露天風呂ひとりじめ 湯俣温泉 紅葉狩りハイク

2014年10月25日(土) 〜 2014年10月26日(日)

• GPS: 33:24
• 距離: 37.3km
• 登り: 672m
• 下り: 667m

コースタイム

1日目

• 山行: 0:308
• 休憩: 0:95
• 合計: 0:00

5:37 七倉山荘
6:53 7:01 高瀬ダム湯俣登山口
9:02 9:03 名無避難小屋
10:20 11:20 湯俣温泉晴嵐荘
11:36 12:02 湯俣(噴湯丘)
12:20 湯俣温泉晴嵐荘

2日目

• 山行: 0:267
• 休憩: 0:01
• 合計: 0:00

7:18 湯俣温泉晴嵐荘
8:23 8:23 名無避難小屋
10:10 10:10 高瀬ダム湯俣登山口
10:29 10:29 高瀬ダム濁沢登山口
11:45 11:46 七倉山荘

アクセス

利用交通機関：

自家用車

マイカーは七倉山荘駐車場まで入れます。駐車代無料。トンネルの前にゲートがあり、一般車（二輪、自転車含む）は通れません。

コース状況／危険箇所等

ダムの登り以外、ほぼ平坦路で危険箇所なし。但しタクシーを使用しない場合は、晴嵐荘まで往復34km、墳湯丘までなら往復36kmあります。健脚向け。

その他周辺情報

七倉山荘から高瀬ダムまでタクシー可能。運行時期、時間は事前確認要。
七倉山荘のゲート付近に清潔なトイレ（水洗、ペーパー付き、24時間OK）と登山届けポストあり。トイレは高瀬ダムのトンネル前にもあり。（最後のトイレ）
この時期（10月中旬以降）、湯俣温泉の晴嵐荘は冬期休業で閉鎖されています。テントの用意の無い方は日帰りで往復することになります。高瀬ダムより奥は谷底なので携帯は全く通じません。

写真

10/25 5:40

5:37 七倉山荘出発。

10/25 5:42

ゲートをくぐり・・・ゲートのそばにトイレと登山届けポストがあります。

10/25 5:43

トンネルへ。約1kmあります。照明は早朝5時に自動点灯。

10/25 6:28

トンネルを抜けると明るくなって・・・

10/25 6:09

上部には朝日が・・・結構色づいています。

10/25 6:29

1時間弱で高瀬ダムが見えてきました。

10/25 7:02

ダムの登りジグザグだけで20〜30分かかります。

10/25 7:02

ダムの堤防に到着。まだ日が当たらず色はイマイチ。

10/25 7:08

湯俣方面へのトンネル。手前に最後のトイレがあります。

10/25 7:10

ここも約1kmあります。

10/25 7:33

トンネルを抜けると・・・

10/25 7:34

対岸には朝日が当たってきました。

10/25 7:39

ここも紅葉は日陰で残念。

10/25 7:39

真新しい洞門。

10/25 7:43

だいぶ明るくなってきたぞ。

10/25 8:22

ふり返ると針ノ木岳の勇姿が・・・船窪の稜線と針ノ木は谷を隔てている筈ですが同じ場所に見えます。

10/25 7:43

日が当たらず色はイマイチ。

10/25 7:49

右に湖面を見ながら、暫くは林道を進みます。

10/25 7:50

ふり返ると・・・正面のお山は不動岳。その奥は左が船窪岳、右が針ノ木岳。

10/25 7:57

眩しい。

10/25 7:59

逆光で進みます。

10/25 8:06

東電発電所。

10/25 8:08

発電所の配水管。

10/25 8:20

対岸の山が水面に反射して・・・

10/25 8:21

水の色は・・・これこそ本物の水色。

10/25 8:22

細長いダム湖。

10/25 8:24

やっとダム湖の端まで来ました。

10/25 8:27

湖面に風景が反射して・・・

10/25 8:38

林道終点。ここから登山道になります。

10/25 8:39

まずはこんな感じ。

10/25 8:42

水面鏡。

10/25 8:44

中々いい感じ。この時間帯は谷間で日陰ルートになります。
気温は2〜3℃。

10/25 8:56

登山道は良く整備されており、水場も豊富にあります。

10/25 9:06

名無避難小屋。

10/25 9:15

照明のないトンネル。

10/25 9:19

さらに進みます。だいぶ落葉してます。

10/25 9:23

明るくなってきたぞ。

10/25 9:31

開けたところで下流をふり返る。

10/25 9:36

コースは更に続きます。

10/25 9:41

対岸には小さな滝が。

10/25 9:55

逆光で輝く唐松。

10/25 9:58

おおー

10/25 9:57

いかにも未開の山奥らしい風景。

10/25 9:59

おお、あれは？　後ろのとんがりは槍ヶ岳か？　すると手前は独標（北鎌尾根）？

10/25 10:11

落ち葉。

10/25 10:15

やっと湯俣温泉「晴嵐荘」が見えて来ました。

10/25 10:19

山荘へは吊り橋を、真っ直ぐ進むと噴湯丘へ。

10/25 12:31

まずは山荘に向かいます。

10/25 10:22

山荘は先週で店じまい。山奥なのに電源が供給されていました。毎月の検針のおばさんも大変だ。

10/25 10:27

山荘前の道標。

10/25 11:20

マイハウス設営。山荘はオフシーズン、水もトイレも使えません。

10/25 11:26

時間たっぷりなので、墳湯丘に行ってみることに・・・片道16分ほど。

10/25 11:31

発電所の横を通り、吊り橋を渡ります。

10/25 11:33

河原に降りて・・・

10/25 11:36

やけど注意！

10/25 11:36

至る所から湯気が出ています。

10/25 11:37

おお〜。

10/25 12:12

沸騰しています。温泉卵が出来そう・・・

10/25 11:40

おや、風呂桶が・・・湯加減は・・・？　河原なので温度にムラがあり、落ち着いて入れないかも。コースのそばなので上から覗かれそう。

10/25 12:00

んっ、あれは？

10/25 11:44

おお、これが天然記念物の墳湯丘か。なんと高さは3m以上あります。

10/25 11:48

上流に出来たてがもうひとつ。水量が多く、簡単に対岸には渡れません。

10/25 12:02

温泉源。

10/25 12:03

ここにも。どこも熱くて入れません。

10/25 12:03

おや、丁度良い湯加減の場所を見つけたようです。

10/25 11:59

テン場に戻ります。

10/25 12:30

途中の沢で調理用水を確保して・・・

10/25 12:42

テン場の河原を掘ってみると・・・なんとお湯が出てきました。

10/25 13:03

足湯の出来上がり。

10/25 13:06

温度は、43℃ 丁度良い湯加減です。

10/25 16:26

おお〜。もっと良い場所を発見しました。湯気が出ています。もしや・・・・温度を測ると45℃、やったー。

10/25 13:09

テントをそばに移動。

10/25 16:40

露天風呂付の我が家。源泉、掛け流し、成分無調整、湯量豊富、超贅沢です。

10/25 13:44

早速・・・・ちょっと熱めだけど、超 暖まる〜。河原と違い湯温にムラはありません。暴れると砂が舞い上がるので注意。

10/25 15:02

早めの夕食後、散策がてら調理用の水を汲みに・・・

10/25 16:34

帰ってから2度目の入浴。1時間くらい体がぽかぽかと暖かい。

10/25 18:19

温泉で暖まったら寝袋に入ると、うとうとと・・・
ローソク式ランタン。酸欠になると自動消火するすぐれもの。テント内もほんのり暖まります。

10/26 7:01

翌朝。んっ、まさか・・・

10/26 7:02

朝風呂ですか、やっぱり。
美人の足でなくて残念でした。

10/26 7:04

朝食後、テントを撤収し、もう一度・・・・年寄りには温泉が一番。

10/26 7:21

おや、冬期小屋に泊まった3人パーティーは帰るようです。ここまで来て、一度も温泉に入らずに・・・

10/26 7:24

さて、我が輩も帰るとするか。体は、ほっかほかで・・・

10/26 7:25

くまもんが出る？

10/26 7:34

帰りの風景。

10/26 7:40

ふり返る。

10/26 7:44

まさに秘境。ここは、このままいつまでも残したい。

10/26 8:05

清流と紅葉。

10/26 8:19

最後の1枚？

10/26 8:27

避難小屋まで来ました。

10/26 8:28

中を覗くと・・・ストーブと畳敷きの部屋が。

10/26 8:41

紅葉その1。

10/26 8:42

紅葉その2。

10/26 8:43

紅葉その3。

10/26 8:46

中央は不動岳。

10/26 8:43

紅葉その4。

10/26 8:47

紅葉その5。

10/26 8:48

手前は高嵐山。奥は左から不動岳、船窪岳、針ノ木岳、右端が七倉岳。

10/26 8:55

紅葉その6。

10/26 9:11

ダム湖まで戻りました。

10/26 9:12

湖面と紅葉を堪能しながら快適な歩行。気温はこの時点で10℃、昨日より暖かい。

10/26 9:13

Oh！　スバラシイ・・・。

10/26 9:14

風景に水色がブレンドされて・・・。

10/26 9:16

湖面に写る山波。

10/26 9:23

湖面と山波が美しい。

10/26 9:23

オブジェ。

10/26 9:31

色とりどりの・・・

10/26 9:32

紅葉に癒やされます。

10/26 9:34

紅葉その7。

10/26 9:41

Oh！ワンダフル。

10/26 9:55

あの霞んでいる谷まで行ってきました。

10/26 10:13

高瀬ダムまで戻りました。

10/26 10:18

いつの間にか水色が黄緑色に。

10/26 10:19

烏帽子方面へのトンネル。

10/26 10:20

展望台からジグザグを見下ろす。

10/26 10:24

ダム湖と対岸の紅葉。

10/26 10:31

降りる途中ふり返る。烏帽子岳が見えます。

10/26 10:34

紅葉その8。

10/26 10:50

紅葉その9。

10/26 11:49

長いトンネルを抜け

10/26 11:51

11:46 七倉山荘に無事帰還しました。沿面距離38km。水平道とはいえ、さすがに疲れました。仕上げとして再度温泉に入って帰ります。温泉三昧の旅となりました。

撮影機器：

FUJIFILM X20 富士フイルム

感想

toshi77

ネットで紅葉狩りの候補地を捜していたら高瀬ダムが見頃とのこと、その先の湯俣温泉は以前から気になっていたのでここに決定。しかし出発直前になって山荘（湯俣温泉晴嵐荘）が既に冬期休業になっていると知り躊躇しましたが、元々テン泊の予定だったので決行することにしました。しかし、このオフシーズンが幸いしました。噴湯丘への日帰り見学者は10名くらいいましたが、宿泊者は私の他、後に到着した男女3名パーティーのみ。しかも彼らは山荘の冬期小屋に泊まるようです。そんないい場所があるなら私も・・・とも思いましたが他人が入ればお互い気疲れするでしょう。私はテン泊を遂行することにしました。山荘の近くにはかつての枯れた露天風呂があり、中はヘドロ状になっていました。露天風呂は諦め、テン泊場である河原を散策しているうちに、初めは気付かず只の水たまりと思って見過ごしていたのですが、そこから流れ出る小川が緑色でした。良く見ると湯気のようなものが出ています。もしかして・・・案の定、温泉でした。温度は45℃、若干熱めですが入れます。底に温泉成分が沈殿していたので取り除くと素晴らしい温泉に。お湯は透き通っています。但し中で暴れると砂が舞い上がるので静かに入ります。源泉、成分無調整、湯量豊富、掛け流しです。ほんのりと硫黄の匂いで　超、暖まります。山荘からホースが引かれていたので山荘の内湯はここから引いているようです。3人パーティーはこの新しい露天風呂のことは知らないようで来る様子もありません。テントを直近4m程のところに移動しました。露天風呂付の我が家・・・誰はばかることなく思う存分好きな時に好きなだけ・・・う〜ん、贅沢。タオルは持ち合わせていませんでしたが、濡れたままで着衣しても速乾性の衣服ですぐに蒸発し、体もほっかほかなので湯冷めすることはありません。湯上がり後で1時間くらいは暖かいです。前日に2回、翌日早朝と帰り間際に計4回入りました。帰りは、ほっかほかで帰路に着きました。

コメント

k-yamane

源泉かけ流し超贅沢我が家絶景紅葉付き
はじめまして。羨ましい限りのマイハウスですね。いつかはいってみたいです。このルートって登山口までは自転車はなし(禁止)なのかなと。。素朴な疑問。

toshi77

Re: 源泉かけ流し超贅沢我が家絶景紅葉付き
s-katayamaさん。
コメントありがとうございます。ご質問の件ですが、まず一般車が行けるのは七倉山荘までです。七倉山荘から高瀬ダムまではタクシーなどの許可を得た特定車両のみ可能です。（季節運行）　そこにはゲートがあり、管理人がチェックしてゲートを上げ下げしているようです。ゲートにぶら下がっている看板の写真を拡大したら、二輪、自転車も駄目なようです。工事車両も通るので危険なのと、安易に大勢の人が入ると自然破壊が心配されるので仕方ないですね。
どうしてもということであれば、ご自分の足で行ってきなされ・・・道中の景色も素晴らしいですよ・・・

sion

山の露天風呂
toshi77 さん
はじめまして。(^-^)/
拍手ありがとうございます。

天然の露天風呂、最高ですね！
何と贅沢な独り占め！(^o^)v
私も行ってみたいけど
マイカーなしテントなしにはムリかー。

それにしても男性はいいなぁ。。。
気軽に、4回も入れて。

toshi77

Re: 山の露天風呂
sionさん。
ご訪問ありがとうございます。
マイカーは必須条件ではありませんよ。
テントがなくても日帰りという手もあります。高瀬ダムまで
タクシーを使えば往復25キロくらいです。
現に多くのハイカーは墳湯丘まで日帰りで往復していました。
出来れば信頼出来る友人と一緒が良いでしょうね。
いつか挑戦してみて下さい。