ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 5330169
全員に公開
ハイキング
京都・北摂

貴船山〜芹生峠〜天狗杉☆芽吹きを待つ北山の尾根へ

2023年04月02日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
03:08
距離
9.9km
登り
944m
下り
385m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:59
休憩
0:10
合計
3:09
距離 9.9km 登り 944m 下り 389m
12:00
22
スタート地点
12:22
12:23
31
12:54
12:55
19
13:14
32
13:46
13:52
53
14:45
14:46
9
14:55
14:56
13
15:09
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
出発は叡山電鉄 貴船口駅より
花背峠より京都バスで
貴船口から整然とした植林の中を登ってゆく
2023年04月02日 12:07撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/2 12:07
貴船口から整然とした植林の中を登ってゆく
谷沿いには数多くの石積みが現れる
2023年04月02日 12:13撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/2 12:13
谷沿いには数多くの石積みが現れる
二ノ瀬ユリと呼ばれるなだらかな木馬道に合流
2023年04月02日 12:19撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/2 12:19
二ノ瀬ユリと呼ばれるなだらかな木馬道に合流
貴船山への尾根道より
比叡山の展望
2023年04月02日 12:30撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
3
4/2 12:30
貴船山への尾根道より
比叡山の展望
尾根沿いは三葉躑躅が多く咲いている
2023年04月02日 12:35撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
6
4/2 12:35
尾根沿いは三葉躑躅が多く咲いている
中央に天ヶ岳を眺めて
2023年04月02日 12:36撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/2 12:36
中央に天ヶ岳を眺めて
ピークの片隅で控えめに掛けられたp567のプレート
2023年04月02日 12:40撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
4
4/2 12:40
ピークの片隅で控えめに掛けられたp567のプレート
タムシバの花
2023年04月02日 12:47撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
5
4/2 12:47
タムシバの花
尾根上では立派な欅の大樹が立ち並ぶ
2023年04月02日 12:48撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/2 12:48
尾根上では立派な欅の大樹が立ち並ぶ
貴船山の手前ca680m
山桜には早かったようだ
2023年04月02日 12:54撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/2 12:54
貴船山の手前ca680m
山桜には早かったようだ
貴船山山頂に
2023年04月02日 12:59撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
6
4/2 12:59
貴船山山頂に
クリンソウの若葉
2023年04月02日 13:11撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
3
4/2 13:11
クリンソウの若葉
滝谷峠の案内標は痛々しい
2023年04月02日 13:20撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
3
4/2 13:20
滝谷峠の案内標は痛々しい
尾根を北上すると左に豆ヶ谷の雰囲気の良い源頭が現れる
このあたりは新緑には早かった
2023年04月02日 13:28撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
3
4/2 13:28
尾根を北上すると左に豆ヶ谷の雰囲気の良い源頭が現れる
このあたりは新緑には早かった
馬酔木の花は随所で満開
2023年04月02日 13:29撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/2 13:29
馬酔木の花は随所で満開
花の周囲では芳香が漂う
2023年04月02日 13:29撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
3
4/2 13:29
花の周囲では芳香が漂う
すみれの花
2023年04月02日 13:35撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
3
4/2 13:35
すみれの花
p760は好展望のピーク
東に比叡山
2023年04月02日 13:38撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/2 13:38
p760は好展望のピーク
東に比叡山
左に魚谷山
2023年04月02日 13:40撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
3
4/2 13:40
左に魚谷山
芹生峠から続く尾根
2023年04月02日 13:42撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/2 13:42
芹生峠から続く尾根
南西の彼方に愛宕山
2023年04月02日 13:42撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
3
4/2 13:42
南西の彼方に愛宕山
芹生峠を見下ろして
2023年04月02日 13:48撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
3
4/2 13:48
芹生峠を見下ろして
芹生峠から植林の尾根に登り返し
2023年04月02日 13:53撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/2 13:53
芹生峠から植林の尾根に登り返し
すぐにも尾根の北側にはシンジョウボウ谷の緩やか源頭が次々と現れる
2023年04月02日 14:06撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/2 14:06
すぐにも尾根の北側にはシンジョウボウ谷の緩やか源頭が次々と現れる
釜ヶ谷の源頭
2023年04月02日 14:21撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
7
4/2 14:21
釜ヶ谷の源頭
ダンコウバイの黄色い花が目立つ
2023年04月02日 14:22撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
6
4/2 14:22
ダンコウバイの黄色い花が目立つ
2023年04月02日 14:27撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/2 14:27
好展望の送電線鉄塔より
2023年04月02日 14:31撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/2 14:31
好展望の送電線鉄塔より
再び比叡山(右)から水井山へと続く尾根を眺めて
2023年04月02日 14:31撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
3
4/2 14:31
再び比叡山(右)から水井山へと続く尾根を眺めて
旧花背峠
2023年04月02日 14:51撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
3
4/2 14:51
旧花背峠
タムシバの倒木に咲く花
2023年04月02日 14:56撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
7
4/2 14:56
タムシバの倒木に咲く花
天狗杉の山頂へ
2023年04月02日 15:00撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
3
4/2 15:00
天狗杉の山頂へ
山頂の南東の好展望地より比叡山と京都市街を望んで
いつしか空には蒼空が広がっていた
2023年04月02日 15:01撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
6
4/2 15:01
山頂の南東の好展望地より比叡山と京都市街を望んで
いつしか空には蒼空が広がっていた
マメザクラの花が咲いていた
2023年04月02日 15:11撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
5
4/2 15:11
マメザクラの花が咲いていた
撮影機器:

感想

この日は曇りの予報であったが、朝から晴れ空が広がっている。京都から見上げる比叡山では山裾に急速に新緑が広がっているようだ。山腹にはところどころで桜の樹が明るい彩りを添えている。確固たる山行計画もないままに久しぶりに北山を逍遥しに出かけることにする。

叡山電車に乗り込むと車内は鞍馬や貴船を目指す乗客でほぼ満席であった。貴船口で降りると、貴船山に向かう二ノ瀬ユリと呼ばれるなだらかな木馬道(きんまみち)に入るためには手前の二ノ瀬駅で降りた方が良かったことに思い至る。

貴船川の右岸には急峻な斜面に北山杉の植林が広がっているが、その植林の中を斜めにトラバースしながら登ってゆく小径が目に入る。整然とした植林の中を登ってゆくと、やがて道は谷沿いを登るようになる。谷にはいくつもの石積みが現れ、人々の営みの歴史を物語る。

ユリ道と合流すると、幅広い道を緩やかに登ってゆく。貴船山の手前からは尾根道に入る。尾根沿いには三葉躑躅の花が多く咲いている。以前の台風の後では倒木でかなり道が荒れていたが、かなり整備されている。尾根を北上すると尾根上には次々と現れうる見事な欅の大樹が目を惹く。

貴船山の手前のピークでは南側の源頭は樹木のない広地となっている。ピークには山桜があるが、まだ花は咲いていない。流石に山桜には早かったようだ。貴船山から植林の中を辿るとクリンソウの葉が並んでいた。

滝谷峠に辿り着くと植林は終わり、北に伸びる尾根には北山らしい自然林が広がっている。左からは豆ヶ谷のなだらかな源頭が現れる。このあたりでは新緑にはまだ早かったようだ。三葉躑躅の花も見られないが、馬酔木の花が満開であり、その近くを通ると名前の由来となった芳香をあたりに漂わせている。

尾根のピークp760は樹木が切払いされており、好展望のピークだ。南西には豆ヶ谷の彼方に愛宕山が見える。空はいつしか青空が消えて低い雲が広がっている。風が肌寒く感じられる。

芹生峠に植林の斜面を降りて、花背峠へと続く尾根に登り返す。この尾根を辿ったのは一昨年の雪の日に旧花背峠から長男と共に歩いたのだった。尾根の前半は複雑に蛇行を繰り返し、進む方向を見極めるのが容易ではない。尾根を歩くうちに再び日差しが出てきた。途端に風に暖かさが戻ってくる。

旧花背峠からは天狗杉にかけての尾根に登るとすぐに防獣柵が現れる。柵の中でチマキザサが順調に繁茂している。柵の外でササが繁茂しないのはやはり鹿のせいなのだろう。

天狗杉の山頂の南東には大きく展望が開けており、比叡山と京都の市街の展望が広がる。この日の一番の展望だ。いつしか空には青空が戻っていた。東に向かうと北側の谷から京都バスのアニー・ローリーのメロディーが聞こえてくる。歩くうちに音が聞こえなくなるので、バスは峠から離れていったように思われた。

花背峠に下降すると、途端に再び先ほどのメロディーが聞こえ、「となりのトトロ」の猫バスのように私の目の前で停まったかと思うとバスの扉が開く。ここから天ヶ岳を回って大原に下山しようとも考えていたのだが、わざわざ扉を開けてくれているバスにここで乗りませんという気にもなれない。この日の山行はここで終わりにして、次はもう少し新緑が進んだ季節に改めて訪れることにしよう。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:245人

コメント

こんばんは やまねこさん

懐かしい写真 ありがとうございます
いろいろ思い出しました
2023/4/6 23:31
olddreamerさん コメント有難うございます。地味な山行ではありますが、ODさんの想い出のよすがとなれば幸甚です。😀
2023/4/7 12:20
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら