【青春18】小楢山

2023年04月10日(月) [日帰り]

• GPS: 07:39
• 距離: 16.3km
• 登り: 1,365m
• 下り: 738m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:35
• 休憩: 1:02
• 合計: 7:37

8:42 窪平バス停
10:03 10:10 フフ小楢山登山者駐車場
11:32 11:32 母恋し道登山道入口
12:35 12:35 小楢峠
12:49 13:36 小楢山
13:46 13:49 一杯水
14:00 14:00 的石
14:58 15:03 焼山峠
16:19 塩平バス停

天候

終日快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

■自宅最寄り駅 ⇔ 塩山駅：青春18きっぷ利用

■往路バス：8:25発、山梨市民バス　塩山駅 → 窪平　200円

■復路バス：16:30発、山梨市民バス　塩平 → 窪平 / 17:25発、窪平 → 塩山駅　200円×2
　それぞれの区間で200円です。ちなみに、塩山は甲州市。
　　　　　　　　　　　　

コース状況／危険箇所等

●窪平 → フフ　：一般道路です。

●フフ → 母恋し路入口：林道歩きです。荒れていて車両通行は不可ですが、歩く分には全く問題がありませんでした。

●母恋し路入口 → 小楢山：概して緩やかな登山道です。危険個所はありませんでした。

●小楢山 → 焼山峠：緩やかな登山道。カラマツの落ち葉が堆積して、足に優しいです。強いてあげれば、新道の一部に急斜面の下りがあります。恐怖感の起きにくい場所だけに、それなりの注意が必要でしょう。

●焼山峠 → 塩平：舗装された「県営林道川上牧丘線」の一部。焼山峠のゲートは開いていましたが、塩平側のゲートで「冬季閉鎖中」になっていたので、車両とは出遭いませんでした。

●当初の計画では、バスの発車の2時間前に塩平にゴールインしてしまうので、時間調整をしながら歩きました。ふんだんに道草を食ったり、虫や花を撮影したりして、塩平にはバス発車の10分前に到着しました。

その他周辺情報

●トイレは、窪平バス停と、フフのすぐ先の登山者用駐車場にあります。焼山峠のトイレは「冬季閉鎖中」でした。

●窪平に「花かげの湯」。その他各種商店があります。

●鼓川温泉のほぼ玄関先までバスが入ります。運行本数は少ないので、車またはバス時刻表が必須。

★塩平バス停から車道を数分歩いて下ると、枝垂れ桜と富士山を同時に眺められるスポットがあります。バスの運転士さんがそこでバスを停めて、見せてくれました。

★有名な「乙ヶ妻（おっかづま）の枝垂桜」には行けませんでした。マイカー利用の場合は、容易に行けそうです。

写真

4/10 8:13

塩山駅に到着。春の青春18きっぷ、有効期間の最終日です。

4/10 8:16

武田信玄公之像。塩山駅北口にあります。

4/10 8:21

塩山駅南口バス1番乗り場から、8時25分発、窪平行きに乗ります。

4/10 8:41

約15分で窪平に到着しました。バス停にトイレがあります。

4/10 8:45

「牧丘」の名が残っています。ぶどうと桃の産地。

4/10 8:58

大沢山（左）と小楢山（山頂に伐採地）

4/10 9:03

「ジャンボ鶴田園」を右に見ます。

4/10 9:04

あんなところに、道の踏切？

4/10 9:13

仏陀様、ここで一休みなさいませんか？

4/10 9:21

ハクセキレイ、あっち向いて、ホイ。

4/10 9:29

枝垂れハナモモと小楢山（右）

4/10 9:41

タンポポとホトケノザが混生するブドウ園が多いです。

4/10 9:42

このブドウ園は麦が生えていました。

4/10 9:45

だいぶ高くまで来ました。最奥は大菩薩連嶺。

4/10 9:47

何度も振り返りながら、フフへと進みます。

4/10 9:47

ズームイン。きれいに見えるうちに撮影しておこっと。

4/10 9:51

フフ横より、大沢山と小楢山（右）

4/10 9:54

「山梨県峡東地域」は「日本遺産：ぶどう畑がおりなす風景」

4/10 9:55

その看板と同じ場所にて。

4/10 9:59

シダレザクラ。きょう乙ヶ妻に行けるかな？

4/10 10:00

直進します。フフ山梨は閉館中。

4/10 10:04

小楢山登山道入口公衆トイレ。山のトイレとしてはきれいでした。

4/10 10:08

駐車場の奥に、「無縁供養」のお地蔵様。

4/10 10:09

開けて、通過して、また閉じる。この時、簡単な知恵の輪を楽しめます。

4/10 10:11

林道は荒れていて、車両の通行はできません。

4/10 10:24

吸水する、スギタニルリシジミ：翅の表側は美しく輝く青色。

4/10 10:26

ビロードツリアブ：長い口吻で花の蜜を吸う。ホバリングが得意。

4/10 10:26

花粉まみれの、キンケハラナガツチバチ。

4/10 10:29

ミヤマセセリ：きょう各所で見られました。

4/10 10:33

伐採地から望む、大沢山と小楢山（右）。

4/10 10:40

「座頭塚」と書いてあります。柱に俳句。

4/10 10:45

左手より、沢のせせらぎが心地よく響き渡ります。

4/10 10:48

この岩に腰を下ろして水分補給。心地よさ抜群。

4/10 10:52

マメザクラかな。小型で可愛らしい花が下向きに咲いています。

4/10 11:02

お地蔵さまと白骨。

4/10 11:05

大きな「開山碑」。手前に「由来」があります。

4/10 11:16

ヒナスミレ

4/10 11:17

エイザンスミレ

4/10 11:23

父恋し路入口ですが、楽な母恋し路に向かいます。

4/10 11:24

コガネネコノメソウ

4/10 11:31

「母恋し路・父恋し路の云われ」

4/10 11:32

ようやく「母恋し路」に取り付きます。

4/10 11:39

ユリワサビもあちこちに。

4/10 11:43

ダンコウバイがここかしこに。

4/10 11:44

ダンコウバイ：クローズアップ

4/10 11:55

バイケイソウ、またはコバイケイソウ。

4/10 11:59

「ピー！」と大きく響く声は、ニホンジカの群れから。

4/10 12:15

ハシリドコロがいたる所に。

4/10 12:15

普通は下向きに咲く、ハシリドコロですが。

4/10 12:29

のどかな山道がずっと続きます。急登はありません。

4/10 12:29

たぶん、ルリビタキ（絵）

4/10 12:36

小楢峠が見えました。

4/10 12:38

倒木。奥秩父っぽい雰囲気も少々。

4/10 12:49

小楢山に登頂。富士山とテルテル坊主。

4/10 12:49

山梨百名山、小楢山（霊山古那羅山）とあります。

4/10 12:50

後ほど、この方位盤を自撮りに使います。

4/10 12:50

この特等席で昼食にしました。

4/10 12:51

お昼がますます美味しくなります。

4/10 12:55

小楢山頂より望む、白峰三山。

4/10 12:57

大菩薩嶺ズームイン。

4/10 12:57

湯ノ沢峠ズームイン。

4/10 12:58

登って来た道。

4/10 12:58

扇状地と盆地を広大に望むめる山頂です。

4/10 12:58

大沢山です。

4/10 13:19

気取りセルフィー：秀麗富士を望みつつ。

4/10 13:31

シラカバの小枝を透かして、金峰山の五丈岩。

4/10 13:36

焼山峠（やきやまとうげ）に向かいます。

4/10 13:37

山の向こう側へ、未知の世界に向かう、ワクワク気分です。

4/10 13:37

シジュウカラさん、こんにちは。

4/10 13:40

黄金色の、きれいな苔。

4/10 13:41

遊歩道みたいな登山路をルンルンと。

4/10 13:43

ずっと落葉樹林帯です。

4/10 13:48

「一杯水」で、小楢峠からの巻き道を合わせます。

4/10 13:57

防火帯のような、広々とした道を歩きます。

4/10 13:58

真っ直ぐ、新道に進みました。

4/10 14:00

的石（まといし）を、まず横から見ます。

4/10 14:00

的石を正面から見ます。

4/10 14:05

カラマツ越しに、乙女湖が見えました。

4/10 14:07

急下りです。転ぶと下までコロコロコロ ...？

4/10 14:07

巨人か恐竜の手みたい。

4/10 14:12

ヒメツチハンミョウ（有毒）

4/10 14:20

ウラジロモミの葉。

4/10 14:22

ウラジロモミを見上げる。

4/10 14:26

何度も登って ...

4/10 14:29

下って ... また登って ... の繰り返し。

4/10 14:41

右の林道に下りる踏み跡がありましたが、山道を進みます。

4/10 14:56

もう登りはありません。

4/10 14:58

子授け地蔵@焼山峠

4/10 14:59

授地蔵の由来。だからたくさんあるのですね。

4/10 15:03

焼山峠を後にします。

4/10 15:07

アブラチャン

4/10 15:08

アブラチャン、ズームイン。

4/10 15:15

バッコヤナギ：オオマルハナバチたちがぶんぶん。（写っていません）

4/10 15:19

林道歩きに飽きてきたけど、無心に下り続けます。

4/10 15:44

カーブミラーに映った、あしながおじさん。

4/10 15:46

ここからかなりの急勾配になります。

4/10 16:00

ヘアピンカーブの連続も、そろそろ終わりです。

4/10 16:03

ルリタテハが日光浴。

4/10 16:15

鼓川のせせらぎ音が心地よいです。

4/10 16:17

塩平を目前にして、閉鎖中のゲート。左側から回り込みました。

4/10 16:19

塩平のハクモクレンとシダレザクラは今が満開。

4/10 16:21

窪平行きのバス。発車は10分後の16時30分。

4/10 16:30

ここでバスを停めてくれました。車窓より、富士山とシダレザクラ。

4/10 17:49

塩山駅に無事帰還しました。

撮影機器：

COOLPIX B500 ニコン

感想

oda230

●春の青春18きっぷ利用の山旅、最終回は、小楢山。登りに「母恋し路」、下りに焼山峠コースを歩いたので、苦労はありませんでした。

●フフ山梨へのアプローチでも、小楢山頂でも、素晴らしい眺望を満喫できました。青春18きっぷ有効期限の最終日に快晴となってくれたおかげです。

●塩平発、窪平行きのバスは、約35分間、山上の集落を糸で縫うように走ります。観光バスさながらの、展望バスツアーでした。特に、塩平ー洞雲寺（とううんじ）間は、春爛漫の民家の庭先をすり抜けるように走り、胸が躍りました。

◎この春の青春18きっぷ利用のレコです。
★第1回【青春18】烏場山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5248099.html
★第2回【青春18】沼津アルプス
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5275517.html
★第3回【青春18】蛾ヶ岳
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5298637.html
★第4回【青春18】茅ヶ岳・金ヶ岳
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5325125.html