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Yamareco

記録ID: 534974
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ハイキング
京都・北摂

北摂のミステリースポット、古宝山と幻の滝

2014年10月23日(木) [日帰り]
 - 拍手
GPS
02:19
距離
3.2km
登り
227m
下り
213m

コースタイム

日帰り
山行
1:57
休憩
0:22
合計
2:19
10:01
61
スタート地点
11:02
11:24
56
12:20
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場がありませんので、県道の路肩の広いところに置かせていただきました。
コース状況/
危険箇所等
道はしっかりしていますが、幻の滝の上は急斜面なので滑落注意です。
登山口は玉瀬の集落の奥のお宅の横を通らせていただきます。ここまでは全く道標なしです。
登山口は玉瀬の集落の奥のお宅の横を通らせていただきます。ここまでは全く道標なしです。
ここからは行けません。途中最後のお宅の畑の法面を荒らすことになるので通行止めです。左からぐるっと回って畑の上に出ます。
2014年10月23日 10:12撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
10/23 10:12
ここからは行けません。途中最後のお宅の畑の法面を荒らすことになるので通行止めです。左からぐるっと回って畑の上に出ます。
畑の上です。小さなため池がかわいいです。
2014年10月23日 10:13撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
10/23 10:13
畑の上です。小さなため池がかわいいです。
ここでやっと看板が出てきます。NHK神戸放送局の看板と、登山道の看板です。鹿よけ電気柵をまたいで山に入ります。
2014年10月23日 10:13撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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10/23 10:13
ここでやっと看板が出てきます。NHK神戸放送局の看板と、登山道の看板です。鹿よけ電気柵をまたいで山に入ります。
古宝山(ふるぼっさん)と八王子山(はっちょじさん)と読みます。リズムがあっていいですね。
2014年10月23日 10:13撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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10/23 10:13
古宝山(ふるぼっさん)と八王子山(はっちょじさん)と読みます。リズムがあっていいですね。
意外に整備された山道のようです。土地の人が結構登られているようです。
2014年10月23日 10:17撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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10/23 10:17
意外に整備された山道のようです。土地の人が結構登られているようです。
八王子山からの尾根道を分けて、少し進むと右側に滝の音がします。すこし急斜面を降りると滝の落ち口が見えます。高低差10mほどでしょうか垂直の崖に水が流れるのが見えます。滝壺は見えませんが、これが幻の滝でしょう。滝壺に行くにはもう少し下流から谷筋を詰める必要がありそうです。滝の名前は「たまたれの滝」または「はっちょ滝」というそうです。
2014年10月23日 10:31撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
10/23 10:31
八王子山からの尾根道を分けて、少し進むと右側に滝の音がします。すこし急斜面を降りると滝の落ち口が見えます。高低差10mほどでしょうか垂直の崖に水が流れるのが見えます。滝壺は見えませんが、これが幻の滝でしょう。滝壺に行くにはもう少し下流から谷筋を詰める必要がありそうです。滝の名前は「たまたれの滝」または「はっちょ滝」というそうです。
クチベニタケ。秋ですね。
2014年10月23日 11:00撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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10/23 11:00
クチベニタケ。秋ですね。
コウヤボウキもいっぱい咲いていました。
2014年10月23日 11:03撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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10/23 11:03
コウヤボウキもいっぱい咲いていました。
滝から100mほど登ると、もう頂上です。祠には中国っぽい人の木像が安置されています。もしかしたら八大龍王かもしれません。盗難防止のためにしっかり鍵がかかっています。
2014年10月23日 11:07撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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10/23 11:07
滝から100mほど登ると、もう頂上です。祠には中国っぽい人の木像が安置されています。もしかしたら八大龍王かもしれません。盗難防止のためにしっかり鍵がかかっています。
ご神体です。比較的新しいもののようです。「北摂の山」では何も入っていないという記述がありました。
2014年10月23日 11:08撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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10/23 11:08
ご神体です。比較的新しいもののようです。「北摂の山」では何も入っていないという記述がありました。
三等三角点、点名「玉瀬」です。
たまたれといい、玉瀬といい、玉にちなんだ地名が多いところです。その昔神様が飛んできたという伝説があるミステリースポットです。
2014年10月23日 11:09撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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10/23 11:09
三等三角点、点名「玉瀬」です。
たまたれといい、玉瀬といい、玉にちなんだ地名が多いところです。その昔神様が飛んできたという伝説があるミステリースポットです。
今日はいい天気、低山の紅葉もきれいになってきました。
2014年10月23日 11:23撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
10/23 11:23
今日はいい天気、低山の紅葉もきれいになってきました。
2014年10月23日 11:23撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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10/23 11:23
下山の途中で見たミステリアスな穴。直径1m深さ2mほどもあります。どう考えても人工的な穴ですが、もしかしたら動物の罠だったのかもしれません。
2014年10月23日 11:35撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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10/23 11:35
下山の途中で見たミステリアスな穴。直径1m深さ2mほどもあります。どう考えても人工的な穴ですが、もしかしたら動物の罠だったのかもしれません。
八王子山への山道はいい尾根道です。
2014年10月23日 11:45撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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10/23 11:45
八王子山への山道はいい尾根道です。
八王子山から振り返ると古宝山がよく見えます。
八王子社のご神体はこの山だと思います。
2014年10月23日 11:49撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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10/23 11:49
八王子山から振り返ると古宝山がよく見えます。
八王子社のご神体はこの山だと思います。
八王子社です。桧皮葺きの社殿が中にありました。古宝山をバックにして麓の集落に相対しています。
2014年10月23日 11:52撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
10/23 11:52
八王子社です。桧皮葺きの社殿が中にありました。古宝山をバックにして麓の集落に相対しています。
ここからは周りの山の眺望がいいです。六甲の山並みや大船山などがよく見えます。
2014年10月23日 11:53撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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10/23 11:53
ここからは周りの山の眺望がいいです。六甲の山並みや大船山などがよく見えます。
朽ち果てた鳥居が結界のように立っています。
2014年10月23日 12:02撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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10/23 12:02
朽ち果てた鳥居が結界のように立っています。
そのまま降りていくと小さな池がありました。池に張り出したコナラから風に煽られてどんぐりが池に落ちていきます。
2014年10月23日 12:12撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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10/23 12:12
そのまま降りていくと小さな池がありました。池に張り出したコナラから風に煽られてどんぐりが池に落ちていきます。
2014年10月23日 12:14撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
10/23 12:14
2014年10月23日 12:14撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
10/23 12:14
県道に出ました。ちょっとした峠(249m標高点)には小さなお地蔵さんがありました。
2014年10月23日 12:21撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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10/23 12:21
県道に出ました。ちょっとした峠(249m標高点)には小さなお地蔵さんがありました。

感想

北摂のなかでもちょっと道から外れていて見過ごされがちな山、でも少し前から気になっていた山に行ってみた。それは古宝山459m。玉瀬辻で友人と落ち合い、早速玉瀬集落の奥から山道へ。ここには幻の滝と呼ばれる小さな滝があるらしい。地元の人の話では山の名前は古宝山(ふるぼっさん)と八王子山(はっちょじさん)、滝の名前ははっちょ滝というらしい。滝は「たまたれの滝」とも言われるらしいが・・・なんともいい響きの名前ではないか。
民家の軒先を通らせていただき、山に入ると意外にもいい山道が続いている。地元の人がはっちょじさんのお社に通う道だろうか。
途中ではっちょじさんとふるぼっさんの分岐があり、登りは谷道(右)帰りは尾根道(左)を通ることにする。谷道をしばらく行くと右側の谷から滝の音がする。右側は崖になっているので慎重に滝上に出る。ほぼ垂直の岩壁に一筋の水が流れているのがようやく見える。上から見るとなかなかスリルのある場所だ。
滝を過ぎ、谷を詰めると頂上直下まですぐ、頂上で昼食休憩だ。といっても登り始めてから1時間ほどで頂上だから低山の典型か。頂上には木像を祀る小さな祠がある。
下山ははっちょじ山の方角へと歩を進める。かなりの急坂、しかも苔のついた岩は滑りやすいので慎重に降りる。たぶん登りのほうが楽ではないだろうか。10分ほどで鞍部に到着、少し登り返せば八王子山だ。振り返るとピラミダルな古宝山を見ることができる。八王子山の上には社があり、地元の信仰を集めているようだ。この社のご神体は間違いなく古宝山だろう。
ここからは古い石段の道を麓に向かっていく。登山時に使った道を避け、玉瀬峠のほうに向かうとまもなく古い池(灌漑用水)が現れる。池を越えて林道(廃道)を辿ると県道の峠に到着だ。峠には小さな地蔵さんがあって我々の帰りを迎えてくれた。

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