記録ID: 7927332
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊
仙ノ倉山北尾根
2025年03月22日(土) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 10:39
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,616m
- 下り
- 1,209m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
先行1台(前日から入っている知り合いの車でした) 曲がり角に1台(当日先行しているえっちゃんの車でした) だけ停まっていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口付近の標高では新雪ではなく雨が降ったような感じの雪でした。 林道中はスキーヤーのトレースが多くありましたが、尾根に取り付いてからちょっと進むと新雪たっぷりで3名分のトレースがあるのみでした。 標高1000m上は先行1名分のトレースのみ。 標高1400mまで、先行者(えっちゃん)が埋まらなかったところでも、時間が遅かったからかそもそも重いからか自分たちはスノーシューで10cm弱くらい沈むところが多かったです。 標高1400m上では常に埋まるような感じではなくなり、埋まる場合は踏み抜きという感じになってきます。 標高1530m辺りでアイゼンにダブルピッケルという装備に切り替えました。この時点では石突を使っていけるのでシングルで十分ですが、途中から一部凍り気味でアイゼンの前爪とピックのみで登っていく感じになるのでダブルのが楽でした。 シッケイの頭を過ぎたらストックでも登っていけると思います。 全ては状況次第だと思いますので過剰装備で挑んでください。 |
写真
壁っぽくなってきたのでアイゼン・ダブルピッケルに換装。この辺りはズブっと埋まってくれるのでいいですが、さらに上でアイゼンもピッケルも刺さりにくいところが出てくるので、ダブルピッケルが役立ちました。
感想
この週末は天気がよければ頚城山塊に行く予定でしたが、日曜日の天気が崩れそうだったので、急遽、日帰りで行ける場所に変更しました。
例年なら賞味期限切れかなという時期ですが、新雪も積もったことだし、「仙ノ倉山北尾根がいいんじゃない?」という軽いノリで向かうことにしました。
標高1000mあたりまではしっかりしたトレースがあり、楽をさせてもらいました。どうやら、前日に入って雪洞泊をしていた方たちがいたようです。しかも、まさかの知り合いでした。
それより上は、先行者が一人いるだけだと聞きました。踏み抜き具合から「女性かな?」と勝手に推測し、さらに見覚えのある車が停まっていたことや、以前、一緒に登ったときに会った人の中でここに来そうな人を考えた結果、先行者を「えっちゃん」と妄想。以降は勝手に「えっちゃん」と呼びながら登っていました。結果えっちゃんだったわけで中々笑いました。
仙ノ倉山北尾根では、ここでしか見られない風景に感動したのはもちろんのこと、下部では軽い新雪をラッセルし、上部では気を使う雪稜歩きや広大な雪原歩きを楽しむことができました。今シーズンはなかなか雪山を満喫できていませんでしたが、ようやくどっぷりと浸ることができました。
当初は日白山を経由して周回する予定でしたが、同行者の体調不良と、自分の左膝の痛みが出てしまったことを考慮し、平標山登山口へ下山。そこからはバスと電車で戻りました。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:341人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
Evergreenさんのレコなかなか上がらんなーと首を長くして待ってました。
ここは期間限定のルートなので知り合いに会う確率が高いとはいえ、まさかの出来事でしたね。
グレートトラバースするカモシカかクマ、、、凄い!
またどこかでニアミスしそうですね。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する