サクラグチ(北岳)周回 鈴鹿山系


- GPS
- 05:38
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,368m
- 下り
- 1,350m
コースタイム
天候 | 下界は晴れ予報でしたが、曇り・晴れ間・あられ・最後は雨でした(^^;) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
結果危険個所はありませんでしたが、反時計回りの場合、シカの楽園から変な方向に進むと崩落個所に行き当たります(私がポンコツなだけかも)。 |
写真
感想
以前から気になっていたルート。破線の周回ですが、なんか面白そうに思いまして。やっとチャンスが来たので行ってみることにしました。早く目が覚めたので、早めに出発したものの、駐車場はほぼいっぱい(^^;)。人気の駐車場のようです。トイレもあってありがたいです。
さて、出発!ほどなく駐車場がいっぱいな理由がわかりました。うぐい川に架かる橋から見る桜の見事なこと。なるほど、そういうことか。満開の時ならさらに素晴らしい景色なんでしょうね。桜並木の横を歩いて登山道に向かいます。
程なく未舗装の林道になり、一人静かに歩いていきます。車が走れる斜度ですからいいアップになります。そのうち右側に登山道が現れました。たまたま地図を開いた場所がちょうど取り付きだったので良かったのですが、これは見逃しそうな取り付きでした。ラッキー(^^)。この先からテープはしっかりありました。
急登というほどではないちょうどいい斜度の道を登っていきます。昨日の雨のせいか足元が滑りやすいので注意しながら杉林の中を歩いていくのですが、破線にしては道は明瞭で歩きやすいです。順調に高度を上げていくと、やがて能登ヶ峰に到着。事前情報の通り、眺望はなし。写真だけ撮ると先に進むことにします。
途中、目指すサクラグチ方面がちょっと見えましたが、山頂はガスって見えません。あっちに着くころには晴れてほしいものです。登山道が明るくなったと思ったら枯れススキの林に到着。ここが鹿の楽園かな?さすがにススキにテープはありませんが、ススキとの境界の木にしっかりテープがあります。この辺り、たくさん花が咲いていて蕾もいっぱいあって、来週ぐらいには花だらけになってくれそうです。いい場所です。ランチにしてもいい場所ですが、まだまだ早いので先に進みます。
おおよその進む方向はわかるのですが、木々の中をぶち抜いていこうとしたら崩落地に直面。あぶないあぶない。ススキに戻って境界沿いに歩いて先を目指します。シカの楽園から先は少しテープも減り、藪もいささか増えますが、迷うほどではありません。アスレチック的なルートを楽しんで進みます。しばらくはちょっとしたアップダウンを繰り返しながら進んで行くことになりました。
そのうち風が出てきました。思ったより冷える。そういや登山口の気温からしてミドルウェアを着ていなかったのですが、そのまま車に置いてきてしまったことに気づく。ああ、これはやらかしたか?場所柄、峠の手前なので風の通り道になっているのかもしれない。足を止めると体が冷えそうなので、歩きながら補給をします。カタコシ峠からは激しい登りになりそうなので、その前に補給を済ませねば。
テープに導かれているうちに、気が付けばP758を巻いてしまっておりました。うーん、もしかして眺望があったら悔しいから登り返そうかと迷いましたが、巻き終わりから見た激下りになっているルートを見てやめることに(^^;)。なかなかの下り道です。これ、時計回りにきて疲れた足で登り返すとなったらしびれるだろうなあ。そのまま下り基調の道をカタコシ峠に向けて歩きます。
カタコシ峠からは田村川に降りていけるという表示がありました。ということはここから宮指路や仙ヶ岳方面にも行けるということですね。今日はこのまままっすぐ進みます。この先は事前情報によると激登りらしい。覚悟して登りに取り付きます。
出だしは確かに激登り。しかし覚悟していたほどでもないような(^^;)。鈴鹿の多々ある激登りに比べると大したことはないぞ。順調に高度を上げていくと、斜度はマシになっていきます。そのまま進むと横谷山に到着。おお、今日の登りはほぼ終えてしまったかな?天気は好転してくれないどころか、たまにぱらっとあられが降ってくるほどですが、風が収まってくれただけでありがたい。
そのちょっと先で、今日のルートを振り返ることができるスポットがありました。うーん、いいね(^^)。あれを歩いてきたのね。反時計回りを選んだのは、下りながら今日のルートを振り返りたいということからでしたので、良かった。まあまだ先は長いですけど(^^;)。それより後ろにある稜線にそそられます。場所からすると仙ヶ岳への稜線かな。めっちゃ良さげでそそられますやん。いつか行ってみよう。
その先、うぐい川へ降りるルートとの分岐点から先の道が、若干東に作り直されているようでした。倒木でふさがれたのでしょうか。整備いただきありがとうございます。新しい道は切り開かれたばかりなのか、小さな切り株が多いので注意して進みます。ほどなく旧道らしき道と合流。歩きやすくなります。テープはしっかりあります。導かれるまま進むと、山頂標識らしき看板を発見。サクラグチでした。
サクラグチと看板にもあるのに、なんで北岳って名前もあるのかわかりませんが、とりあえず写真を撮ります。能登ヶ峰と同じくこちらも三角点があったので、それも撮影。とその時、動物が飛び出してきました。子熊?だとしたら母熊が近くにいるんじゃないの?周りを見渡しつつパニック。とりあえず気配はない。それから子熊とて襲われたらたまらんと思い直し、よく見てみると、、、。
わんこでした(^^;)。少しすると飼い主さん登場。しばらく談笑します。話を聞くと、黒柴犬だとのこと。柴犬って吠えるイメージがあったのですが、ぜんぜんそんなことなくじゃれてきてくれます。犬は昔飼っていたことがあるのでかわいいかわいい。私と逆ルートで歩かれるとのことでしたので、お互いルート情報を交換してまた歩き始めます。が、ワンちゃんが私と飼い主さんとの間を往復するものだから後ろ髪を引かれちゃう(^^;)。またどっかで会おうね。
さて、この先しばらくは小さなアップダウンがあるも下り道。でも風が強烈になりました。下りだから体があったまらん。でも今頃になって空は明るくなってきたのでありがたい。眺望はほぼなしですが、途中に親子登山記念の看板があり、そこからは反対側の鹿の楽園がよく見えました。通ってきたルートが見えるのはうれしいなぁ(^^)。その先は一気に下っていきます。
下るほどに道はわかりにくくなっていく気がしますが、テープを探して進みます。なんかわからんアンテナ発見。人工物があるということは今日の旅も終わりが近いか。そして最後の最後で、見えている車道に降りられないというポンコツ発動。後で見てみたところ、登山道を右に外していたようです。ラスト10mを外すというオチが付いてしまいましたが、無事下山できました。破線とは思えないよく整備されて踏まれたルートでした。全体的に眺望が良くありませんでしたが、サクッとハイクするなら鹿の楽園を目的地にするのもいいかもしれないですね。
車に戻ると駐車場は車列が2本に。おお、倍増している(^^)。桜で有名なんでしょうか。到着と同時に本降りの雨が降ってきた。ワンちゃん、無事かな?一気に車が減っていく中、私も帰路へ。今日もありがとうございました。
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