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Yamareco

記録ID: 5392227
全員に公開
沢登り
東海

安倍川足沢遡行・大野沢下降

2023年04月22日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:06
距離
4.7km
登り
892m
下り
818m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:14
休憩
0:00
合計
7:14
距離 4.7km 登り 892m 下り 854m
7:47
233
スタート地点
11:40
201
尾根越え
15:01
ゴール地点
天候 曇り一時小雨
過去天気図(気象庁) 2023年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
路肩に駐車。ここは2台程度まで。
コース状況/
危険箇所等
・ヤマビルは数個体確認。被害は4人で1箇所。
・詰め上げた尾根はこの辺にしては珍しく、笹藪があった。
・足沢2級上、大野沢2級程度。
その他周辺情報 【他の記録】
〇足沢:複数あるが遡行図ありは下記のみ
・さがみ山友会(2017):https://sagamisanyuukai.blog.fc2.com/blog-entry-219.html
・渓人 流(2021):https://mizuyuki-sawa.com/trip-record/%E5%AE%89%E5%80%8D%E5%B7%9D%E8%B6%B3%E6%B2%A2%EF%BC%88%E3%81%82%E3%81%97%E3%82%93%E3%81%95%E3%82%8F%EF%BC%89/
〇大野沢:遡行対象であるとの記述はみられるが記録は未確認

【沢名】
・足沢は「足ん沢」と書かれることもある。この流域は黒沢、白沢、北沢等、いずれも「ん」が入った発音になるらしく、それを分かりやすく表記したもの。
足沢最初の7m滝:左を登ったが難しい滝であった
2023年04月22日 07:56撮影 by  SC-02L, samsung
4/22 7:56
足沢最初の7m滝:左を登ったが難しい滝であった
下三段の滝:下段と中段は容易だが。
2023年04月22日 08:30撮影 by  SC-02L, samsung
4/22 8:30
下三段の滝:下段と中段は容易だが。
下三段の滝最上段:かつて、ここで「山やへの扉」のトシゾーさんが怪我をしたとか。厳しそうなので巻いた。
2023年04月22日 08:35撮影 by  SC-02L, samsung
4/22 8:35
下三段の滝最上段:かつて、ここで「山やへの扉」のトシゾーさんが怪我をしたとか。厳しそうなので巻いた。
上三段の滝:下段は容易だが。
2023年04月22日 08:58撮影 by  SC-02L, samsung
4/22 8:58
上三段の滝:下段は容易だが。
上三段の滝の2段目を登ろうとするtamoshima:結局登れずクライムダウンして左岸を巻いたがそれなりに悪かった。
2023年04月22日 09:13撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
1
4/22 9:13
上三段の滝の2段目を登ろうとするtamoshima:結局登れずクライムダウンして左岸を巻いたがそれなりに悪かった。
綺麗な山葵田跡:ここまで綺麗に残っているのは稀
2023年04月22日 10:06撮影 by  SC-02L, samsung
4/22 10:06
綺麗な山葵田跡:ここまで綺麗に残っているのは稀
3m+7mの滝:この7m滝でさがみ山友会の方が怪我をしたらしい。一応お助け紐使用。
2023年04月22日 10:28撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
4/22 10:28
3m+7mの滝:この7m滝でさがみ山友会の方が怪我をしたらしい。一応お助け紐使用。
大野沢の15m斜瀑の懸垂下降:楽しく登れそうな滝
2023年04月22日 13:55撮影 by  SC-02L, samsung
4/22 13:55
大野沢の15m斜瀑の懸垂下降:楽しく登れそうな滝
大野沢の17m滝と6m滝:17m滝は登れそうにない
2023年04月22日 14:26撮影 by  SC-02L, samsung
4/22 14:26
大野沢の17m滝と6m滝:17m滝は登れそうにない
遡行図
2023年04月24日 21:55撮影
2
4/24 21:55
遡行図

装備

備考 ・フェルトソール適

感想

【計画の経緯】
 愛知県在住の方と顔合わせ山行ということで、中間にある安倍川流域へ。天気予報は良くなかったが、仕方ない。気温低めの予報の為水量少なめの沢に行くことにして、初日は比較的記録の多い足沢とする。ついでに隣の大野沢を下降してみることに。

【山行】
〇足沢遡行
 入渓して暫く歩くと7m滝。近づくと難しいのは下部で、登れそうにも見えたので取りついてみる。見た目通り難しい滝で、てこずっているうちに豊川山岳会の2人は巻いてしまった。怪しい気休めハーケンを2枚打ちながら、何とか登った。1つ目の滝としてはなかなか厳しい。kaiseiはゴボウでフォロー。
 連続する小滝をいくつか越えると下三段の滝。先に上段を偵察した2人は中段の下で待っていて、登らない気満々だが、一応自分でも中段を登り上段を見に行ってみる。うーん、これは確かに細かいし立っているし激シャワーなので厳しい。中段をクライムダウンして右岸から巻く。
 上三段の滝もすぐに出てくる。下段はさっと登り、中段をじっくり見てみると、登れそうな気もする。ということでロープを出して取りついてみたが、4mほど登ってハーケンを1枚打ったところで行き詰まる。いろいろ試したが、この先も厳しそうなので諦めてクライムダウン。やはり逆層の滝は見た目より難しい。木伝いに左岸の急斜面を登って巻くが、やや悪い。
 滝上には植林小屋と妙に綺麗な山葵田跡があり、沢は凡流と化す。所々ナメや小滝もあるがどちらかというと退屈なまま進み、602m二俣。ここを620mの二俣と勘違いし、ちょっと右へ入ったが、想定以上に急な沢なので変だと思い、GPSで確認して引き返した。
 本当の620m二俣は、想像以上に左の水が少ない。大野沢下降予定なので右へ。右へ行ってすぐはゴルジュに滝があって良さげだが、進んでいくと大したものはないし、倒木も多い。しまいには倒木で沢が埋っていたので、ここで左岸を登って大野沢へ向かうことに。
 詰めはそれなりに長く、また、この辺にしては珍しく笹藪があり、ちょっと面倒であった。
 
〇大野沢下降
 急斜面を下って大野沢に降りたが、暫くはゴーロが続く中に疎らに滝がある程度で、面白くない。しかし下るにつれて水も増え、滝も増えてきて、悪くなくなってくる。15mの大きい滝が出てくると、これは巻き下るのも大変そうなので、懸垂下降。下って見ると、楽しく登れそうな滝であった。
 続く17m滝も懸垂下降して、6m滝を巻き下ると、倒木地帯を経て堰堤。左岸から堰堤を巻いていくとそのまま民家の裏に出て、庭先のようなところを通り抜けさせて頂き山行終了。

【総評・感想】
 足沢、大野沢ともに下部は滝が多いが、上部はやや平凡で倒木が多いので、全体としての遡行価値は微妙である。足沢は登れない滝が多いので、大野沢の方が遡行対象としては楽しめるかもしれない。とはいえ、初めてのメンバーと共にコンパクトな溯下行を楽しめ、まずまず充実した山行となった。

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