【日本二百名山】大日ヶ岳【残雪期】 〜ひるがの高原登山口からピストン〜

2023年04月04日(火) [日帰り]

• GPS: 05:40
• 距離: 11.6km
• 登り: 798m
• 下り: 788m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:33
• 休憩: 0:54
• 合計: 5:27

6:40 大日ヶ岳ひるがの高原登山口
7:52 7:59 いっぷく平
9:15 9:17 展望台
9:34 10:18 大日ヶ岳
10:26 10:26 展望台
11:11 11:12 いっぷく平
12:03 12:03 大日ヶ岳ひるがの高原登山口
12:07 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大日ヶ岳　登山者専用駐車場（無料）
・「登山者専用駐車場」という看板があるのは15台程度ですが、表記がないスペースを含めれば30台以上停められそうです。
・トイレはありません。
・携帯は問題なく使用できます。
・路上に雪はありません。ノーマルタイヤでも問題なくアクセスできると思います。

コース状況／危険箇所等

・危険箇所、不明瞭箇所はありません。
・「いっぷく平」を過ぎた辺りから雪が途切れなくなりますが、チェーンスパイクで問題なく歩けます。（何も付けなくても歩けると思います）

その他周辺情報

＜日帰り温泉＞
ひだ荘川温泉 桜香の湯　730円（JAF割引 630円）
・道の駅「桜の郷 荘川」に隣接した温泉施設です。
・割と新しめの施設で、食事処や休憩スペースがあります。
・タオル、バスタオルを無料で貸し出してくれます。
・泉質はナトリウム・炭酸水素温泉で、温めのお湯でのんびりできます。

写真

4/4 6:31

ひるがの高原登山口の駐車場に駐車。この下の舗装されたスペースの方に停めましたが、計15台くらい停められると思います。

4/4 6:28

こちらは「登山者専用駐車場」という看板はないですが、20台くらい停められるスペースがあります。

4/4 6:32

駐車場からすぐに登山道が始まります。なお、『ここより山頂まで7km』とありますが、実際は6kmもありません。

4/4 6:38

この日は一日中快晴で良い天気でしたが、5月のような陽気で、かなり暑かったです。

4/4 7:53

中間地点の「一ぷく平」。ここまでは、ほぼ雪がありません。

4/4 8:15

一ぷく平を過ぎて少しすると雪が出現しますが、傾斜が緩いのでそのまま歩きました。

4/4 8:52

気温が高くて雪が緩く、ズルズル滑ります。歩きにくいので、途中でチェーンスパイクを装着しました。

4/4 8:59

尾根に乗ると視界が開けてきました。山頂まではまだ距離がありますが、気持ちの良い稜線歩きです。

4/4 9:02

どこでも歩けそうな広い尾根道ですが、踏み抜きには注意。

4/4 9:14

山頂の手前にある小ピーク。「展望台」とありますが、山頂の方が眺めが良いので長居する必要はありません。

4/4 9:34

山頂標識が見えてきました。広くて開放的な山頂です。

4/4 9:36

大日ヶ岳（1708.87m）の山頂に到着しました。趣のある立派な山頂標識です。

4/4 9:35

大日ヶ岳の山名の由来である大日如来像も鎮座しています。モニュメントが賑やかで、観光地のような光景。

4/4 9:37

山頂からは、残雪期限定で登れる「天狗山」への縦走路が開けています。この後に長距離ドライブが待っているので、今回はパスしますが…。

4/4 9:48

何はさておき、白山の眺めが最高です。昨日の野伏ヶ岳では、別山（べっさん）の陰に隠れていましたが、ここからは圧倒的な存在感です。

4/4 9:48

なお、別山は「白山の一部」というイメージでしたが、こうして見るとなかなか風格のある山で、登りたくなってきました。

4/4 9:48

北に位置する経ヶ岳の方面。山頂には山座同定盤が設置されているので、現地では特定できていたのですが、もう分からなくなりました…。

4/4 9:50

この角度だと余り目立ちませんが、中央に昨日登った野伏ヶ岳が見えます。

4/4 9:48

左側に荒島岳が見えます。大野市（福井県）側からは独立峰のような山容ですが、この方角から見ると全く印象が違います。

4/4 9:46

越美山地の盟主である能郷白山が中央に見えます。白山と並んで両白山地を代表する山ですが、ここからだとやや距離があります。

4/4 9:47

遠くに北アルプスの山々が見えます。残念ながら、この方角（東側）はやや霞んでいます。

4/4 9:47

雪があると遠目にも分かりやすい乗鞍岳。

4/4 9:47

何処から見ても目立つ御嶽山。規制も落ち着いてきたので、久し振りに登ってみたくなりました。

4/4 9:46

山頂を暫く独り占めでしたが、スキー場方面から数組登ってきました。お手軽にこれだけの景色を堪能できるのはお得ですね。

4/4 10:14

名残惜しいですが、下山開始します。気温が高いので、かなりズルズルですが、踏み抜きはそれ程ありません。

4/4 11:19

よく整備されて歩きやすい道です。ピストンだと単調に感じますが…。

4/4 12:05

駐車場に到着。下りは2時間掛からずに下りて来れました。

4/4 12:06

駐車場の一角に建つ「水神」の石碑。近くに渓流は見当たりませんが、何らかの「水源」があるのでしょうか？

4/4 12:45

下山後は道の駅「桜の郷 荘川」に隣接した「ひだ荘川温泉 桜香の湯」で汗を流し、鶏ちゃん定食（1150円）を頂きました。美味しかったです。

撮影機器：

iPhone 12 Pro Max 512GB SIMフリー Apple

感想

SHAKATAK

日本二百名山の一座である「大日ヶ岳」。
西暦717年（奈良時代）に、白山の開祖でもある泰澄上人（たいちょうしょうにん）がこの山の山頂に大日如来を祀り、開山したことが山名の由来となっています。
今の時期であれば、高鷲スノーパーク（スキー場）のリフトを利用して、1時間程度で登頂できますが、それでは味気ないので、ひるがの高原登山口から登りました。

人気の山だけあって登山道はよく整備されており、ルートも明瞭でした。コースの半ばを過ぎた辺りから雪が出現しますが、傾斜はそれ程キツくないので、チェーンスパイクで問題なく歩けます。

この日は快晴ということもあって山頂から景色が素晴らしく、特に雪化粧をした白山の存在感は別格でした。前日の「野伏ヶ岳」も眺望の良い山でしたが、別山（べっさん）の陰に隠れて白山がよく見えなかったので、ようやく見たい景色を見ることができました。

なお、この時期は、残雪期限定で登れる「天狗山」に足を伸ばす人も多いですが、この後は長距離運転が待っていたので、自重しました。
なかなか気軽に来れるエリアではないですが、機会があれば、また残雪期に訪れて、次は天狗山を目指したいと思います。