千足散歩☆四方津駅〜川合峠〜千足集落〜石尊大権現神社〜四方津駅

2023年04月29日(土) [日帰り]

• GPS: 09:16
• 距離: 11.2km
• 登り: 804m
• 下り: 798m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:37
• 休憩: 0:36
• 合計: 9:13

距離 11.2km 登り 805m 下り 807m

7:43 四方津駅
8:12 川合登山口
8:34 8:35 高柄山登山口
15:12 15:37 林道終点
16:44 16:54 四方津駅
16:56 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

行き　四方津駅下車
帰り　四方津駅乗

コース状況／危険箇所等

※注意　前半のルートは道ではないので、地図読みが出来ない人は、このルートを歩かないこと。

◆四方津駅〜川合峠　
ここまでは一般登山道。
◆川合峠〜千足集落(バリエーションルート)
川合峠を左に下る。一旦沢に下りてから、古道に取り付く。道型が残っている箇所もあれば、ほぼ消滅している箇所もある。ピンクテープは千足集落には向かわないので、途中までしか目安にならない。国土地理院地図の破線は目安程度。後半谷底まで下って登り返す所は要注意。道は消滅している。
◆千足集落〜石尊大権現神社(バリエーションルート)
集落の舗装道路に下りて南西方向に進むと林道の終点に着く。さらに進むと山道になる。写真の辺りで左手の斜面に取りつく。あとは適当にジグザグに登りP591を目指す。P742からの尾根(写真あり)にぶつかったら下る。フジヅルが行く手を阻むので、両脇の谷に落ちないように注意しながら下る。川に着いたら対岸に渡り少し行くと参道にぶつかる。
◆石尊大権現神社〜四方津駅
参道を下り徒渉して少し行くと、千足峠からの一般登山道の分岐がある。直進すると林道終点に着き、あとは長い車道を歩いて四方津駅に向かう。

写真

4/29 7:36

久しぶりに四方津駅から出発。

4/29 7:45

桂川沿いにフジが咲いている。

4/29 8:05

草刈りを免れてセリバヒエンソウだけが群生していた。

4/29 8:22

初めて見るヤマオダマキ。たぶん山から移植したものだろう。

4/29 8:25

スズラン。これも場所柄、自生のものではないと思う。

4/29 8:28

これは完全に園芸植物のクレマチス。

4/29 8:55

川合峠を左に下りて、登り返したら古道が現れた。

4/29 9:00

寛延三年に設置したとある。西暦では1750年のことなので、273年前の江戸時代の石碑。

4/29 9:48

5年前は、古道を進むと反対の斜面に取りつく道があった筈だが、完全に消滅したようなので、仕方なく谷底に下りて、道なき斜面を登り返した。

4/29 10:03

少し行くと見覚えのある四阿があった。

4/29 10:06

四阿の脇にある苔むした小さな祠。

4/29 10:14

四阿の左手を行くと視界が広がる。そこにはばらばらになった石塔が転がっていた。

4/29 10:15

石塔の残骸のひとつには、庶民的な顔の僧侶らしき人物が彫られている。

4/29 10:18

先週の南高尾の山もフジが咲き誇っていたが、ここ上野原でもまだ咲いている。

4/29 10:21

高柄山を望む。

4/29 10:23

右手に道があったので、藪漕ぎをせずに済んだ。

4/29 10:30

趣きのある千足集落に下りて、道なりに南西方向に進む。写真は振り返って撮影。

4/29 10:31

「三界萬霊」とは？読みは「さんがいばんれい」で仏教用語。欲界・色界・無色界の全ての霊を祀り供養する塔とのこと。

4/29 10:33

写真を撮っただけなので、祭神は不明。

4/29 10:40

ヤブデマリがちらほら咲いていた。

4/29 10:46

林道終点。ここで昼食を摂っている時にオオスズメバチが近くを飛んでいた。

4/29 11:17

熊撃退スプレー「BEAR ATTACK」の試射をした。白いストッパーを外して押すだけだが、遭遇時に使えないと意味がないので試した。「試射」という言葉を使ったのは、まさに銃火器のような武器に匹敵する威力と迫力だから。上の黒レバーを少し押しただけで黄色いガスがものすごい勢いで噴射された。人のいない場所の風上で使用しないと、失明や呼吸器疾患になる危険性がある。

4/29 11:46

昼食と試射で1時間後に出発。林道の延長の山道を登りこの辺りの左斜面に取りつき、ジグザク歩きで登った。

4/29 11:52

尾根に上がるとツキノワグマのマーキングがあった。剝がされた木の皮を見るとけっこう新しい。

4/29 11:53

立ち上がった前足が160から170cmぐらいなので、ちょうど顔面をやられる高さだ。この写真を撮って歩き出して2〜3分後にオオスズメバチが大きな羽音を立てて後ろから接近し、ぶつかりそうになった。去年刺されているのでヒヤリとしたが、無事刺されずに済んだ。

4/29 12:06

ツキノワグマとオオスズメバチで少々滅入りかけたら、眼前に満開のヤマツツジが現れた。

4/29 12:07

新緑に映える綺麗な朱色。

4/29 12:19

しばらく眺めていた。

4/29 12:20

分かりやすい「尾根筋」を登る。

4/29 12:37

ヤマレコアプリが表示した標高591mのピークに到着。白い布テープを巻いて「P591m」とマジックで書いた。

4/29 12:57

川合峠と大丸を結ぶ一般登山道のすぐ近くにP742がある。そこから延びた尾根とぶつかった所から崩落箇所が見えた。大丸と千足峠の中間地点ぐらい。

4/29 13:01

ここから下った。

4/29 13:18

フジヅルが行く手を阻むので歩きづらいなと思っていると、エビネが咲いていた。

4/29 13:32

自生のエビネを見るのは何年ぶりだろうか？

4/29 13:33

エビネの花はなかなかピントが合わない。葉の色は写真に撮ると見た目よりも赤く写る。

4/29 13:42

見晴のいい所からはフジの紫色が山を覆っていた。

4/29 13:43

フジの紫色を写真で表わすのは難しい。

4/29 13:50

川に降り立った。

4/29 14:06

ヤマクワガタが咲いていた。クワガタソウに訂正。茎の毛が真っ直ぐではなく曲がって生えているので。

4/29 14:25

石尊大権現神社の鳥居をくぐる。

4/29 14:30

滝を巻いて登る。

4/29 14:36

石尊大権現神社に到着。

4/29 14:42

神社脇にそびえ立つオオカエデに挨拶をして下山する。

4/29 15:03

名もない滑滝の前を渡る。

4/29 15:08

林道終点に到着。

4/29 15:27

大岩に腰を下ろして水分補給をしていた時に、ズボンに大きなダニがくっついているのを見つけた。約1cmぐらいあるのでさすがに気づく。爪で何度か弾いてやっと剥がせた。

4/29 15:49

千足集落に入ると道端のあちこちにシャガが咲いている。

4/29 15:52

民家の近くではセイヨウジュウニヒトエが群生していて、

4/29 15:53

その隣にはエビネも群生していた。

4/29 15:53

ここのエビネは移植して増やしたものだろう。集落で見るのと山中で見るのとでは感動が全然違う。

4/29 15:58

集落を離れた道端にもシャガが咲いていた。

4/29 16:18

千足橋を渡る。桂川の上には扇山。

4/29 16:23

このフジはミッキーマウスの耳を付けた西洋人の男性の顔に見える(笑)

4/29 16:46

四方津駅に到着。

4/29 17:18

なんとか今日も無事帰宅。

撮影機器：

Canon PowerShot SX420 IS Canon

装備

個人装備

ハイキング装備 ビバーク用具 簡単な整備用具 食糧 飲料2.25L 熊撃退スプレー

感想

あきやまさんぽ

予定では、石尊大権現神社から直登し高柄山山頂に寄って千足峠まで戻り、千足街道を金山神社に下って金山峠まで登り返して作業林道を全て歩くはずだったが、計画半ばで下山した。

予想もしていなかったいろいろな植物が見られたので良かったが、もう少し体力を付けないと、距離のある山行を余裕を持ってこなせそうもない。体重を減らして筋肉を付けるのが当面の課題だ。