花滝のネコノメソウと蓬田岳
福島県
りがとみ〜ぬ
体力度について
- GPS
- 01:56
- 距離
- 3.3km
- 登り
- 385m
- 下り
- 369m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 1:38
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 1:52
| 天候 | 曇りのち晴れ。 平田村の最低気温0℃、最高気温13℃ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
国道349号線と49号線が交差するところで真南へ向かう（349号線の方）。 すぐの上三坂集落で左折し郵便局のそばを通る。「芝山自然公園」の看板がある道へ右折。これが「県道20号線」。 県道20号線を南下し峠を越える。入遠野川沿いを進み遠野トンネルの手前にあるのが花滝。花滝から分岐した林道を進むと大風川渓谷。10年以上は未整備の渓谷。 ● そこから蓬田岳へ 国道49号線に戻り、平田村や郡山市方面へ進むと30分ほどで道の駅やジュピアランドひらたに着く。蓬田岳もよく見えるので迷うことはない。 |
写真
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感想
金曜日は日本海沿岸のオオミスミソウ、日曜日は太平洋側のハナネコノメという忙しい計画を立てました。
ハナネコノメは北関東から福島県浜通りの南部が北限と聞きます。東北日本海側の人間には縁遠い花です。
「見たい」と思っても場所がよく分からないし、咲くタイミングも同じく分かりません。情報収集して、とりあえず花滝と大風川渓谷を目標に移動しました。
阿武隈高地は初めて訪れましたが、やっぱり「これまで経験したことのない地形内をドライブしている」と感じました。暇だったので運転しながら、気づいたことを以下の6点にまとめました。
�� 常に山の中を移動する
広大な盆地や平野とは無縁。道路からの標高差が数100mのなだらかな山々の間を延々と進む。そんな山の切れ目からたまに500m以上高い大きな山が見える。
�� 山の中を移動するけどトンネルが全くない
緩い坂の上り下りが延々と続く。四駆にするかどうか悩むような傾斜。トンネルによるショートカットがない（急峻な地形をぶち抜く箇所がない）。
�� 阿武隈高地の福島県部分は測り方にもよるけど南北に100kmの長さを持つ
山形県で言うと、なんと米沢市から新庄市までの長さがある（！） それほどの長さで延々と同じような地形が続くのでだんだん怖くなってくる。
�� よって道に迷いやすい
国道の349号線とか49号線は安心してドライブできる。しかしそれから離れて県道○○線になると、似たような地形の山間を縫い峠を越えるため、自分がどこを走っているのかがすぐに不明になる。
�� 人里を離れると携帯電話の電波を確保するのが大変そう
スマホで地図の確認ができない。ガソリンにも余裕をもって突入した方がよい。
�� でもドライブはけっこう楽しいかもしれない
信号が少ないしなだらかな坂のアップダウンが続くので運転は楽しい。クルマよりバイクのツーリング向けか。
�い鉢イ陵�由によって激しく道に迷ったため、大風川渓谷は立ち寄れませんでした。県道20号線というのがなかなか見つけられませんでした。
これも地形の理解の一つかもしれません。「山を歩いて写真撮って」という登山とは違いますが、地形の違いを如実に感じました。
無事にハナネコノメの写真は撮れたので、午後は蓬田岳に登りました。
ゴツゴツした岩だらけの山で準平原の残丘であることを感じました。
地形輪廻という説があって、、、何万年と浸食が進むと地形はなだらかになり（準平原）、固い岩盤部分だけが残って残丘になります。
阿武隈高地は隆起した準平原なのだそうです。（自分の基準で）米沢市から新庄市を超える規模で、ず〜っっと同じような姿の山々が並ぶってのは、それはそれで一つの特徴なのだと思いました。
「ドライブも含めての登山」というか、写真では表現できないことですが。
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