佐渡金銀山古道（佐渡金山第二駐車場から周回）

2023年04月02日(日) [日帰り]

• GPS: 06:19
• 距離: 15.7km
• 登り: 837m
• 下り: 846m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:55
• 休憩: 0:25
• 合計: 6:20

9:34 佐渡金山第二駐車場
9:40 9:40 佐渡金山第三駐車場
10:25 10:25 大山祗神社跡
10:50 10:50 茶屋平
11:35 11:35 コレラ地蔵
11:50 11:50 笠取峠
12:10 12:10 百枚間歩
12:40 12:50 鶴子銀山跡
13:20 13:25 キリシタン塚
14:25 14:35 二ツ岩大明神
15:54 佐渡金山第二駐車場

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

佐渡金山第二駐車場の外れ、無宿人供養塔の近くに駐車しました。

コース状況／危険箇所等

【道の状況】
鶴子銀山跡〜中山旧道入口と二ツ岩大明神〜万照寺は車の通れる舗装路、万照寺〜佐渡金山第三駐車場は整備された歩道です。

＝佐渡金銀山古道（佐渡金山第三駐車場〜鶴子銀山跡）＝
上相川地区内はよく整備されています。
大山祗神社跡からコレラ地蔵分岐まではやや踏み跡が薄めの登山道です。案内板や目印のピンクリボンが多いので基本的には迷いづらいですが、間切川の沢を越えてからコレラ地蔵分岐までは道の状況がやや悪く感じました。
コレラ地蔵から笠取峠まではよく踏まれた道でした。
笠取峠から鶴子銀山までは、峠から百枚間歩分岐までの道が下草が育って藪化しつつあり、目印が無いとどこが道だかわかりづらい状況でした。百枚間歩分岐より下部は踏み跡もわかりやすくなり、道迷いの心配は無さそうでした。

＝中山旧道（林道国仲北線〜キリシタン塚）＝
車も通れる広さの砂利道ですが、笹が道に覆いかぶさっている所が多く、完全に道を覆って塞いでいる箇所もあるので、一般の方が通れる状態とは言い難いです。

＝中山峠〜二ツ岩大明神＝
大正期や昭和初期の地形図には載っている道で、中山峠側入口に石の道標もあるのですが、現在は完全な廃道で藪化しています。中山峠側の入口付近はまだ道の跡がわかるのですが、地理院地図上で168.0mの三角点がある中間点付近では完全に自然に還っていて、どこが道だったのかもわからない状況でした。現代の地理院地図に載っている二ツ岩大明神側の破線の道も実態は完全に藪化した廃道で、一般の方の通行は不可能です。

写真

4/2 9:35

佐渡金山第二駐車場

4/2 9:36

県道沿いは桜が満開でした。

4/2 9:38

明治37年建造の石積アーチ橋

4/2 9:39

佐渡金山第三駐車場入口
金山茶屋前バス停があります。

4/2 9:40

桜と石積アーチ橋

4/2 9:43

ソメイヨシノ

4/2 9:44

金山茶屋
予約制の団体向け食事処です。

4/2 9:45

佐渡相川散策マップ

4/2 9:46

佐渡金銀山古道入口
最初の坂は茶屋坂と呼ぶようです。

4/2 9:48

第三駐車場越しに搗鉱場跡が見えました。

4/2 9:50

ヤブツバキ

4/2 9:52

専照寺跡
上相川地区ではこのような石碑や石垣が数多く見られます。

4/2 9:55

4/2 9:57

この辺りから上相川地区の大規模集落跡になります。
近くの案内板によると、この周辺には相川町と外記町があったそうです。

4/2 10:00

上相川鉱山集落跡（床屋町）

4/2 10:00

専念寺跡に続く石段

4/2 10:03

上相川鉱山集落跡（九郎左衛門町）

4/2 10:05

急な坂道の両側にかつての住居跡が並びます。

4/2 10:08

上相川町の看板
高台の斜面一帯に住居跡が並ぶ点をマチュピチュに見立てたようです。

4/2 10:10

上相川鉱山集落跡（鍛冶町）

4/2 10:13

奥の小高い部分がまるで神殿跡のように見えました。

4/2 10:14

4/2 10:16

道遊の割戸

4/2 10:17

上相川鉱山集落跡（山之神町）

4/2 10:19

4/2 10:21

ニリンソウ

4/2 10:23

上相川火薬庫

4/2 10:24

大山祗神社跡につづく石段

4/2 10:24

大山祗神社跡

4/2 10:25

ここは先に進む道がわかりづらかったです。
（正解の道は右の斜面の踏み跡）

4/2 10:26

エンレイソウ

4/2 10:27

4/2 10:28

雪割草（オオミスミソウ）

4/2 10:31

キクザキイチゲ

4/2 10:32

雪割草

4/2 10:32

4/2 10:33

アオキ

4/2 10:33

清音比丘尼の墓
織田信長の娘という伝説があるそうです。

4/2 10:34

4/2 10:36

4/2 10:37

スミレサイシン

4/2 10:38

上相川番所跡

4/2 10:40

キクザキイチゲ

4/2 10:42

4/2 10:42

このあたりから急な登りになります。

4/2 10:46

4/2 10:48

4/2 10:49

4/2 10:50

茶屋平
付近の案内板によると、相川大工町から金北山へ向かう古道（西野山越道）との十字路になっていたようです。

4/2 10:51

金北山に向かう古道の入口でしょうか？

4/2 10:52

倒木が道を塞いでいました。

4/2 10:54

ニリンソウ

4/2 10:55

キクザキイチゲ
白花と青花の交雑株でしょうか。

4/2 10:57

茶屋平間歩跡
地理院地図上では林道の三叉路（地図に載っていない佐渡金銀山古道を含めると五差路）になっています。

4/2 10:58

ミヤマカタバミ

4/2 10:59

スミレサイシン

4/2 11:00

今度は一気に下ります。

4/2 11:02

間切川を渡渉します。

4/2 11:02

渡渉した先の道の状況は良くないようです...。

4/2 11:05

これ見よがしな階段があったので登ってみましたが、目印の付いた正解？の道は階段脇を抜けてほぼ水平に進む道でした。

4/2 11:07

土砂が流失して登りづらい階段を登った先は、斜面を横切る別の道と合流しているように見えました。

4/2 11:09

こちらの道でも進めそうでしたが、これまで多数あった目印のピンクリボンが全く見えなかったことから廃道だろうと考え、階段下に戻りました。

4/2 11:12

正解？の道の方が道形がわかりづらいですが、目印のピンクリボンは多数ありました。

4/2 11:17

雪割草

4/2 11:18

雪割草

4/2 11:19

倒木で道が塞がっていましたが、脇の斜面から抜けられました。

4/2 11:19

ピンクリボンやロープが無ければ道を見失いそうな場所もありました。

4/2 11:21

オウレン

4/2 11:22

雪割草

4/2 11:23

雪割草

4/2 11:24

雪割草

4/2 11:26

4/2 11:27

雪割草

4/2 11:27

ここで斜面上部から来た別の道が交差しました。
おそらく間切川渡渉後の階段で登った先の道の続きではないかと思います。

4/2 11:30

地理院地図にも載っている徒歩道と合流します。

4/2 11:33

少し戻ると先ほど交差した道との合流点がありました。
ここにコレラ地蔵分岐の看板があることから、交差した道の方が元々の古道だったようです。

4/2 11:34

雪割草

4/2 11:35

地理院地図ではこの先も相川城址公園付近まで道が続いていますが、とても通れそうには見えませんでした。

4/2 11:35

コレラ地蔵

4/2 11:38

雪割草

4/2 11:42

この辺りは道の状況が良く歩きやすかったです。

4/2 11:43

4/2 11:44

4/2 11:45

雪割草

4/2 11:46

4/2 11:47

塚跡

4/2 11:48

4/2 11:50

笠取峠

4/2 11:51

笠取峠から鶴子銀山方面の道は入口から道形が不明瞭でした。

4/2 11:52

目印のピンクリボンがあるので道を間違ってはいなさそうですが、下草が多く踏み跡も薄いです。

4/2 11:56

この辺りはほぼ藪でした。

4/2 11:58

右の樹の間から降りてきました。

4/2 11:59

4/2 12:01

百枚間歩分岐

4/2 12:02

百枚間歩へは右が正解です。
左は何かの作業道と思われます。

4/2 12:11

百枚間歩

4/2 12:11

百枚間歩

4/2 12:13

雪割草

4/2 12:18

百枚間歩分岐より下は踏み跡がはっきりして歩きやすくなります。

4/2 12:25

鶴子銀山の選鉱遺跡
代官屋敷跡とあわせて広場状になっていました。

4/2 12:28

4/2 12:31

選鉱遺跡の入口
案内板は百枚道の古道についてのものです。

4/2 12:32

鶴子銀山代官屋敷跡

4/2 12:34

ここから林道大佐渡北線に出られますが、鶴子坑跡方面に行くのに林道は尾根を大きく迂回しているので、引き続き古道を歩きます。

4/2 12:35

4/2 12:35

4/2 12:37

コンプレッサー小屋跡
左の石積みが名残のようです。

4/2 12:38

鶴子坑跡手前の広場に出ます。

4/2 12:38

鶴子坑跡手前の広場

4/2 12:40

鶴子坑跡
埋め戻されているので坑道内を見ることはできません。

4/2 12:46

4/2 12:49

鶴子銀山跡の案内板

4/2 12:56

4/2 13:05

中山旧道入口

4/2 13:05

中山旧道は車が通れる道幅の砂利道です。

4/2 13:07

この取水施設？までは問題なく歩けます。

4/2 13:08

取水施設？の先はご覧の通りの笹薮です。
この藪を抜けた先も、路上に笹が覆いかぶさった場所が何ヶ所かありました。

4/2 13:10

亀甲石の案内板

4/2 13:10

こちらが亀甲石でしょうか。

4/2 13:13

二ツ岩大明神方面の古道の分岐
石碑には「二岩右」と刻まれていました。

4/2 13:15

4/2 13:20

峠の茶屋跡とキリシタン塚

4/2 13:25

キリシタン塚

4/2 13:34

二ツ岩方面の古道
一番状態が良さそうな場所でもこの状況で、少し進むと完全に藪になって道を見失いました。

4/2 14:21

二ツ岩大明神側の古道入口（右の倒木のあたり）
見てのとおり完全な廃道なので、間違って入り込む心配はありません。

4/2 14:23

4/2 14:25

二ツ岩大明神の駐車場？

4/2 14:26

二ツ岩大明神

4/2 14:27

二ツ岩大明神

4/2 14:29

二ツ岩大明神

4/2 14:29

二ツ岩大明神本堂

4/2 14:39

手前の木柱に「二ツ岩参道近道」と書いてありましたが、鳥居の奥の状況を見ると林道を歩いた方が早そうです。

4/2 14:43

4/2 14:48

大仏川にかかる城址橋

4/2 14:50

城址橋より大仏川上流方面の眺望

4/2 14:51

城址橋より相川市街地方面の眺望

4/2 14:52

4/2 14:58

相川城址公園の桜

4/2 14:59

相川城址公園の桜

4/2 15:01

4/2 15:08

4/2 15:11

4/2 15:14

ソメイヨシノ

4/2 15:17

4/2 15:19

京町通り

4/2 15:25

旧相川拘置支所

4/2 15:28

道遊の割戸

4/2 15:37

万照寺
車の通れる舗装路はここまでです。

4/2 15:37

鉛坂

4/2 15:40

普明の鐘

4/2 15:43

無宿人の墓

4/2 15:46

4/2 15:48

4/2 15:50

佐渡金山第三駐車場より高任粗砕場跡と道遊の割戸

4/2 15:53

石積アーチ橋と旧佐渡鉱山の建物

撮影機器：

PENTAX K-3 ペンタックス

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ カメラ