岩湧山はガスのなか(滝畑コースピストン)


- GPS
- --:--
- 距離
- 4.2km
- 登り
- 623m
- 下り
- 17m
コースタイム
- 山行
- 2:30
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:30
山頂発(11:30)、往路と同じ滝畑コースを戻り滝畑ダムバス停着(12:30)
天候 | 小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
要所要所に標識とリボンがあって道迷いの心配はありません。 |
写真
感想
ススキはもちろん、ツツジの季節もまだまだ先。
しかも平日、おまけに小雨まで降ってるし…。
やっぱりね。
河内長野駅起点で登山口のある滝畑ダム行きバス停にハイカーの姿は自分だけ。
数人の乗客が居たはずが、居眠りから目を覚ました時には、ぼっちでした。
こんな日にねぇ〜。まぁ乗客の有無に関わらず運行はするんでしょうけど。
なんだか運転手さんに申し訳ないなぁーって気分に。
雨粒越しの車窓から山並みが開けると終点の滝畑ダムバス停。
PITAPA精算なので、「お釣りは結構です。」
とも言えず一人車外へ降り立ったのが9時50分定刻でした。
そこから登山口までは5分ほど車道を歩きトイレの脇からスタート。
言っていいのかなぁ、トイレはありがたいんだけど…場所がねぇ〜。
気分よくスタートしますよって時に、少し浄化槽の臭いがキツかったかなぁ〜。
バス、トイレとどうもマイナス思考が過ぎますね。
今日の空じゃないけど、暗雲が立ち込める始まり?
結果的には、うわっ!!と驚くような出来事や。
ぞっ!!とするような怖い事は起こらず、至って普通の山登りでした。
ただ想定内ではありましたが、ひょっとしての淡い期待も持っていたので、
ガスの中の山頂に立った時には、変なタメ息が…。
本来なら、滝畑ダムから山頂、山頂から紀見峠へ縦走する計画でいたのですが、
どの辺りを歩いてる時だったかな?
出会うハイカーさんもなく、雨とガスで漆黒のように暗い
(※実際は、十分周りを確認できて安全を確保出来る状況でした。)
登山道をボーっと眺めていると、なんだかゾワ〜っとしてきて、
引き返そうかと真剣に考えたりして。
そう。鉄塔を過ぎた辺りだったかな〜、足が止まったのは。
先日の藤井王将と羽生九段の王将タイトル戦よろしく、そこでしばしの長考。
そんな大層なことはなく、地図を確認すると山頂はもうすぐそこ。
そりゃ進むでしょ!
初めての岩湧山でしたのでイメージが湧かなかったんですが、
山頂まじか、ほんと一瞬にしてパァ〜って感じで視界が開けるんですね!!
これには感動しました。
これ、本当に季節が季節なら、お天気がお天気なら、
今日の100倍感動を味わえるんじゃないの!?って思える光景でした。
ただ現実に戻ると、そこはガスった枯れたススキ群。
それはそれで良いんですけどね。
それと思ったのが、山頂までの最後の木の階段。
ここに来てじわじわ辛いなぁ〜。
こんな日になんで居るの?とっても失礼ですが、
お二人のハイカーさんが山頂で昼食を摂られていました。
しかも、お一人はシングルバーナーで調理までして!?
お二人を見て、自分はまだまだとつくづく思いました…。
ススキのように簡単に心が折れます。
ガスで一切の視界を遮られた山並みを想像だけしながら、
写真を数枚撮ってるうちに、急に帰ろっ!!と心の声が表にでちゃって。
怖がりでヘタレな性格もあり、
ここは悩む事なく紀見峠への縦走は諦め、踏んで来た道を確実に帰ろ〜
と言うわけで、休憩もそこそこに来た道をピストンで戻りました。
10時スタート、山頂着は11時20分。
帰路滝畑ダムバス停には12時30分には着いてました。
誰も居ないバス停でお昼ごパンをいただき、13時25分発のバスへ乗車。
そうです。行きと同じく一人乗車。
運転手さん、申し訳ないです。
バスに揺られ程なく昼寝。
目が覚めると乗客が数人乗ってた。
あれっ?なんか見た光景…。まだ夢見てる…?
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