雪の落とし穴に苦闘した北尾根だが、山頂からシッケイノ頭のオアシスのような雪原、p1627m付近の美しい雪尾根と雪壁、小屋場ノ頭付近の平坦な雪尾根等、内容的に面白かった。
　バッキガ平から毛渡沢橋までの区間が身体にきつく疲れた。前回までスキー使用で感じなかったが、平坦で単調な雪道の歩行で体力消耗、土樽駅に到着した時はとても嬉しかった。

天候

快晴、異常高温

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

22日
JR越後湯沢駅05：35発 西武クリスタル前行バス乗車 元橋下車
JR土樽駅18：07発 長岡行乗車 JR越後湯沢駅下車
21日・22日 越後湯沢に宿泊

コース状況／危険箇所等

3月からの異常高温で雪山の雪質の変化が激しく要注意

写真

3/22 8:30

元橋から2時間30分で小屋到着、水がホースから流れていて驚く

3/22 8:45

近くて遠い平標山へのアプローチ

3/22 9:55

山頂でソロスキーヤーを見かけた

3/22 9:56

苗場スキー場方面、遠くに浅間山

3/22 9:56

松手山・苗場山方面

3/22 9:57

仙ノ倉山へのなだらかな稜線

3/22 9:58

スキーでチャレンジが夢だった西ゼン谷

3/22 10:10

稜線でも雪どけ水流れる異常な高温

3/22 10:56

スキー組数人が見える

3/22 11:09

5時間かけて立った仙ノ倉山頂

3/22 11:16

エビス大黒ノ頭、万太郎山、谷川岳方面

3/22 11:16

北尾根・シッケイノ頭方面

3/22 11:59

スキーで滑った思い出の斜面

3/22 12:14

なだらかで柔らかい雪は歩きにくい

3/22 12:49

とても男前な万太郎山

3/22 12:49

シッケイノ頭の急斜面

3/22 13:11

1627m付近から見る万太郎山

3/22 13:11

ズボズボもぐり右足のスパッツが破損、靴の中は冷水状態

3/22 13:32

18年前にスキーで滑った万太郎山の斜面

3/22 14:45

小屋場ノ頭より北尾根全景

3/22 15:22

バッキガ平到着の安堵から一転！体力消耗する雪の林道歩き開始

3/22 15:22

仙ノ倉谷方面、この後、林道でまさかの渡渉！靴中はびしょ濡れ

3/22 17:17

バッキガ平から1時間50分かかったJR土樽駅！缶コーラが旨い

撮影機器：

Xperia XZ SO-01J docomo SONY

感想

alpsommet

　この登山の動機は、誕生日を迎え、何か新しいチャレンジをしたかった。長雨の天気が続く予報もあってこの晴天を利用、まだ未踏の仙ノ倉山北尾根を計画した。北尾根を登るか下るかの選択で迷ったが、結局、下りルートで採用。
　3月からの異常な高温で雪山の状況は想像でき、それを実証する登山となった。この時期に快適な雪尾根も、地獄のようなグサグサ雪で苦闘したが、下山して温泉に浸かってみれば、素晴らしい登山の一日を経験出来た喜びで癒された。

The motivation for this climb was to celebrate my birthday and to try something new. This plan was to trace the north ridge of Mt Sennokura（仙ノ倉山）, which had never been climbed before.
This north ridge was interesting. I enjoyed the view of the oasis-like snowfields near the summit, the beautiful snow ridges and the snow walls. The descent down the north ridge was not difficult but tiring because the snowpack was too soft. The unusually high temperatures since March had changed the spring mountain, so crampons were not necessary.
After descent of the ridge was followed by a flat snow walk and I was tired. It was a relief to arrive at Tsuchitaru Station（土樽駅）.
I enjoyed a hot spring bath and recovered from my wonderful climb.