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Yamareco

記録ID: 5396924
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
四国

天道ヶ頭(古谷地区より/愛媛県今治市)

2023年04月23日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
02:51
距離
5.2km
登り
546m
下り
546m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:45
休憩
0:07
合計
2:52
距離 5.2km 登り 546m 下り 546m
6:25
93
スタート地点
7:58
8:06
72
9:17
ゴール地点
天候
過去天気図(気象庁) 2023年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
多伎神社前の路肩に駐車しました。

多伎神社には県道155号今治市古谷の消防団詰所のある交差点(「多伎宮」の案内あり)を西に登っていくと着きます。
コース状況/
危険箇所等
登山口〜ロープの取り付き
崖の取り付きまで沢を3回徒渉します。ヤブっぽい場所もありますが、活動日時点ではそれほど深くはありませんでした。踏み跡が不明瞭な場所が多くあり、滑落しないように注意が必要な場所もあります。

ロープの取り付き〜フスベ岩
急傾斜です。沢からフスベ岩まで連続して太いトラロープが設置されています。トラロープを見つけることができない場合は撤退する方が無難です。

フスベ岩〜天道ヶ頭山頂
尾根を逸れないように登ります。下る際に下る方向を間違えないように注意が必要なポイントが数ヶ所あります。
多伎神社にお参りしてから出発します。
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多伎神社にお参りしてから出発します。
多伎神社の由緒です。大三島さん(大山祇神社/愛媛県今治市/伊予国一宮)、伊曽乃さん(伊曽乃神社/愛媛県西条市)と同格だった時代があったそうです。
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多伎神社の由緒です。大三島さん(大山祇神社/愛媛県今治市/伊予国一宮)、伊曽乃さん(伊曽乃神社/愛媛県西条市)と同格だった時代があったそうです。
ここから登山道に入ります。
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ここから登山道に入ります。
砂防ダムの横を通過します。
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砂防ダムの横を通過します。
この辺りは踏み跡があります。
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この辺りは踏み跡があります。
1回目の徒渉です。
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1回目の徒渉です。
軽いヤブを通過します。
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軽いヤブを通過します。
少し怪しい感じです。
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少し怪しい感じです。
この辺りも怪しい感じです。
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この辺りも怪しい感じです。
2回目の徒渉です。
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2回目の徒渉です。
所々にテープがあります。
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所々にテープがあります。
コース全般的に次に見えるテープを目指して進むといった感じではありません。
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コース全般的に次に見えるテープを目指して進むといった感じではありません。
足を滑らすと沢まで落ちてしまいそうなので慎重に進みます。
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足を滑らすと沢まで落ちてしまいそうなので慎重に進みます。
3回目の徒渉です。ここから崖に取り付きます。
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3回目の徒渉です。ここから崖に取り付きます。
これ以上登れそうにありません。
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これ以上登れそうにありません。
太いトラロープがありました。
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太いトラロープがありました。
一時この場所でトラロープを見失いました。斜面に向かって右側にありました。
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一時この場所でトラロープを見失いました。斜面に向かって右側にありました。
フスベ岩に着きました。
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フスベ岩に着きました。
フスベ岩と今治市街方面展望です。
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フスベ岩と今治市街方面展望です。
写真左側に来島海峡大橋と今治市街が見えます。手前は旧朝倉村です。
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写真左側に来島海峡大橋と今治市街が見えます。手前は旧朝倉村です。
尾根を逸れないように注意して登ります。
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尾根を逸れないように注意して登ります。
テープが設置されていますが、遠くからは見えません。
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テープが設置されていますが、遠くからは見えません。
この辺りは尾根が明瞭です。危険な感じはしませんでした。
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この辺りは尾根が明瞭です。危険な感じはしませんでした。
写真左側に向かいます。
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写真左側に向かいます。
天道ヶ頭山頂に着きました。眺望はありません。
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天道ヶ頭山頂に着きました。眺望はありません。
天道ヶ頭山頂の二等三角点です。
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天道ヶ頭山頂の二等三角点です。
山頂標識はありませんでした。天道ヶ頭の「天」に見える?
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山頂標識はありませんでした。天道ヶ頭の「天」に見える?
「山」の標石の所を右に下ります。
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「山」の標石の所を右に下ります。
ここは右側の黄色のテープの方に下ります。テープがなかったら間違えてたかもしれません。
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ここは右側の黄色のテープの方に下ります。テープがなかったら間違えてたかもしれません。
低木が生えていますが尾根を突き進みます。
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低木が生えていますが尾根を突き進みます。
きついヤブではありません。
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きついヤブではありません。
フスベ岩の上部に出ました。岩の上に乗るのはやめておきます。
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フスベ岩の上部に出ました。岩の上に乗るのはやめておきます。
激下りです。
激下りが続きます。
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激下りが続きます。
沢まで下りました。写真中央に下山方面のトラロープがあります。
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沢まで下りました。写真中央に下山方面のトラロープがあります。
振り返ってトラロープの取り付きを見ます。写真中央に木が2本あり、そのすぐ右側にトラロープがあります。沢の白い石(石灰岩?)も特徴です。
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振り返ってトラロープの取り付きを見ます。写真中央に木が2本あり、そのすぐ右側にトラロープがあります。沢の白い石(石灰岩?)も特徴です。
振り返ります。少し先にトラロープの取り付きがあります。
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振り返ります。少し先にトラロープの取り付きがあります。
足を滑らせそうなので慎重に進みます。
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足を滑らせそうなので慎重に進みます。
この少し手前でルート確認のために沢に出ようとした時に足を滑らせてしまいましたが、かすり傷程度ですみました。
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この少し手前でルート確認のために沢に出ようとした時に足を滑らせてしまいましたが、かすり傷程度ですみました。
徒渉します。
徒渉します。
この辺りは歩きやすいです。
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この辺りは歩きやすいです。
左に徒渉したような気がしますが記憶があいまいです。
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左に徒渉したような気がしますが記憶があいまいです。
徒渉したような気がします・・・
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徒渉したような気がします・・・
徒渉します。
舗装道路に出ました。
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舗装道路に出ました。
おかげさまで何とか下山できました。
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おかげさまで何とか下山できました。
今治市古谷から望む天道ヶ頭です。
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今治市古谷から望む天道ヶ頭です。

感想

(長文になりました)

今治市にある天道ヶ頭(てんとがとう)に登りました。

天道ヶ頭の山塊は、標高510mの天道ヶ頭を主峰として、その大きな裾野は、旧、上朝倉村、下朝倉村、富田村、清水村、鴨部村、鈍川村に跨がります。

「天道」とは「お天道様(おてんとうさま)」=太陽、若しくは太陽の通り道のことで、朝倉南乙(野々瀬地区)から西の方角を見ると天道ヶ頭の「頭」=山頂に太陽が沈むのだそうです。

山頂には二等三角点(古谷)がありますが、その存在感の割に知名度はなく、国土地理院の地形図に山名の記載はありません。ヤマップのランドマークもヤマレコのみんなの足跡もありません。インターネットで検索しても情報はわずかです。

そんな山に登ることになったのは「天道ヶ頭って知ってる?」と妻に聞かれたのがきっかけです。存在感のある山なので気になって調べたのだそうです。

いざ登るとなるとかなり怪しい感じです。

スマホに加えて地形図が必要なレベルだと思ったので、地形図の販売店になっている明屋書店喜田村店に行きましたが在庫がありません。品揃えから察するに在庫を補充する気がないといった感じです。

仕方がないのでいつもの通り登山地図GPSアプリを頼りに登ることにします。2020年3月のヤマップの活動日記を参考にさせて頂きました。

登り始めると予想していた通り、踏み跡があるような、ないようなといった感じです。軽いヤブもあって不安が募ります。

沢を3回徒渉してから崖に取り付きます。ロープがあるとの情報がありますが、見つけることができませんでした。

初めのうちは何とか登れましたが、急傾斜で足元が悪く登れなくなりました。スマホを取り出して方位を確認するのも難儀します。この状況だとスマホよりも地形図とコンパスの方が使い勝手が良いように思います(もちろん現在地が分かるスマホは頼もしい存在です)。撤退を考えていたところ、太いトラロープが目に入りました。

ここからはロープを頼りに登ります。普段はロープに頼りきらないように心掛けていますが、今日は傾斜が急過ぎてそんなことにこだわっている余裕はありません。もしロープが切れたとしても頭から転落しないようにするのが関の山です。

腕力で崖を登りきると「フスベ岩」と言われる多伎神社奥の院の磐座(いわくら)に着きました。この場所からは今治市街方面の眺望が広がります。

フスベ岩から先は、尾根から逸れないように慎重に登り、全く眺望のない天道ヶ頭の山頂まで登りきりました。

下山は別ルートで下る予定でしたが、ロープのないルートを行くのは不安なのと、ロープの取り付きの場所を確認しておきたかったので、来た道を戻ることにしました。

崖の取り付きまでは迷うことなく下ることができましたが、沢沿いの道は正規ルートをたどることができず、行きは3回徒渉したところを帰りは5〜6回徒渉してしまいました(記憶があいまいです)。

まあ、何とか下山できてよかったです。地形図を用意して再チャレンジしたいような、したくないような・・・。なかなか激しい山行でした。

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