三津河落山「筏場道」を歩く
- GPS
- 08:33
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,587m
- 下り
- 516m
コースタイム
6:38 五色湯跡
8:27 三十三荷
10:23-52 大台辻
12:04-41 昼食
13:11 大和岳
13:33-37 三津河落山
13:58 ナゴヤ岳
14:10 川上辻
14:33 大台ケ原駐車場
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
筏場道登山道入り口駐車場(一日600円 10台程度駐車可能) |
コース状況/ 危険箇所等 |
【筏場駐車場〜釜ノ公谷の出合】 川筋を歩く比較的舗装整備されたルート。 危険個所なく、渓谷の美しさを満喫、 気持ち良く快適に歩けるハイキングコースのよう。 【釜ノ公谷の出合〜大台辻】 それまでの快適さがウソのような、アスレチック道が続く。 立ち枯れなどの倒木や崩落地が随所に。 崩落地にロープや巻道はあるが、注意が必要。 踏み跡はあるが、所々薄い個所もある。 私たちは、S字状のルート入り口で、踏み跡見落としルート・ミスしでかしました。 【大台辻〜コブシ峠〜三津河落山】 大台辻過ぎ付近からしばらくは、 広い尾根でルート見失い易いですが、踏み跡とテープ印をたどれば大丈夫。 コブシ峠から西方向へ延びる尾根を登る。テープ印あり。 尾根を進むと突然笹地帯に変化。三津河落山まで、笹原の中の安全な歩き。 【三津河落山〜川上辻〜大台ビジターセンター駐車場】 三津河落山から川上辻まで、明確な踏み跡ありで安心。 川上辻から駐車場までは、ドライブウェイの舗装道路を進むか、 その脇に並行して続く、西大台エリアに沿ったハイキングコースのどちらかを選択。 |
その他周辺情報 | ビジターセンター駐車場は、キャパ超えした模様。 手前のドライブウェイ沿いに、たくさんの車両が駐車されてました。 |
写真
装備
備考 | 出228 着445 ハイドレ消費0.5ℓ フィッション (oris) |
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感想
orisさんが以前より、温存計画されてた今ルートにお声掛けしていただき、
久しぶりにご同行参加させて頂きました。
早朝集合と寝不足続きなので、遅刻対策から自身は前夜に移動。
大台ビジターセンター駐車場内で車中泊する事に。
到着した駐車場から見上げる、夜空に輝く無数の星は文句なしで綺麗ですが、
その星を撮影する人の多さには驚きました。
何十万、もしくは何百万円もするような望遠レンズをカメラに装着。
駐車場内は、三脚で設置されたその姿がたくさん見られました。
ココは、星の撮影場所でも名所なんですね。
歩き始めの筏場。
青く美しい川と渓谷の景観を楽しむ、ハイキング気分でしたが、
釜ノ公谷出合からは一変。
事前情報ではわかってましたが、荒れた道で立ち枯れ倒木や枝に遮られる連続。
崩壊地の通過点も随所にあり、普段疲れない体の部分に筋肉痛が発生してます。
一番難儀したのがルート・ミスの修復時、
柔らかい急坂での登り下りが一番厄介で、余計な出来事でした。
二人だと気持ちに緩みが発生し、ルート外すんだと反省。
全体的に急登は少ない印象で、
車デポ作戦の今計画は、とにかく下山の長い下り歩行がないのが良いです。
三津河落山一帯の広大な笹原の眺めは、美しいの一言ですね。
美しい夜空の星と、広大な笹原を楽しめた山行となりました。
登山地図を眺めて「いつかは歩いてみたいな・・・」と思っていた「筏場道」。
通行に危険な箇所もありで単独ではちょっと難しそう・・・
それで今回は頼りになるpopoiさんをお誘いしての山行きとなった。
「大台駐車場」で集合してそこで1台車をデポして
そして1台の車で「筏場道の登山道駐車場」へ移動してそこからスタートする計画だ。
歩きはじめは夜が明ける6時からのスタートを予定していたので
朝の4時40分に大台駐車場で待ち合わせをした。
ほぼ予定通りにで「筏場道の登山道駐車場」から6時過ぎにスタートをする。
林道を少し歩いた先は左手に蒼い水が流れる大渓谷を見ながらの登山道だった。
(まだ、歩いたことはないが「大谷杉」もこんな感じかな・・・)
ルート途中で鉄製の渡り廊下があったり、吊り橋もあったりしたが
登山道は意外と整備されていて歩きやすくて、これは意外だった。
しかし、吊り橋を過ぎてから山と高原地図上にある
「北谷」と言う地名のある川沿いから離れていく箇所で
ルートミスをしてしまって二人で杉林の中を右往左往した。
最終的には登山道には復帰できたものの小一時間もロスをしてしまった。
それからは、登山道は荒れた場所もあり足元も踏み固められてないので
足場の石が崩れたり、登山道自体が崩壊して高巻きが必要な場所もあったが
先頭を歩いていただいたpopoiさんは
さすがの的確なルートファインディングで大いに助かった。
やがて「大台辻」を通過してからは
「三津河落山」にも行ってみたいと二人とも考えていた。
そんな話をしているとpopoiさんが地形図を眺めて
「コブシ峠くらいから尾根沿いに上がれそうかな・・・」と私に話しかけた。
その目論み通りに「コブシ峠」からは尾根沿いに登るテープもあり
それを追いかけたらやがて「三津河落山」へとつづく笹の尾根沿いに出ることができた。
適当な場所での昼食後は足元の笹をかき分けながら「三津河落山」を目指す。
やがて「三津河落山」から「大和岳」へと続く稜線が見えて
そこでは今回の山行初めての私たち以外の登山者の姿も遠くに見えた。
ただ、残念なのはそれまでは空は晴れていたのに
私たちが登って来るのを待ち構えていたように青空は消えて、
大台らしいガスに包まれていった・・・
それでも、開放感のある笹原の稜線は美しく
無事にここまで来られたことを感謝しながら山頂へと歩みを進めた。
popoiさん、今回は私のリクエストにお応えいただきありがとうございました。
途中の悪路にもかかわらず先頭を歩いていただき、
お蔭で念願の「筏場道」を歩くことができました。
popoiさんがおられたからこそ歩けたルートだと思います。
私単独では無理だったでしょう・・・
それにしても、道迷いはお互いに油断でしたね・・・
また、懲りずに今後もよろしくお願いしますね!
コメント
この記録に関連する登山ルート
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筏場道から三津河落山は通行が可能なのですね。
それでもかなり荒れているようで、ここは単独では難しいと分かりました。
人間には荒らされていない清流の脇を歩くいい雰囲気が伝わります。
ただそのあとが大変だったようで、三津河落山の笹原に着かれた時はさぞホッとされたことでしょう。
お気に入りに入れさせていただきます。
お疲れさまでした
s_fujiwaraさん
お気に入り登録ありがとうございます。
筏場道の入り口には表示はなかったのですが
大台辻には奈良県自然環境課からの告知があり
「釜ノ公吊り橋―大台辻ー川上辻」は通行禁止になっておりました。
確かに23枚目の「これより先は通行止」の壊れた看板以降は
登山道が崩壊箇所ありでワイルドな道でした。
登山道もあんまり歩かれている感がなく、足元の石に足を置いたら落石したり
手でつかんだ石もぐらついて落ちてきそうになったりと気が抜けない感じでした。
そんな感じなので万が一があった場合は滅多に人が通らないので単独はやめた方がいいと判断しておりました。今回は頼りになるpopoiさんがおられたからこそ歩けたルートです。
それに、車2台でデポしたらピストンしなくてよかったし・・・
でもでも、また機会があったら今度は途中で尾根は登らずに(三津河落山に行かずに)
最後まで「筏場道」を歩き通してみたいですね。
orisさんらしい凝った計画ですね!
駐車料金のいる駐車場があるなんて想像できない場所です。
コースタイム的にピストンは厳しそうですね。
車2台でなるほどそうきましたか。
金明水はありましたか?
今度は添谷山の方面が気になりますね。
キバラーさん
この「筏場道」は登山道が崩壊している個所もあり通行禁止にはなっているみたいですが
事前に調べた情報ではここ最近で通行してる記録もあり、今回歩いてみることにしました。
ご指摘の通りピストンはコースタイム的に厳しそうなのと
崩壊箇所は登りなら安全だろうという判断で登りのみの山行となりました。
ただし、滅多に人が通らないので万が一があれば誰も来ないので
単独じゃなくて複数でのチャレンジとなりました。それに車が2台必要だったし・・・
「金明水」についてはその場所に行く前に「コブシ峠」と言う場所で
「筏場道」から外れて尾根に登ってしまったので確認できずでした。
ちなみに大台辻より下った場所にある「銀嶺水」は枯れていたみたいで見つけられませんでした。確かに地図を眺めてると「添谷山」は気になりますね。
お2人さん おはようございます。
19日は快晴だと思ってたんですが、そうでもなかったんですね
筏場道は私も一度研究したことがありまして、県に問い合わせたら開通予定は未定とのことでした。もう5年ぐらい通行止めになってるのかな。
待っていたらいつになるかわからないので、バリエーション好きなpopoi11さんを誘っての山行大正解でしたね ルートロストは大体沢を渡ったところから先が分からないというパターンが多いですね。1時間のお散歩お疲れ様でした。
コブシ峠からの尾根への取り付き、写真で見る限り困難な岩場の通過とかはなかったようですね。それにしても三津河落山周辺はやはりいいですね。N氏のレコを見て以来行ってみたいと思ってるんですがいまだ機会なしです。
metsさん、こんちは〜
もしかして本日、お休みですか〜
朝から快晴でしたが、大台辻到着してから東方向見ると、
怪しい雲が発生してました。
予報では15時頃から曇りだすということのようでしたが、
大台ケ原だと予報も何も関係ないですね。
ルートロストは、完全に気の緩みです。
ルート復帰すると、あまりにもはっきりとした踏み跡だったんで、
二人して「何で!?・・・どうして!?」って、・・・。
ココでの散歩の一時間。この日一番の難行動でした。
三津河落山の笹原一帯は、私も一度は訪れてみたい所だったんで、
orisさんに無理言ってコブシ峠から目指しました。
途中から筏場道を外したため、orisさんには申し訳ない事しちゃいました。
metsさん
台高好きとしては「筏場道」は歩いてみたいですよね。
確かに一応通行止めになっているようです。
今回はpopoiさんがいてこそ歩きとおせたルートです。
先頭を歩いていく後ろ姿は頼もしかったです。
ただし、「三津河落山」から以降はハイキングコースのようなルートで
私は2度目だったのでそれから以降は自信満々に私が先頭を歩きましたが・・・
「三津河落山」は大台ケ原の駐車場からは簡単に行けます。
むしろ、大台ケ原の駐車場に行くまでが遠い場所にありますね。
あのあたり けっこう熊情報あります
三津河落山も 私が行ったときは 排泄物がたくさん見られました。
二人の格闘レコ 見たかったなーーーー!!
なーーんて 冗談はこれくらいにして
orisさん 行動的なレコ はまってますねー
おまけに靴とアイゼン新調とか この調子なら 雪山も バッチリですね!
今シーズン 期待してますよ・・・・
popoiさん お久しぶりです 相変わらずの健脚で
歩く姿に 風格がありますね!!
三津河落山界隈 関西の山とは思えない景色だったでしょ?
どうせなら 川上辻から 日出ヶ岳山頂まで 尾根筋を歩けたのに
ただ ガスに巻かれ始めてたようで どっちが良かったのかは不明だけどね!
NANIWANさん
熊は全然、気配を感じませんでしたよ。
って言うか・・・ 今回は登山道を無事に歩き通せるかで頭が一杯でした。
大台ケ原に車をデポしているので
そこまでは行かないといけなかったので途中撤退は考えられませんから・・・
「三津河落山」では青空を期待していたのですが、あと30分早く着いたら
青空だったと思います。途中で1時間ルートロストしたのが悔やまれます。
popoiさんとは「高見山から明神平」「明神平から池木屋山」までは縦走しているので
あとは「池木屋山から大台辻」を歩けば「高見山から大台ケ原」までつながります。
あと残りの区間は難しそうですがぼちぼちとつなげていきたいですね。
そうそう、冬用の靴と新アイゼンを買いました。
これから冬に向けての戦闘準備は万全です。
なので冬になればお誘い待ってます。(私を明神平に連れてって・・・)
それまでお互いにトレーニングに励みましょう。
NANIWANさん、こんばんは〜
ちょい、ご無沙汰してますぅ〜
orisさんからオフ会について聞いてますんで、そのうち・・・。
熊情報・・・
まったく知りませんでした。知らぬがなんちゃら、ですね。
ココの笹原は、広大で眺め良くて良いですね。
今度は家族と一緒に、訪れたいと思いました。
川上辻から日出ヶ岳までの尾根歩きもしたかったんですが、
帰宅後の用事があったんで、時間的に今回パスしちゃいました。
orisさんには帰宅道中、短時間で走行できる道案内と先導もして頂き、
気遣いご心配までお掛けしてしまいました。
ガスってきたんで、普通にパスして正解だったかもしれませんね。
機会あれば今度改めて、快晴時に歩きたいと思います。
こんばんわ。
筏場登山道は釜の公吊り橋までしか行けないんだと思ってました。
(五色湯ピストンですが、奈交のバスツアーで。)
大台ケ原まで通行できるんだ と驚きましたが、本当に驚くべきは
お二人の山力 ですね。
ドライブウェイのおかげで、便利に気軽に行ける大台ケ原、
でも、昔からある登山道が廃道になってしまう原因でもあるのかと思うと複雑です
neko-obabaさん、こんばんは〜
筏場道
釜ノ公谷の出合(吊橋)からはやはり通行禁止のため、自己責任の上で行動する事が必須ですよね。
orisさんから、数か月前にお誘い頂いたこの計画。
その時は都合つかずに順延となりましたが、以降このルートが大変気になってました。
今回行くことが出来たんで、大変満足してます。
なかなかアスレチック的要素含んだ、楽しいルートでしたよ。
neko-obaba さん
上の方にも同じコメントを書いていますが・・・
筏場道の入り口には表示はなかったのですが
大台辻には奈良県自然環境課からの告知があり
そこには「釜ノ公吊り橋―大台辻ー川上辻は通行禁止」と書いていました。
23枚目の「これより先は通行止」の壊れた看板以降は
登山道が崩壊箇所ありでワイルドな道でしたよ。
今回はpopoi様様です。いい山の友達がいて私は幸せ者ですね。
そうですね。
昔はドライブウェイは存在せず、それで「筏場道」は結構人気ルートだったかもですね。
登山道へのアクセスって、山の麓の田舎だったり林道だったりで
これから林業もだんだんと下火になっていったり、田舎も過疎化して
それで、登山道へのアクセスの道路の整備がされなくなってきて
(林業のためにや人が住んでいると道路は整備されますが
山だけのためには道路は整備されないので・・・)
今まで行けていた登山道へは10年後とか、
20年後とかには行けなくなるんじゃないかって、ふと最近考えたりします。
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