避難小屋泊で谷川雨天トレ＆絶景雲海

2014年10月22日(水) 〜 2014年10月23日(木)

コースタイム

10/22(水)　8：30天神平ー10：30肩の小屋ー13：00一の倉岳ー13：20茂倉岳ー13：37避難小屋（泊）
10/23(木)　8：05避難小屋ー8：30茂倉岳ー9：14一の倉岳ー10：53オキの耳ー11：28トマの耳ー11：40肩の小屋ー13：30天神平

アクセス

利用交通機関：

自家用車

前橋に前泊。
往路：山仲間の車で谷川岳RW駐車場へ
復路：往路を戻る　途中でランチ休憩＠中華屋さん(安い、うまい、母の味！）

コース状況／危険箇所等

【つるつる滑る雨天時の蛇紋岩】オキの耳の先の奥の院とその先の2箇所に鎖場がある。雨天時はこの鎖場の蛇紋岩が多いにすべる為重荷で1人での通過（しかも周りに誰もいない）は注意が必要です。ほかは特に危険箇所はなし。
スリムでフットワークの軽い山友さんはそのまま降りれたが、少々体重のある私は、ザックの重みで揺れそうだったので、一旦ザックをおろしてから岩の端の方から下降しました。
天神尾根の木道も多少、雨天時には滑るため注意。

その他周辺情報

温泉：ロープウェイから最寄は谷川温泉の湯テルメですかね？（逆に質問）
食事：「たむら」という中華屋さんが安くてボリュームがありおいしかった。

写真

10/22 8:12

雨かよ。。。ちっ的な山友さん。　すでに背中が嫌そう笑

10/22 8:37

晴れていたら西黒尾根か厳鋼で上がる予定であったが、雨天のためRWであがり天神尾根スタート。木道もすべるよ〜。ヨチヨチでいきます！

10/22 9:06

でも雨の日にしか見れない景色がありますから！カモーン☆

10/22 9:29

ほら、こんな景色。幻想的です。

10/23 21:46

しかし岩場は滑りやすいので要注意　トレーニングのため鎖は一切使いません。（奥の院の蛇紋岩の岩場は別）

10/22 10:08

なんとか晴れてくれないか天気の神様と相談中

10/22 10:22

「晴れるもんか！」とお天道様

10/22 11:43

いえ、そこを何とか。せめてこれ以上雨をふらせないでくらさいと懇願中。＠奥の院　もちろん前後には誰もいません。ここからは二人占めの冒険です。

10/22 11:50

なにかが乗り移り、こんな滑りやすそうな岩場をぴょんぴょん通過していってたら、背後から山友さんが好奇のまなざしで見てました

10/22 12:14

もはや、ノゾク気分でなくなってきた　でもささっとのぞいて通過。結局ガスで何も見えず。翌朝の景色に期待です。

10/22 12:17

奥の院の先のノゾキの先にも意外と鎖場がありましたが、ここはザックを自分は先に下ろしてもらい空身で降りました。

10/22 12:55

一の倉岳の2.5人泊まれる小屋。谷川ではよくある「かまぼこ型」です。

10/22 12:55

中はこんな感じ。パパ、ママ、子供でしょうか？もしくはザックx2と2名。

10/22 12:59

渋すぎて気づかず。。

10/22 13:09

さて、これからもう少しで本日の宿になる避難小屋です。しかし、この水溜りみて撃沈です。私たちは何しに来たんでしょうか？あ、雨天トレーニングだったね！

10/22 13:21

茂倉岳到着

10/22 14:12

やっと着いたよ、本日のお宿！　手入れが行き届き避難小屋には全く見えない。この小屋を愛してる全てのハイカーのおかげです。私も少なからずあるものを献上してきました。チップも相場以上に支払いました（テント泊の相場以上）

10/22 14:20

コンビニのおつまみと卵でカップラーメンをアレンジ

10/22 14:40

山友さんは低体温疑惑の私を冷やさないようにいろいろ工夫してナイスタイミングであったかいものを提供してくれました。さすが！

10/22 15:18

14時前に着き、することないので、お互いの装備をお披露目（笑）SOLのビビィはツエルトとセットで持ち歩き、いつでも予期せぬビバーグに対応できます。超温かいビビィです。

10/22 16:09

山友さんと作成したくつろぎの間

10/22 16:19

小屋の裏から1分ほどくだると水場あり

10/22 16:23

水場から見上げた避難小屋

10/22 17:39

カップラーメンを軽食にし、夜ご飯は牛丼です

10/23 21:43

今夜の寝床。底冷えするため2重で寝ます。象足ももって来るべきでした。

10/23 5:43

翌朝の雲海定食！！小屋の戸を開けた瞬間にこれ！！

10/23 6:00

避難小屋の左側に併設のトイレ。手入れされておりにおいません。左がロックできます。右はロック無。水場はこのトイレの裏から下ります。

10/23 6:00

何度見てもあきません。谷川、主脈あたりまで見渡せました。

10/23 6:02

お世話になった避難小屋

10/23 6:09

平標まで続く稜線

10/23 6:53

朝ごはんはトマトリゾット。山友さんにもおすそ分け。

10/23 7:45

チップ箱

10/23 7:48

お掃除してから出発

10/23 8:16

小屋から上がり稜線にでて昨日着た道を天神尾根経由でまた戻ります。稜線からの景色

10/23 8:35

雲海と頂上

10/23 8:53

歩いてきた道を振り返ります

10/23 9:08

絶景雲海

10/23 9:09

神々の領域的な景色

10/23 9:15

一の倉岳避難小屋

10/23 9:19

山友さんと谷川岳方面

10/23 9:19

左側が大魔神　絶景ですね

10/23 9:47

雨上がりの翌日＋新潟側が晴れの予報ならこうなるのですね！天気の勉強にもなりました。

10/23 21:33

前日よりは滑らなかった岩場

10/23 21:33

これ、これです、蛇紋岩！！

10/23 9:51

落ち着いてさくさく上ってます

10/23 9:58

十字峡の紅葉と雲海たち

10/23 10:14

雨にぬれたものが入っているので昨日より重いザックですが、わ〜い！！

10/23 21:30

もうひとつの岩場。足場は。。クラックに無理くり入れます

10/23 10:39

雲海の時って下界では曇りがほとんどだそうです

10/23 10:39

奥の院の鳥居と雲海♪

10/23 10:43

万太郎、仙ノ倉山、平標山

10/23 10:54

オキの耳到着。

10/23 10:55

トマの耳を望む

10/23 10:56

雲海の合流の瞬間も見ました

10/23 10:56

息をのむほどの美しさ！！

10/23 11:28

トマの耳のバックにもまだ雲海！！！

10/23 11:40

肩の小屋前も雲海！！

10/23 12:59

西黒尾根の紅葉

10/23 13:57

ロープウェイからの窓越しの紅葉
雨の訓練にはなりましたが、2日目の絶景と雲海に大満足。今回も楽しく安全登山☆谷川岳さん、ありがとうございました！！！

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-1 オリンパス

装備

個人装備

避難小屋がいっぱい（なわけはないか 雨の日だし）の場合を考慮し 1泊2日のテント泊装備(テントをツエルトに変更）　水1.5リットルいれて10キロ程度

備考

反省点：二人ともテルモス忘れ。秋山ハイクで雨天は通常より冷えるので必ずもつべき

感想

ゲスト

予定していた黒部の下ノ廊下は行動開始日が雨の翌日＋小雨予報だったのでさすがにテント装備では危険と判断し中止。
代わりに（笑）3日間の休暇をどこにもいかないのは嫌なので、全国的に逃げる山なしの雨天ではあるが割り切って危険ではない雨天トレできる山に決定した。
谷川も雷雨時にはかなり危険ですが、予報から5mm/時で翌日はせめてくもりに回復しそうだったので、テント装備での雨天トレとした。
互いに10キロくらいでトレーニングには軽量ではあったものの、秋雨時の低温での行動や気象の変化と雲海の出来方など、雨天時にしか経験できないことが習得できた充実した2日間だった。

しかし雨にうたれながらの行動は蒸れて衣類がぬれる。ぬれたものが乾くまではかなり時間もかかり、そんな低温の中歩くのはやはり危険も伴う。とっさの時にささっと出して飲めるようにテルモスは重要だと二人とも痛感した。（用意していたが持参忘れ）今回は湯を沸かしてお湯を飲んだが、時間短縮の意味もありやはりパーティーに少なくともひとつあると便利。次回以降の反省点だ。