【阿智セブンサミット三座目】治部坂高原から晩秋の大川入山へ


- GPS
- --:--
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 961m
- 下り
- 957m
コースタイム
- 山行
- 5:00
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 6:30
天候 | 曇り 【気温】 駐車場スタート時:8℃ 大川入山:8℃ 登山口下山時:12℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
治部坂高原スキー場横の観光センターに駐車。 :自宅より約2時間 |
コース状況/ 危険箇所等 |
基本尾根筋を辿るコースで、指標はほとんど有りませんが よく踏まれた道で安心して歩けました。 但し、下山時に木の根の尾根から山腹へ降りる地点で、 尾根に沿って真っ直ぐ下りすぎないように注意です。 (薄い踏み跡はすぐに消えるので気づくとは思いますが。) |
その他周辺情報 | 登山届ポストは見当たりませんでした。 水は山道に入ってすぐの谷で得られます。 下山後の温泉施設は駐車場近くや、昼神温泉などに多数有ります。 |
写真
感想
7月に阿智セブンサミットの催しを知った。以前から登りたいと
思っていた山は、恵那山・富士見台に続き三座目になる。
紅葉の時期に山頂から眺める三つのアルプスを期待してきたが・・・。
新しい案内プレートを見て登山道へ入ると作業道のような道が続く。
やがて唯一の水場となる谷を渡り、山腹に絡んで尾根に出ると
木の根が剥き出しの登りとなる。
やがて笹が現れ一段と傾斜が増すと右手が開けた展望地に出て、
秋色に染まる三州街道を見渡すことができる。
そして谷を隔ててそびえる形の良い山は目指す大川入山だろうか。
しばらくすると枯葉が積もった足裏にやさしい道となり、傾斜も緩んで
三等三角点の横岳に出る。
大川入山まではまだ遠いが、まずは尾根の肩に乗ったので一息入れよう。
明確で展望の利く長い尾根道はなだらかに続き、P1688?を越え
「あと2km」の指標を過ぎると小さなアップダウンを繰り返して
徐々に高度を下げ、やがて一気に下ると最低鞍部となる。
鞍部からわずかに右曲した尾根になると今日最後の急登が待っていた。
「あと1km」の指標を過ぎると樹林が途切れ、明るい笹の斜面に出る。
高原を思わせる笹の尾根を登りきると小広い大川入山の山頂に出る。
展望が評判の山だが、今日の空はどんよりと雲が厚い。
時々雲が切れるが長くは続かない。ベンチを独り占めして雲が切れるのを
待ちながら昼食を摂る。
北〜東にかけて眺望できるはずの日本アルプスは残念ながら雲の中。
振り返ると奥三河エリアの山並みが広がるが、初めてなので山座同定
できない。
1時間ほど粘ったが眺望は良くなる気配がないのでそろそろ戻ろう。
幸い横岳までは眺望も良い。長い尾根だが初めての山なので
周囲の様子を楽しみながらのんびり下ろう。
下り始めて眺めると最低鞍部から高度を取り戻した後、
緩やかにそして長く伸びる尾根の様子がよくわかる。
草原のような笹の尾根と、山腹を黄金色に染める美しいカラマツ。
伊那山地を越えて延々と連なる南アルプス。
あいにく眺望の利く天気ではなかったが、広葉樹の紅葉とは違った
針葉樹の美しい景色を見せてくれた大川入山。
今度来る時は晴れを捉えて評判の展望を楽しみたいな。
大川入山、すごく気になっている山です。
そこそこ登り甲斐があり、眺望もいいと聞いています。
むかし、近くの平谷村のゴルフ場や治部坂のスキー場には何度か足を運んだ事があるので土地勘はあるのですが、我々の住んでいる愛知県西部からは行き辛いエリアですよね。
最近あのエリアで「阿智セブンサミット」っていうのがあり、結構賑っていると聞いていたんですが、まだまだ静かな山域みたいですね。雪の降る前に伊勢神トンネルを超えて、一度行ってみようかな。
sugi-chanさん 今日は。
以前から登りたいと思っていましたが、「阿智セブンサミット」の山にも
挙がっているので三座目となりました。
(セブンサミッターを狙っているわけではないですが。)
気持ちの良い尾根歩きと、絶好の眺望が得られる山。
空気が澄んだ雪解けの時期にまた訪れたいと思いながら下りました。
このエリアに多い、ササ原の広がる草原状の雰囲気も良く、お薦めですよ。
こんにちは。昨日の大川入山、山頂でご挨拶させていただいた者です。
onetotaniさんのレコは丁寧で情報もわかりやすく、誠実な人柄が察せられますね。
過去日記も読ませて頂いて、自然に対する心情等、ぜひ見習わさせて頂きたいと思いました。
余談ですが…僕の住む豊川市からも、治部坂まで約2時間。
そう考えると名古屋圏と東三河って、意外と近いんだなぁとひとりごちました。
tazyさん コメント有難うございます。
お別れしてから1時間ほど山頂に留まりましたが、誰にも逢わず気ままに
過ごせました。
初めて訪れた山ですが、いい雰囲気で又来たいと思わせる山でした。
onetotaniさん
こんにちは
ここ最近阿智セブンサミットのことがよく書かれており
興味があって行ってみたいなと思うものの
なかなかわからないことばかりで躊躇しております。
次週も歩かれるみたいですので
まずはレコを拝見して参考にさせて頂きます。
しかしこれで知名度が上がって鈴鹿みたいに賑わってしまうのも
良いのか悪いのか難しいところですね
kazu97さん 今日は。
7月に富士見台で新しい「阿智セブンサミット指標」を見てから
催しを知りました。
七つとも伊那・南飛騨エリアでは以前から愛されている山ばかりです。
この辺りは中央・南アルプスの展望台としても評判です。
数多く歩いてはいませんがこのエリアの風景は心を和ませる雰囲気があり、
度々訪れたくなる山域だと思います。
大川入山は、一度、「ササ原に、霧氷」の時期に行きました。
晩秋の、金色っぽい風景もいいですね。
このあたり、南アの南部が、大展望
ですよね。巨大な山ばかりで
圧倒されますね。
komakiさん 今晩は。また週末の天気は下り坂になりましたね。
霧氷ですか・・。実は冷え込んだら見られるかなと密かに考えていました。
そろそろそんな季節になってきましたね。
今回歩いて大展望が期待できる山だとわかりました。
眺めは今一つでしたが、カラマツの紅葉に出会えていい時期に歩けたなと
感じた山行でした。
また一つ、オールシーズン楽しめそうな山を見つけました。
こんにちは。
カラマツの紅葉は素敵ですよね。
もう晩秋ですね。季節は冬に向かっていますね。
山頂からの展望は少し残念だったようですが,晴れた日はなかなかです
私も,この山は気に入っており良く登ります。
積雪期の恩田大川入山とのセット登山は,オススメです
totokさん 今晩は。 行ってきました。
あまり目にした事がない黄金色の紅葉も美しかったです。
尾根からも山頂からも眺望は第一級でしょうね。
空気が澄んだ時期に再度登ろうと思いますが・・。
積雪期の恩田大川入山とのセットと言うことは、それほど藪は濃いのでしょうか?
大川入山は何回か登っています。稜線からの景色を眺めながら歩く楽しみがあります。山頂からの景色も最高です。私はこの日の帰りに寄ろうかと思いましたが、天候が気になりやめました。阿智7summitsを踏破しようとは思いませんでしたが、今年この企画が始まる前に富士見台に登っていて、先週南沢山を登ったので昨日、2つを登ってみました。このように何か目標のようなものを設定されると登ってみたくなりますね。鈴鹿7マウンテンも同じように感じます。昨日の2座は私が上ったときはだれにも会わずじまいでした。
sireotokoさん 今晩は。
なかなか味わいのある尾根でした。
木の根が剥き出しの少し足の置き場に迷うような尾根から
枯葉に埋もれた足にやさしい尾根、そして以前は
濃い笹のブッシュであったと思わせるよく踏まれた道。
そんな長い尾根からの展望も利いて、楽しい山でした。
このエリアの山は鈴鹿にはない魅力もありますし、
何度も訪れたくなる山ですね。
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