T字尾根右腕から御池岳、鈴ヶ岳、伊勢尾へ
- GPS
- 06:53
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 977m
- 下り
- 978m
コースタイム
- 山行
- 5:49
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 6:51
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に問題なし |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
携帯
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
3月の陽気が尋常じゃなかったので何処も花の便りは速達のようですね。福寿草を見ずして季節を移ろいたくないなあと思い、鈴ヶ岳の群落を見に行きました。あいも変わらず近江側からのアプローチです。
早くに登ると福寿草が開ききっていないだろうと思い、T字尾根の右腕を絡めて周回コースとしました。上りに使うと印象も変わりますね。P889から少しして植林帯が途切れるとアザミ谷側にはきれいな二次林が出てきます。山毛欅も点在する気持ちのいい林です。深呼吸しながら歩いているとP918の手前で大きな山毛欅に出会いました。いつも会っているのですが、今日は特に立派に見えました。眺めているとヒガラが根本に出入りしています。営巣しているようでしたのでそっとしておきましょう。
T字縦棒に入るとテン泊されていた方が下りてこられ、しばし歓談しました。またどこかでお会いできるかもしれませんね。P967手前の細尾根から岩場を眺め、イワウチワの道を山毛欅権現まで進みます。すっかり雪がなくなりバイケイソウが芽吹いています。どの個体がお父さん山毛欅かよく知りませんが、立派な枝振りの個体に敬意を込めて。
台地に這い上がり、奥ノ平方面へ適当に歩いていきます。色んな所にドリーネがあり、変化に飛んだ風景でいつ来ても新鮮な感覚です。丸山は人が多く、さっさと通り過ぎます。ここからは鈴北方面を見据えて真っ直ぐに進もうと思って歩いているうちに池が出てきました。お池巡りはしたことがありませんでしたが、今日は時間もありますので真似事をしてみようと思いました。と言ってもヤマレコの情報を前もって頭に入れたわけでもないので、適当に彷徨っているだけでしたけどね。
笹が覆い茂っていた頃に池巡りをするのはさぞかし大変だったろうなあ、と思いながら真の池に降りてきて登山道に合流しました。お腹も空いてきたので元池まで行き、そこで池越しの丸山を眺める、定番ポイントでお昼にしました。去年は雪が結構残っていたんですけどね。
さて、お腹も膨れたので福寿草観察へ参ります。P1165からまっすぐに口の平へ進みます。谷を降りて谷底から斜面をトラバースしながらヒルコバへ進みます。ネコノメソウがあちこちにありますが同定は難しく、そうだろうな?とはてなマーク付きです。最近になって見つかったスズカボタンを見つけられるかな、なんて思ったりしましたが、まあ、素人には難しいですね。
鈴ヶ岳へは沢山の人が福寿草目当てで登っています。じっくり観察と行きたかったのですが、写真だけ撮ってそそくさとヒルコバに戻ってきました。平日に休みが取れたらもう一度来たいけど…花は終わるかもなあ…
さて、ここから伊勢尾にトラバースです。どうもトラバース中に上がりすぎたり下がりすぎたりしますが、下がりすぎると伊勢尾に近い沢が深いので注意します。やっぱり少し下側をトラバースしたようで、10mほど登り返しました。入口と出口はしっかりしているので後は斜面の感覚ですね。大きくずれなかったのは良かったです。
尾根を下っている途中に、前に伊勢尾を歩いたときに気になっていたコバに立ち寄ってみました。とても落ち着く不思議な空間でした。もっと緑が濃くなってくればまた違った風景になるでしょうから、再訪したいと思います。ただ、野生動物の自動撮影機が木に取り付けてあり、うっかりそれに向かって歩いていました。気がついたときには赤いランプがついたので、間抜け面した私の顔が調査の方にさらされてしまったと思われます。ああっ恥ずかしい!……でも今日もいい日でした。
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