ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 531775
全員に公開
ハイキング
栗駒・早池峰

栗駒山麓 シラタマノキ湿原・泥炭地探訪

2014年10月18日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
01:14
距離
4.7km
登り
92m
下り
116m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
0:00
休憩
0:00
合計
0:00
13:31
ゴール地点
11:40 駐車地
11:50 泥炭地
12:20 泥炭地奥の池塘の点在する湿地
13:15 泥炭地
13:25 駐車地   
天候 晴れのち雨
過去天気図(気象庁) 2014年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
県道282号沿いに泥炭地の標識があり、山側に駐車場あり。
コース状況/
危険箇所等
✿泥炭地周囲に木道があり、特別な山歩きの装備がなくても歩くことができる。

✿今回、僕はヤブの中に続く古い木道を辿って、行けるところまで行ってみた。廃道になったと思われる登山道は踏み跡はしっかりしているが、途中で笹ヤブがやや煩くなってくる。そこを頑張って抜けると‥秘密の花園、いや、観光地化していない(と言うより、一時は観光地化されていたのかもしれないが、元に戻りつつある)泥炭湿地の原風景に出会うことができる。

※GPSログは途中から。県道を栗駒山荘まで伸びている区間は消し忘れ。
その他周辺情報 栗駒山荘
http://www.kurikomasanso.com

須川高原温泉
http://www.sukawaonsen.jp
紅葉は麓だけね。
2014年10月18日 11:41撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
10/18 11:41
紅葉は麓だけね。
自然環境が厳しくて、植物の遺体を分解できないってことか。
2014年10月18日 11:45撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
10/18 11:45
自然環境が厳しくて、植物の遺体を分解できないってことか。
秣岳1424m
2014年10月18日 11:47撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
7
10/18 11:47
秣岳1424m
これが未分解で堆積した泥炭の層。
2014年10月18日 11:50撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
5
10/18 11:50
これが未分解で堆積した泥炭の層。
藻に覆われた沼。
2014年10月18日 11:55撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
11
10/18 11:55
藻に覆われた沼。
泥炭地全景
2014年10月18日 12:00撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
8
10/18 12:00
泥炭地全景
ここは、ひみつの花園。
2014年10月18日 12:22撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
2
10/18 12:22
ここは、ひみつの花園。
こういう場所好きだな。
2014年10月18日 12:23撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
6
10/18 12:23
こういう場所好きだな。
落ち葉以外のゴミも見える!?
2014年10月18日 12:26撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
10/18 12:26
落ち葉以外のゴミも見える!?
生物がいないの。
2014年10月18日 12:27撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
3
10/18 12:27
生物がいないの。
秋の深まり。
2014年10月18日 12:29撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
2
10/18 12:29
秋の深まり。
目の前の森がP1162だね。
2014年10月18日 12:35撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
4
10/18 12:35
目の前の森がP1162だね。
少しだけ晴れた。
2014年10月18日 12:45撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
11
10/18 12:45
少しだけ晴れた。
ここから先は本当の藪こぎ。
2014年10月18日 12:46撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
10/18 12:46
ここから先は本当の藪こぎ。
今日はやめた。
帰ろう。
2014年10月18日 12:51撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
4
10/18 12:51
今日はやめた。
帰ろう。
また来年。
2014年10月18日 12:54撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
10/18 12:54
また来年。
紅葉も見そこねちまった。
2014年10月18日 12:57撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
10/18 12:57
紅葉も見そこねちまった。
沢状のルートを下る。
2014年10月18日 13:00撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
10/18 13:00
沢状のルートを下る。
なかなかの道。
2014年10月18日 13:08撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
10/18 13:08
なかなかの道。
途中、よくわからなくなったりするが‥
2014年10月18日 13:12撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
10/18 13:12
途中、よくわからなくなったりするが‥
戻ってこれた。
2014年10月18日 13:13撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
10/18 13:13
戻ってこれた。
栗駒山荘でご飯にした。
おしまい。
2014年10月18日 13:35撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
12
10/18 13:35
栗駒山荘でご飯にした。
おしまい。
撮影機器:

感想

秋田側が悪天だったため、ドライブと温泉を目当てに栗駒に行くことにした。その途中で泥炭地の標識に目が止まり、車を降りた。

木道はいちばん手前の湿地を周回するように付いている。辿っていると、古い木道がヤブの中に消えている箇所を見つけた。今日は山歩きの格好をしてないが、行けるところまで行ってみたくなった。

沢状の地形を行くと、踏み跡はしっかり付いている。しかも灌木に赤いペンキの跡が残っている。どうやら、昔は登山道だったみたいだ。どこまで続いているのだろうか。

笹ヤブを漕いで抜けると、正面に秣岳が聳え、目の前に草原が広がっていた。水の流れる音が聴こえる。鉛色の雲がいつの間にか途切れて青空を見せてくれた。枯れた草原には池塘が点在している。誰もいないひっそりとした栗駒。僕ひとりだけだ。

弾力に富むスポンジのような厚い苔を踏みしめて池塘の縁から底を覗いてみた。灰色の泥に埋もれつつある落ち葉が見える。水の底には静けさが沈んでいた。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2137人

コメント

こんばんは☆
実は、シラタマノキ湿原も、イワカガミ湿原も、歩いたことないんです
いっつも気になっているんですが、ここに来るときは、山歩きがメインになってしまうので…。
お花の季節に、散策したいです
2014/10/18 22:28
Springさん☆
シラタマノキの咲き残りが少しだけありましたが、Springさんの来季のマクロワールドがあるなと思って写真を撮りませんでした

湿原シリーズの一つに加えてくださいね
2014/10/19 22:01
おはようございます
はじめまして、コメするのおこがましい気がしたのですが、
名フレーズに感じ入り、tooleさんは詩人の魂をお持ちなのだと
認識しました。感動の一行です。

「水の底には静けさが沈んでいた」
2014/10/19 6:25
bunbun41さん☆
コメントありがとうございます
全体的に空は曇っていましたが、風が吹いてなかったのが幸いでした。
周囲の木々は紅葉を終えて、色彩がありませんでした。

直前に泥炭の大きな層を眺めていましたから、透けて見える池塘の底が気になって、しばらく眺めていたのでした。
僕が見ている今のこの底の表面がミルフィーユみたいになって、未来の誰かが眺めることってあるのだろうか、ということです
2014/10/19 22:12
泥炭地?だけじゃ終わらんよ!
 tooleさん、おはようございます。
 シラタマノキ湿原。2年前、天馬尾根を降り車道を須川温泉に歩き出したところで、小生も看板に引っかかりました(苦笑)。須川のバス発まで1時間余。10秒ほど、♨と天秤に掛けましたが、20分一本勝負でピストンしました(もちろん整備された泥炭地まで)が、意外にいい雰囲気でチョット得した気分でした
 しかし、そこで終わらないのが、さすが藪好きtooleさん (失礼)。しかもその奥に、こんな静謐な空間が秘められていようとは・・・・
 写真13、池塘が一瞬の晴れ間 を映す。サムネイルだと、この池塘、映った空模様と合わせて、鳥chickの様に見えます。そんな瞬間、撮り(鳥)逃がさず激写 !(←無理矢理ですね
 訪れた10月初旬、泥炭地は名前通りシラタマが繁茂していました。中旬ともなると、景色も白いベールに覆われるのを待ってる風情ですね〜。深い雪に覆われた静謐な峰々、今冬も見せてもらえるの、愉しみにしています 。
2014/10/19 8:02
odaxさん☆
ホントですね
odaxさんの二年前の記録、改めて拝見しましたが、しっかりと泥炭地に寄り道されてましたね
しかも僕がコメント入れているし

そう言われれば、池塘のカタチが鳥に見えてきましたねchick
シラタマノキの花は10月も初旬までみたいですね。
もうほぼ終わりかけでしたよ

冬がやって来ますね!
一年のサイクルがはやく感じるこの頃です
2014/10/19 22:28
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら