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Yamareco

記録ID: 531359
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

紅葉と冬の境の焼岳へ

2014年10月17日(金) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
6.9km
登り
878m
下り
880m

コースタイム

7:15新中の湯ルート登山口―10:08中の湯ルート合流―10:14頂上―11:23―中の湯ルート合流 昼食11:39―12:49新中の湯ルート登山口
天候 小雨〜小雪 降りてきた時は快晴
過去天気図(気象庁) 2014年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 高山から平湯トンネル経由、中の湯前を通って10号カーブ道路脇の駐車場まで問題はありません。
 駐車場はまだ数台は停められそうでした。
コース状況/
危険箇所等
新中の湯ルート、前半は根っ子と石の登山道です。
急登、緩登と変化があります。
中の湯ルート(ロープで閉鎖されています)と合流してから岩の登山道となり、梯子も現れます。梯子は壊れかけているものもありますが、梯子を使わなくても登れます。鎖場はありません。下山中、登ってくる人に道を穣るため山側に寄ろうとした時、斜めになった石でつるっと滑って転倒、ストックが骨折してしまいました。濡れているときは慎重に。
稜線に上ると風が強くなり、赤茶けた火山岩の道、丸印を探しながら進みます。
中尾峠からの道を合わせ、硫黄臭を気にしながら火山岩をよじ登ります。
山頂直下はザレですが問題はありません。
その他周辺情報 中の湯(700円)で汗を流しました。
国道158号線10号カーブ付近の駐車地です
2014年10月17日 07:15撮影 by  NEX-3N, SONY
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10/17 7:15
国道158号線10号カーブ付近の駐車地です
トンネル開通前、158号線から落ちた車の残骸が放置されています。
2014年10月17日 07:21撮影 by  NEX-3N, SONY
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10/17 7:21
トンネル開通前、158号線から落ちた車の残骸が放置されています。
秋たけなわです。
2014年10月17日 07:33撮影 by  NEX-3N, SONY
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10/17 7:33
秋たけなわです。
小雨ですが左程ぬかるんでいません。
2014年10月17日 08:42撮影 by  NEX-3N, SONY
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10/17 8:42
小雨ですが左程ぬかるんでいません。
舟窪も秋しています。
2014年10月17日 08:51撮影 by  NEX-3N, SONY
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10/17 8:51
舟窪も秋しています。
しばらく梯子が続きます。
2014年10月17日 08:52撮影 by  NEX-3N, SONY
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10/17 8:52
しばらく梯子が続きます。
一瞬ガスが流れ、黄葉の森に陽がさします、綺麗だな。
2014年10月17日 08:58撮影 by  NEX-3N, SONY
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10/17 8:58
一瞬ガスが流れ、黄葉の森に陽がさします、綺麗だな。
ナナカマドも色づいています。
2014年10月17日 08:59撮影 by  NEX-3N, SONY
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10/17 8:59
ナナカマドも色づいています。
小雨は小雪に変わりました。
2014年10月17日 09:03撮影 by  NEX-3N, SONY
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10/17 9:03
小雨は小雪に変わりました。
頂上はガスで見えません。
2014年10月17日 09:14撮影 by  NEX-3N, SONY
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10/17 9:14
頂上はガスで見えません。
ガスが流れ、噴煙が見えました。
2014年10月17日 09:18撮影 by  NEX-3N, SONY
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10/17 9:18
ガスが流れ、噴煙が見えました。
アップです。頂上からの展望が期待出来そうです。
2014年10月17日 09:18撮影 by  NEX-3N, SONY
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10/17 9:18
アップです。頂上からの展望が期待出来そうです。
紅葉を仰ぎ見ながら登ります。
2014年10月17日 09:21撮影 by  NEX-3N, SONY
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10/17 9:21
紅葉を仰ぎ見ながら登ります。
草紅葉も見事です。
2014年10月17日 09:21撮影 by  NEX-3N, SONY
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10/17 9:21
草紅葉も見事です。
振り返って、霞沢岳。乗鞍は雲の中。
2014年10月17日 09:24撮影 by  NEX-3N, SONY
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10/17 9:24
振り返って、霞沢岳。乗鞍は雲の中。
シラタマノキの草紅葉です。
2014年10月17日 09:29撮影 by  NEX-3N, SONY
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10/17 9:29
シラタマノキの草紅葉です。
小エビの尻尾が現れました。
2014年10月17日 09:45撮影 by  NEX-3N, SONY
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10/17 9:45
小エビの尻尾が現れました。
どんどん増えてきます。
2014年10月17日 09:58撮影 by  NEX-3N, SONY
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10/17 9:58
どんどん増えてきます。
紅葉は白葉に変わります。手袋をしていますが指先がかじかんで来ます。
2014年10月17日 10:01撮影 by  NEX-3N, SONY
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10/17 10:01
紅葉は白葉に変わります。手袋をしていますが指先がかじかんで来ます。
稜線に登りつきました。
2014年10月17日 10:02撮影 by  NEX-3N, SONY
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稜線に登りつきました。
赤茶けた火山岩の道です。
2014年10月17日 10:06撮影 by  NEX-3N, SONY
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赤茶けた火山岩の道です。
硫黄臭漂う中、頂上へ。
2014年10月17日 10:10撮影 by  NEX-3N, SONY
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10/17 10:10
硫黄臭漂う中、頂上へ。
頂上に着きました。
2014年10月17日 10:16撮影 by  NEX-3N, SONY
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10/17 10:16
頂上に着きました。
頂上は強風、真っ白、な〜んにも見えません。
寒いので早々に退散します。
2014年10月17日 10:18撮影 by  NEX-3N, SONY
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10/17 10:18
頂上は強風、真っ白、な〜んにも見えません。
寒いので早々に退散します。
黄色い穴から蒸気が噴出しています
2014年10月17日 10:20撮影 by  NEX-3N, SONY
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10/17 10:20
黄色い穴から蒸気が噴出しています
秋を堪能しながら下ります。
2014年10月17日 10:58撮影 by  NEX-3N, SONY
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10/17 10:58
秋を堪能しながら下ります。
ダケカンバ、お見事です。
2014年10月17日 11:24撮影 by  NEX-3N, SONY
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10/17 11:24
ダケカンバ、お見事です。
ブナも黄葉しています。
2014年10月17日 12:36撮影 by  NEX-3N, SONY
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10/17 12:36
ブナも黄葉しています。
紅葉にどっぷり浸かりながら下山します。
2014年10月17日 12:36撮影 by  NEX-3N, SONY
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10/17 12:36
紅葉にどっぷり浸かりながら下山します。
駐車地から前穂・明神が見えました。
2014年10月17日 12:50撮影 by  NEX-3N, SONY
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10/17 12:50
駐車地から前穂・明神が見えました。
ストックが骨折してしまいました(左側中央)。
わたしの骨でなくて良かった。
2014年10月17日 12:52撮影 by  NEX-3N, SONY
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10/17 12:52
ストックが骨折してしまいました(左側中央)。
わたしの骨でなくて良かった。
撮影機器:

感想

 前日、高山で会合があり、折角ですので翌日は山登りの計画を立てました。上高地を起点に焼岳小屋と西穂山荘の間、「焼穂尾根」を歩く事にしました。地図上では眺めの良さそうな稜線ですが、調べてみると林の中で展望は少なく、おまけにぬかるんでいるという事ですので取り止め。焼岳登山に変更しました。焼岳に登るのは3度目、1度目は中尾温泉からピストン、2度目は中の湯から登り上高地へ下りました。今回は最短の新中の湯ルートを往復します。

 天気予報では、日本列島は高気圧に覆われ、全国にお日様マークがついていますが、北陸から北海道にかけては雷雲が掛かっています。北陸の空からちぎれた雲が焼岳辺りにフラフラと。高山を出た時は晴れてましたが案の定、登山口に着いた途端に雨が降り出し始めました。昨晩は懇親会、余り行いは良かったとは云えません、自業自得でしょう。

 登山道は緩急、変化があり、雨に濡れた紅葉を楽しみながら良い気分で登ります。登山口から1時間程で、雨はちらちら舞う雪となり寒くなって来ます。やだな、と思いながらも登り続けると、雪もやみ、いっ時、青空が見え、頂上での展望も期待されました。秋たけなわの草紅葉の中を登ります。振り返ると、明るく陽に照らされた黄葉の森、息をのむ美しさです。突然、白い小エビの尻尾が現れます。それがどんどん増え、稜線が近くなると一面小エビの尻尾で紅から白に変わります。ガスの中、見たことのない不思議な光景が広がります。ここは冬です。

 頂上直下、硫黄の臭いが鼻を突きます。火山岩の壁をよじ登ってようやく頂上に到着しましたが、その頂上、期待は見事に裏切られ、360度、只々真っ白。な〜んにも見えません。寒〜い。早々に退散です。

 途中、斜めになった石に乗り、つるりと滑ってひっくり返り、ストックが真ん中からグニャっ。ストックは骨折しましたがわたしは大丈夫。以後慎重に下ります。中の湯ルートが合流する頃からは秋、秋、秋・・・。錦糸銀糸、どっぷり紅葉の中、気分良く下ることが出来ました。

 焼岳、活火山のゴツゴツした赤茶けた山のイメージしかありませんでしたが、いい秋していました。

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