安倍川足沢遡行・大野沢下降

- GPS
- 07:06
- 距離
- 4.7km
- 登り
- 892m
- 下り
- 818m
コースタイム
- 山行
- 7:14
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:14
天候 | 曇り一時小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・ヤマビルは数個体確認。被害は4人で1箇所。 ・詰め上げた尾根はこの辺にしては珍しく、笹藪があった。 ・足沢2級上、大野沢2級程度。 |
その他周辺情報 | 【他の記録】 〇足沢:複数あるが遡行図ありは下記のみ ・さがみ山友会(2017):https://sagamisanyuukai.blog.fc2.com/blog-entry-219.html ・渓人 流(2021):https://mizuyuki-sawa.com/trip-record/%E5%AE%89%E5%80%8D%E5%B7%9D%E8%B6%B3%E6%B2%A2%EF%BC%88%E3%81%82%E3%81%97%E3%82%93%E3%81%95%E3%82%8F%EF%BC%89/ 〇大野沢:遡行対象であるとの記述はみられるが記録は未確認 【沢名】 ・足沢は「足ん沢」と書かれることもある。この流域は黒沢、白沢、北沢等、いずれも「ん」が入った発音になるらしく、それを分かりやすく表記したもの。 |
写真
装備
備考 | ・フェルトソール適 |
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感想
【計画の経緯】
愛知県在住の方と顔合わせ山行ということで、中間にある安倍川流域へ。天気予報は良くなかったが、仕方ない。気温低めの予報の為水量少なめの沢に行くことにして、初日は比較的記録の多い足沢とする。ついでに隣の大野沢を下降してみることに。
【山行】
〇足沢遡行
入渓して暫く歩くと7m滝。近づくと難しいのは下部で、登れそうにも見えたので取りついてみる。見た目通り難しい滝で、てこずっているうちに豊川山岳会の2人は巻いてしまった。怪しい気休めハーケンを2枚打ちながら、何とか登った。1つ目の滝としてはなかなか厳しい。kaiseiはゴボウでフォロー。
連続する小滝をいくつか越えると下三段の滝。先に上段を偵察した2人は中段の下で待っていて、登らない気満々だが、一応自分でも中段を登り上段を見に行ってみる。うーん、これは確かに細かいし立っているし激シャワーなので厳しい。中段をクライムダウンして右岸から巻く。
上三段の滝もすぐに出てくる。下段はさっと登り、中段をじっくり見てみると、登れそうな気もする。ということでロープを出して取りついてみたが、4mほど登ってハーケンを1枚打ったところで行き詰まる。いろいろ試したが、この先も厳しそうなので諦めてクライムダウン。やはり逆層の滝は見た目より難しい。木伝いに左岸の急斜面を登って巻くが、やや悪い。
滝上には植林小屋と妙に綺麗な山葵田跡があり、沢は凡流と化す。所々ナメや小滝もあるがどちらかというと退屈なまま進み、602m二俣。ここを620mの二俣と勘違いし、ちょっと右へ入ったが、想定以上に急な沢なので変だと思い、GPSで確認して引き返した。
本当の620m二俣は、想像以上に左の水が少ない。大野沢下降予定なので右へ。右へ行ってすぐはゴルジュに滝があって良さげだが、進んでいくと大したものはないし、倒木も多い。しまいには倒木で沢が埋っていたので、ここで左岸を登って大野沢へ向かうことに。
詰めはそれなりに長く、また、この辺にしては珍しく笹藪があり、ちょっと面倒であった。
〇大野沢下降
急斜面を下って大野沢に降りたが、暫くはゴーロが続く中に疎らに滝がある程度で、面白くない。しかし下るにつれて水も増え、滝も増えてきて、悪くなくなってくる。15mの大きい滝が出てくると、これは巻き下るのも大変そうなので、懸垂下降。下って見ると、楽しく登れそうな滝であった。
続く17m滝も懸垂下降して、6m滝を巻き下ると、倒木地帯を経て堰堤。左岸から堰堤を巻いていくとそのまま民家の裏に出て、庭先のようなところを通り抜けさせて頂き山行終了。
【総評・感想】
足沢、大野沢ともに下部は滝が多いが、上部はやや平凡で倒木が多いので、全体としての遡行価値は微妙である。足沢は登れない滝が多いので、大野沢の方が遡行対象としては楽しめるかもしれない。とはいえ、初めてのメンバーと共にコンパクトな溯下行を楽しめ、まずまず充実した山行となった。
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