青根ヶ峰（吉野でお花見）

2023年04月01日(土) [日帰り]

• GPS: 05:05
• 距離: 14.7km
• 登り: 952m
• 下り: 949m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:50
• 休憩: 1:02
• 合計: 4:52

9:45 近鉄吉野駅
10:03 10:03 吉野山駅
10:11 10:15 金峯山寺
10:27 10:45 吉水神社
11:01 11:01 上千本口バス停
11:31 11:31 花矢倉展望台
11:33 11:36 吉野水分神社
11:44 11:47 高城山
11:54 11:54 奥千本口バス停
12:00 12:06 金峯神社
12:21 12:22 青根ヶ峰
12:37 12:47 金峯神社
12:51 12:51 奥千本口バス停
12:59 13:15 高城山
13:25 13:25 吉野水分神社
13:31 13:31 花矢倉展望台
14:01 14:02 如意輪寺
14:37 ゴール地点

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

電車

近鉄吉野線利用
混雑が予想されたので、帰りは特急券を事前ネット予約
4月の桜最盛期は相当の渋滞、駐車場待ちが予想されるので公共交通機関利用がお勧めです。

コース状況／危険箇所等

1　ほとんどが舗装路や石畳で危険個所はない。
2　サクラの時期は大峯奥駈道の旧道に入らず直進して西行庵経由で青根ヶ峯に行くのが順路（私は誤って往復旧道を利用）
3　如意輪寺近辺の石畳は雨の日は少し滑りそうです。

写真

4/1 9:31

吉野駅　ものすごい人出
桜満開の4月1日、天気もとても良い。
おそらく1年で一番の人出だろう。

ケーブル千本口駅近くで　ヤマエンゴサク
春先に花を咲かせ、落葉広葉樹林の若葉が広がる頃には地上部は枯れてなくなり、その後は翌春まで地中の地下茎で過ごすスプリング・エフェメラルの一種

ケーブル千本口駅近くで　ヤマネコノメソウ
茶色の実がついている。
葉が互生なのでヤマネコノメソウだろう。ネコノメソウは互生

4/1 9:56

七曲の途中にある枝垂れ桜
なお、七曲坂は近道のハイキング道より車道が桜も景色も良い。

七曲坂を登りきった「昭憲皇太后・御野立跡」から下千本
(帰りに特急の待ち時間があったのでもう一度七曲坂を登り撮影)

4/1 10:00

ミツマタ　枝は3つに分枝し、これが「ミツマタ」の名前の由来強い繊維質の樹皮は、強度の高い良質の紙の原料として有名

4/1 10:01

大勢の人で賑わう吉野のまち　外国人も多い。
金峯山寺の近くの柿の葉寿司屋さんには大勢の行列
実は吉野は柿の葉寿司の発祥地

4/1 10:03

金峯山寺　黒門
吉野山への総門で、昔は公家、大名といえども馬や駕籠から降り槍を伏せて通ったということ。

4/1 10:06

金峯山寺　鋼の鳥居
「かねのとりい」と読む。宮島の大鳥居、四天王寺の石の鳥居と並んで、「日本三大鳥居」に言われているおり、その名前の通り銅でできていて、鋳銅製の円筒や箱形の部材を組み上げた鳥居としては日本最古のものとのこと。

4/1 10:13

金峯山寺　蔵王堂
特別展示1600円　高すぎる
なお、お堂の前の4本の桜を四本桜というそうです。
金峯山寺の国宝蔵王堂と国宝仁王門、そして境内地は、「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録されている。

4/1 10:22

東南院　多宝塔
役行者(えんのぎょうじゃ)が開基したと伝えられている1300年の歴史を持つ寺院
多宝塔の側に咲くしだれ桜がきれい

4/1 10:24

吉水神社の階段下から桜ごしに見る国宝蔵王堂
いい景色だ

4/1 10:29

吉水神社　入山料200円を払って入山する。
書院やお庭の参拝料は別
「一目千本」
中千本から上千本まで一望できる最高の桜ビューポイントだ。

4/1 10:31

吉水神社
日本住宅建築市場最古の書院があり「紀伊山地の霊場と参詣道」の一つとして登録されている。
豊臣秀吉がここで盛大な花見をしたことで有名

4/1 10:47

レトロな薬屋
陀羅尼助丸はは、大峰山 の開祖「役行者」がその製法を教え伝えたと言われ千三百年の歴史を持つ胃腸薬。

4/1 10:59

竹林院
聖徳太子の創建と伝わる寺院で、格調高い宿坊

4/1 11:04

4等三角点　中千本
北緯 34°21′33″ 東経 135°51′53″　標高　435.09m
三角点は大事にしよう！　by 国土地理院

4/1 11:32

吉野水分神社　
「よしのみくまりじんじゃ」と読む。
ユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』を構成する資産の一部

4/1 11:34

吉野水分神社のすぐ前の桜
ソメイヨシノの寿命は60年くらいだがヤマザクラは200〜300年　それでも老木が多く、苗を育てていかなければ吉野の桜は見れなくなる。

4/1 11:53

金峯神社の社前の「修行門」
修験道の隆盛に伴い峯入の際に行者が通過すべき四つの門が定められた。修行門は第2の鳥居

4/1 12:00

金峯神社
境内はユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の構成資産の一部
金峯山（吉野山から大峯山上ヶ岳一帯）の地主の神 金山毘古神（かなやまひこのかみ）を祀る。

4/1 12:02

義経隠れ塔
社殿を少し下った所に、追っ手に追われた源義経が身を隠したという義経隠れ塔がある。

4/1 12:07

大峯奥駈道でミヤマカタバミを発見

4/1 12:13

奥千本は、苗木ばかりで全く咲いていない。
苗木が育つと多分すばらしい光景になる。

4/1 12:14

青根ヶ峯へ展望の良い尾根を歩く。
左に竜門岳、烏の塒屋山がよく見える。

4/1 12:15

旧女人結界の碑
山上ケ岳では今も女人結界が続いている。
連れが女性だったため、通行してはだめかと思ったが、女性も通行可能

4/1 12:19

青根ヶ峯　857．9m
ここが吉野山最高峰ということになっている。
山頂自身には展望はなく、縦走目的ならパスするようなピーク
ここから来た道を引き返す。

4/1 13:00

高城山展望台から金剛山を遠望
高城山は、標高702m　大塔宮が吉野で挙兵された際、奥の詰城になったところ

4/1 13:14

高城山展望台にて　シロヤマザクラ
吉野の桜はソメイヨシノではなく、大部分がシロヤマザクラ
花だけでなく葉もきれい。

4/1 13:28

花矢倉展望台からの風景
「一目千本」の最高のビューポイント
上千本の桜越しに、眼下に広がる中千本の桜と町並みを一望できる。

4/1 13:28

花矢倉展望台のシダレザクラ
今日はシダレザクラもいっぱい見た。

4/1 13:29

花矢倉展望台にて　ジンチョウゲ
先週丹生山系でみたコショウノキよりも葉が小ぶりで、花が多い。

4/1 13:33

金剛山と上千本の桜
正面が金剛山、右が大和葛城山

4/1 13:42

石畳の道を如意輪寺へ
杉林の中を歩く。今日は天気がよく暑いくらいだったので日影がうれしい。

4/1 13:48

サクラとコバノミツバツツジ

4/1 13:50

ヤマザクラは白が多いが、ピンクもあり、ミツバツツジも混ざっている。葉の色もまちまちで実にカラフルだ。

4/1 13:51

帰路は、展望が良いハイキングコース
朝通ってきた金峯山寺がある尾根がよく見える。

4/1 13:52

満開の滝桜
中千本の下部から花矢倉方面を見上げると、桜がまるで滝のように流れ落ちてくる。

4/1 14:00

如意輪寺
如意輪寺は日蔵道賢によって平安時代に開かれた約1100年の歴史がある寺

4/1 14:07

温泉谷を吉野駅へ向かう
「花園山の桜」丹治川をへだてた山（ほおづき尾）の桜群がきれい。

4/1 14:33

吉野ロープウエイ　
今日はいっぱい人を乗せている。
もう2時30分なのに、まだまだ上がっていく人が多い。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

感想

マルヒコ

1年で1番吉野が混雑すると予想される週末、吉野に花見に行きました。
桜は、少し散り始めてはいましたが、本当に一目千本で、掛け値なしの日本一の桜の名所だと思いました。
また、コース上の寺社仏閣も、世界遺産にふさわしい歴史と伝統を感じられるものでした。
すごい人の多さで、寺社を参拝するのに行列、コースのところどころにあるトイレなどでも順番待ちの行列ができていました。
そういう点を差し引きしても、やはり花の時期の吉野は最高です。