マルチピッチ烏帽子岩左稜線

2023年04月28日(金) [日帰り]

• GPS: 05:40
• 距離: 2.8km
• 登り: 434m
• 下り: 456m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:39
• 休憩: 0:00
• 合計: 5:39

9:04 キューブ
9:11 9:12 トーフ岩
14:34 14:35 トーフ岩
14:39 14:39 キューブ
14:44 14:44 きたない大岩
14:44 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

4/28 9:11

①廻り目平からマラ岩に向かい､向かって左の沢に大きな堰堤あり。上流側を渡る。平坦めな疎林道を行くと､マラ岩方向と烏帽子方向の分岐★がある。
②分岐を右へ曲がると写真のように､ケルンがある。高さ80cmくらいのケルンを左に。岩石が盛り上がったモレーンの地形の尾根が見えてきて、急登が始まります。
★で間違えてマラ岩に行ったとしても､看板があるので､50‥60m引き換えせばケルンが見つかります。
③モレーンからガレ沢の急登がしばらく続き、左にマラ岩を眺めると､右の樹林帯に赤テープが見えます。ケルンから20〜30分で見つかると思います。赤テープから樹林帯に入ります。わかりやすい踏み跡を辿ると､2〜3分で取り付きです。

4/28 9:29

赤テープから樹林帯に入ります。わかりやすい踏み跡を辿ると､取り付きです。

4/28 9:31

1p スタート

4/28 10:19

2p 上に松ノ木

4/28 10:28

4pの上

4/28 10:41

登りでなく歩き部分も多いです

4/28 11:08

8p リッジ状の岩

4/28 11:34

11 p L字リッジ　この後の13pは美しいハンドクラック。

4/28 11:46

振り返ると8-10p

4/28 11:49

13pハンドクラック 上が烏帽子岩三の盾

4/28 12:01

懸垂下降の支点

4/28 12:04

15p リッジの奥が「ボロいチムニー」四の盾

4/28 12:05

16p 懸垂下降

4/28 12:48

この手前からエスケープ可能です。17.18pを省略。遅くなった時や混雑時はエスケープするしかないでしょう。

4/28 12:57

振り返って。烏帽子岩本峰

4/28 12:57

烏帽子岩本峰

4/28 12:57

18p ワイドからチムニー　難関。200%引き上げてもらった

4/28 13:01

金峰山荘が見える

4/28 13:02

最後のワイドクラックとチムニー　前のパーティ
撮らせていただきました　ザックは荷揚げしてもらいました。

4/28 13:44

Yonghak Jeonガイドさん､ありがとうございました

4/28 14:36

川を渡ってゴール

4/28 14:43

廻り目平キャンプ場

撮影機器：

iPhone 11 Pro 256GB au Apple

感想

Takecyan

小川山の大岩壁､烏帽子岩左稜線を来日している韓国の登山ガイドさんと登ってきました。
Yonghak Jeon さんは2021年に亡くなった廣瀬憲文ガイドさんから教えを受けた方。インスポン、ヨセミテ、日本でも立山でスキーを案内しているという事です。ジャパン・アルパイン・ガイド組合のメンバーとも交流があり、日本語も堪能。安心､安全のガイドをしていただきました。

・烏帽子岩左稜線は百岩では全18ピッチとありますが、歩きや懸垂があり､実際は少ないです。　

・フェース､クラック､ワイドクラック､チムニー､怖いリッジのトラバース､懸垂下降とバリエーションに富んでいます。

・1ピッチ単位では短く優しめに感じるものの､トータルは長く､最後まで登り切るには時間のコントロールも必要。

・映えるリッジ状岩稜や烏帽子岩本峰の眺めは最高で、マルチの楽しさ､登頂の充実感も味わうことが出来ました。