禿岳 晩秋の空の下、周回コースをあるく

2014年11月08日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 14.8km
• 登り: 892m
• 下り: 913m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:48
• 休憩: 0:20
• 合計: 6:08

8:07 スタート地点
8:36 8:36 二合目
8:46 8:46 三合目
9:36 9:36 六合目
10:08 10:08 九合目
10:22 10:32 禿岳
11:43 11:43 花立峠
12:45 12:45 放牧場
13:05 13:15 牧場作業小屋前（昼食）
13:54 13:54 古川高校山小屋
14:15 ゴール地点

天候

晴れのち薄雲広がる

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新中峰コースの登山口近くまで林道を走るが道路状況は良くない。普通車はあまりお勧めしない。

コース状況／危険箇所等

新中峰コース：最初から急登の連続する直線的のぼり。整備は十分されている。ロープも数箇所に張られている。尾根に出てから、やせ尾根で狭く緊張する箇所がある。
花立峠コース：こちらは良く登られているので、少し道が掘れていて、ぬかるむ箇所もある。一箇所、岩場の狭い通過箇所あり。

その他周辺情報

吹上高原の「スパ鬼首の湯」　大人５２０円

写真

11/8 7:41

朝の鬼首放牧場から、すっきりと立つ禿岳

11/8 7:42

須金岳が平らな山頂を見せている

11/8 7:43

青空の下、牧場に残された大樹が枯れ残った葉をつけて立っている

11/8 8:05

林道をそろそろと登って、車を止めた

11/8 8:05

禿岳登山道の標柱。この辺りで550mぐらいか。

11/8 8:13

いよいよここから登山道

11/8 8:17

すぐに急登の開始

11/8 8:21

一合目。たよりなげなロープがあります。

11/8 8:30

まもなく杉の植林地を離れ、ブナなどの林へ。

11/8 8:34

裸になった木々が空をさす。まっすぐに登山道が伸びる。

11/8 8:36

二合目。

11/8 8:46

三合目。変わり映えの無い急登が続く。

11/8 8:49

立派なブナが現れてきた

11/8 8:50

青い空に枝を伸ばす

11/8 9:00

朽ちて倒れたブナの幹に青い葉をつけたツルが

11/8 9:02

四合目。大分登ったけれど・・

11/8 9:04

急坂に落ち葉が積もり、足元をよく確認しないと、滑りそう

11/8 9:13

さすがに尾根が細くなってきて、北側が開けてきた

11/8 9:13

栗駒山は山頂に雲を纏っている

11/8 9:15

ショウジョウバカマが春の準備

11/8 9:19

向かいの荒雄岳よりも高くなった

11/8 9:20

稜線が近いがブナの梢はまだ高い

11/8 9:21

五合目。

11/8 9:26

イワカガミのまだ紅葉しない葉

11/8 9:36

六合目で稜線に出た。と思ったら下るんですか。

11/8 9:39

南へ向かって小柴・大柴・花ぶちへ続く山並み

11/8 9:39

かすんで見える鬼首の風景

11/8 9:41

左右非対称の山稜が禿の山頂へ延びる

11/8 9:46

東側の足元はゴルフ場や登ってきた林道が見えている

11/8 9:48

七合目

11/8 9:49

山頂の南、遥に浮かぶ雲が虹色の彩雲になっている

11/8 9:49

彩雲はすぐに形を変えて色も消えていく

11/8 9:50

険しい足元は火の沢

11/8 9:53

切り立った岩壁がミニ谷川岳の別称を思い出させる

11/8 9:56

稜線上の道は霜柱や霜の降りた葉に覆われている

11/8 9:58

北を見ればたどってきた道と1259m峰、その先に須金岳・虎毛山の長い稜線

11/8 10:02

見た目以上に痩せた尾根道なんです。大分緊張しました。

11/8 10:04

西に神室の長い山稜が見えてきた

11/8 10:05

足元は火の沢へ一直線

11/8 10:08

九合目

11/8 10:11

山頂北側の登山道は霜の降りた葉が美しい

11/8 10:13

陽が差せばすぐに解けてしまう儚い美

11/8 10:14

枯れ葉にも白い縁取り

11/8 10:16

ぷつぷつと氷砂糖か光を返す宝石か

11/8 10:17

神室山には雲がかかっている。左に天狗森・小又山。

11/8 10:23

禿岳山頂1261.7m

11/8 10:26

神室山・小又山・火打岳・八森山と続く長い長い神室の峰峰

11/8 10:27

雲の取れた神室山。目を凝らせば避難小屋が見える。いつかはあの頂へ。

11/8 10:27

火打から八森山にかけて

11/8 10:27

花立峠が見える。こちらは随分駐車している。

11/8 10:32

又、彩雲がでている

11/8 10:37

中峰コースを戻る心算だったのだが、痩せ尾根や急坂を下るのがしんどいという事で花立て峠へ下山。その後が大変だったのだ。

11/8 10:40

不動明王の祠の有る九合目。下りは合目標識を撮りわすれてしまった。

11/8 10:42

少し傾き始めた日を浴びて鬼首盆地が輝く

11/8 10:52

西側には矮小化したブナの森

11/8 10:53

ちょっとした岩場の狭い通過箇所。中峰コース側の痩せ尾根に比べるとまるで問題なし。

11/8 10:56

もう大分下ってきました

11/8 11:12

栗駒山も雲が取れた

11/8 11:13

東側の急斜面にもブナの大木が

11/8 11:17

11/8 11:19

下ると次第に大きなブナが現れる

11/8 11:20

ブナの幹に這う緑の葉

11/8 11:23

ブナの影が伸びる午後

11/8 11:25

名残の紅葉の葉が陽射しを返す

11/8 11:25

11/8 11:27

苔むした樹

11/8 11:37

小さなケルンの向こうは山形県最上町

11/8 11:38

空の高みに筋雲が出始めた

11/8 11:38

11/8 11:38

赤湯のほうだろうか

11/8 11:41

花立峠と小柴山に続く遊歩道

11/8 11:43

さあこれからアスファルトの道を下って行かなくちゃ

11/8 11:47

11/8 11:57

苔にも目が止まる

11/8 12:00

かすかな秋の気配

11/8 12:00

巻雲が空を掃く

11/8 12:10

唐松林の黄葉

11/8 12:14

雲が増えてきた。登ったコースを辿って見る。

11/8 12:44

放牧場まで下った。まだ遠い。

11/8 12:47

灰色の山襞と最後の黄葉の輝き

11/8 12:49

禿岳が立派な姿で聳える。

11/8 12:49

高い空の雲はどこへ

11/8 12:55

気持ちのよい道の彼方は禿岳と、画いたような白雲

11/8 13:01

11/8 13:03

牧草地の緑がやさしく美しい

11/8 13:37

唐松の葉が透き通るような黄色に

11/8 13:54

古川高校山岳部山小屋。古高OBだけど使えないよね。

11/8 13:55

禿岳の説明。ふむふむ・・

11/8 14:12

帰ってきました。やはり遠かった。足がくたびれました。

11/8 15:24

くたびれた身体は「スパ鬼首の湯」でほぐしましょう。

撮影機器：

EOS Kiss X6i CANON

感想

yonejiy

朝焼けのグラデーションと西の空の満月を見ながら、東北道を北へ。
鬼首に入ると青空の下、禿岳がすっきりと立っていた。立ち止まってカメラを出したが結構風が吹いて寒い。あまり風の当たらないであろう、新コースを登る事にした。このときは周回するとは思ってもいなかった。
のっけから急登の連続。ひたすらまっすぐに登る。葉も落ちた季節で風も冷たいがおかげで気持ちよく登れた。裸になったブナの大木を見ながら、どんどん小さくなる鬼首盆地、しだいに広がる山々の風景を楽しむ。
稜線に出ても登りは続く。そして足元は東に切れ落ちた痩せ尾根。結構こわい。日陰には霜柱や霜のついた葉が。
たどり着いた山頂は360度の展望。神室の長大で美しい山稜に思いをはせ、虎毛山の避難小屋も見通せる。栗駒山もやがて雲が取れてくる。鬼首盆地は一望の下。
来た道を戻ろうと考えていたが、高いところが苦手な同行者は花立峠へ回りたい様子。Tさんのレポも記憶に在るので、歩くことにしたが、長かった。放牧場からの眺めは本当に素晴らしい。アルペン的な禿の山容と鬼首の風景が本当にぴったりで、そのうえ雲までも心を惹きつけてやまない。長距離を歩いたご褒美というところか。
膝の具合があまり良くないのに、アスファルトの道の長歩きは大分応えた。しばらく無理はできないかな。

コメント

toole

禿周回
yonejiyさんまで〜
禿岳は一周するのがいいんですよね。

登山靴で舗装路歩きが苦行なわけですが、牧場の風景に救われますよね
次があれば、花立峠から自転車ですい〜っと下って見たいものですね

yonejiy

Re: 禿周回
tooleさま
こんばんは。結局、tooleさまのレコをなぞる事になってしまいました。
放牧場の風景はなかなかこの近辺では無い風景です。
でも稜線に出た時の高度感は素晴らしいですよね。
やっぱアフターフォローで良い山はいつ行っても良い、ということでしょうか。
できれば、いつか神室を案内して欲しいです。
贅沢ですよね。

Spring

こんばんは☆
素晴らしいお天気にステキな景色
木立が葉を落とし、青空がたっぷり楽しめる樹林帯ですね。

花立峠からの車道下りは、かなり足に負担がかかりそうです
よくよく分かっている道だけに、私は歩きたくないなぁ… と思ったりして。
膝、お大事にしてくださいね！！

yonejiy

Re: こんばんは☆
Springさま
こんばんは。いつもお優しいフォローありがとうございます。
地元の山でもある禿岳、花の無い季節ですが、空が受け入れてくれました。
ほんとうはあっさり登って降りるはずだったんですよ。禿近辺はそんな軟弱は許してくれませんね。