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Yamareco

記録ID: 544658
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ハイキング
谷川・武尊

谷川・武能岳 晩秋の谷を行く

2014年11月08日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:40
距離
22.1km
登り
1,265m
下り
1,330m

コースタイム

日帰り
山行
8:20
休憩
0:20
合計
8:40
5:30
30
6:00
6:00
280
10:40
10:40
30
11:10
11:30
30
12:00
12:00
130
14:10
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2014年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
・車は土合駅に車を駐めました。出発時にも下山時にも空きはありました。登山ポストあり。トイレ綺麗です。
・帰りは土樽駅から土合駅まで上越線を利用。本数が極端に少ないので注意が必要です。運賃240円。
コース状況/
危険箇所等
一ノ倉沢で登山指導所の方(?)に、「蓬峠までの道は、崩壊しかけたようなところもありますので気をつけてくださいね。でも、ここらの稜線を歩かれている方なら全然問題無いと思いますよ。」と言われました。適切な説明でした。
雪は薄く付いている場所がありました。

・一ノ倉沢までは旧道(舗装道路)を使い、その先で新道(登山道)に入りました。
・JR見張り小屋を越えて、暫く湯檜曽川沿いを歩きます。概ね道はしっかりしています。時折枝沢の渡渉箇所がありますが、この時期は水量も少なく問題なく渡れます。
・湯檜曽川を離れると長く緩やかな樹林帯の山道が続きます。鉄塔を幾つか越えて、眺望が開け始めると、間もなく白樺小屋が現れます。
・小屋を越えて、清水峠への分岐を過ぎた辺りから道が狭くなります。ところどころうっすら雪もついていました。トラバース気味に付けられた道が幾つかの沢をまたぎながら続きます。道がなだらかになると間もなく蓬峠に。
・蓬峠〜武能岳は眺望の良い気持ちのよい道です。道には薄く雪がついていました。
・蓬ヒュッテ〜土樽の蓬新道の降り始めは細いトラバースが何箇所かあります。雪も残っているので慎重に。東俣沢の渡渉は問題ありませんでした。
・全般を通してぬかるんだ場所が時折ありました。電車の利用もありましたので、久しぶりにスパッツを使用して正解でした。
その他周辺情報 温泉は湯テルメ谷川を利用しました。550円。
厳剛新道の登山口よりマチガ沢。いい色に染まりました。
2014年11月08日 06:27撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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11/8 6:27
厳剛新道の登山口よりマチガ沢。いい色に染まりました。
全景
2014年11月08日 06:34撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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11/8 6:34
全景
白毛門、笠ヶ岳
2014年11月08日 06:37撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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白毛門、笠ヶ岳
一ノ倉沢が見えてきました。
2014年11月08日 06:53撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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11/8 6:53
一ノ倉沢が見えてきました。
素晴らしい迫力です。ここでモルゲン迎えたかったなぁ。
2014年11月08日 06:54撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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11/8 6:54
素晴らしい迫力です。ここでモルゲン迎えたかったなぁ。
険しい岩稜。スノーブリッジも見えます。
2014年11月08日 06:55撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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11/8 6:55
険しい岩稜。スノーブリッジも見えます。
縦で
2014年11月08日 06:57撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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縦で
橋の上から。
2014年11月08日 06:57撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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橋の上から。
厳しい山稜です。
2014年11月08日 06:58撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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厳しい山稜です。
ブナの黄葉
2014年11月08日 07:08撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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11/8 7:08
ブナの黄葉
キラキラ光ってます。
2014年11月08日 07:10撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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キラキラ光ってます。
JR見張小屋
2014年11月08日 07:40撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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JR見張小屋
味わい深い紅葉です。
2014年11月08日 07:59撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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味わい深い紅葉です。
湯檜曽川
2014年11月08日 08:00撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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湯檜曽川
もみじの道
2014年11月08日 08:04撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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もみじの道
上を見上げると。。
最後の輝きですね。
2014年11月08日 08:07撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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11/8 8:07
上を見上げると。。
最後の輝きですね。
道がゆるやかなので撮影にも余裕が出ます^^
2014年11月08日 08:07撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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11/8 8:07
道がゆるやかなので撮影にも余裕が出ます^^
気持ちのよい天気です。
2014年11月08日 08:12撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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11/8 8:12
気持ちのよい天気です。
川を離れてダラダラと登っていきます。
いつのまにやら湯檜曽川が眼下に。
2014年11月08日 08:39撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
11/8 8:39
川を離れてダラダラと登っていきます。
いつのまにやら湯檜曽川が眼下に。
樹林帯を越え漸く眺望が開けます。
2014年11月08日 09:14撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
11/8 9:14
樹林帯を越え漸く眺望が開けます。
武能岳
2014年11月08日 09:22撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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11/8 9:22
武能岳
白樺避難小屋。中は綺麗でした。「避難時のみ使用してください」とのことです。
2014年11月08日 09:22撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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11/8 9:22
白樺避難小屋。中は綺麗でした。「避難時のみ使用してください」とのことです。
清水峠への分岐で朝日岳に向かうか、土樽に降りるか10分ぐらい迷いました。結局、暗くなるまでに土合に降りれる自信がなかったので土樽に。
国道291号線。この道が国道とは信じられません^^
2014年11月08日 09:44撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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11/8 9:44
清水峠への分岐で朝日岳に向かうか、土樽に降りるか10分ぐらい迷いました。結局、暗くなるまでに土合に降りれる自信がなかったので土樽に。
国道291号線。この道が国道とは信じられません^^
源頭の雰囲気ですね。
2014年11月08日 09:48撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
11/8 9:48
源頭の雰囲気ですね。
秋深し。
2014年11月08日 09:59撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
11/8 9:59
秋深し。
朝日の山並みがよく見えます。
2014年11月08日 09:59撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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朝日の山並みがよく見えます。
蓬峠の雰囲気になってきました。
2014年11月08日 10:26撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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11/8 10:26
蓬峠の雰囲気になってきました。
せめてひとつはピークを、と、武能岳に向かいます。
2014年11月08日 10:31撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
11/8 10:31
せめてひとつはピークを、と、武能岳に向かいます。
笹原の雰囲気が素敵です。
2014年11月08日 10:38撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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11/8 10:38
笹原の雰囲気が素敵です。
気持ちのよい道。
2014年11月08日 10:39撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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11/8 10:39
気持ちのよい道。
朝日、笠
2014年11月08日 10:43撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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11/8 10:43
朝日、笠
蓬峠を見下ろすこの景観、お気に入りです。左端に大源太山が尖っています。
2014年11月08日 10:49撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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11/8 10:49
蓬峠を見下ろすこの景観、お気に入りです。左端に大源太山が尖っています。
蓬ヒュッテも見えます。
2014年11月08日 10:54撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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11/8 10:54
蓬ヒュッテも見えます。
道にはうっすら雪が着いてました。
2014年11月08日 10:55撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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11/8 10:55
道にはうっすら雪が着いてました。
優しげな山肌
2014年11月08日 10:55撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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11/8 10:55
優しげな山肌
こんな色の取り合わせも素敵です。
2014年11月08日 10:56撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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11/8 10:56
こんな色の取り合わせも素敵です。
右に登ってきた道が見えます。2年前にこの風景を見てからずっと気になっていた道でした。
2014年11月08日 11:01撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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11/8 11:01
右に登ってきた道が見えます。2年前にこの風景を見てからずっと気になっていた道でした。
武能岳が近づくと、茂倉・一ノ倉がよく見えます。
2014年11月08日 11:12撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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11/8 11:12
武能岳が近づくと、茂倉・一ノ倉がよく見えます。
登山道が印象的。
2014年11月08日 11:15撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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11/8 11:15
登山道が印象的。
ひと月半前に歩いた平標〜仙ノ倉〜万太郎がよく見えます。
2014年11月08日 11:15撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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11/8 11:15
ひと月半前に歩いた平標〜仙ノ倉〜万太郎がよく見えます。
抱返り沢と大倉沢でしょうか。
2014年11月08日 11:16撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
11/8 11:16
抱返り沢と大倉沢でしょうか。
登りたかったけれど、曇ってきたし、行かなくて正解だったかな。
2014年11月08日 11:16撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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11/8 11:16
登りたかったけれど、曇ってきたし、行かなくて正解だったかな。
湯檜曽川。こうしてみると結構登ってきたんだ。
2014年11月08日 11:48撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
11/8 11:48
湯檜曽川。こうしてみると結構登ってきたんだ。
蓬ヒュッテ
2014年11月08日 11:57撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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11/8 11:57
蓬ヒュッテ
蓬新道はすぐに眺望がなくなります。
2014年11月08日 12:23撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
11/8 12:23
蓬新道はすぐに眺望がなくなります。
林道、ちょっと長いです。
2014年11月08日 13:41撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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11/8 13:41
林道、ちょっと長いです。
土樽駅到着。あまり余裕ないかと思っていたら、1時間早く着いちゃいました。
2014年11月08日 14:14撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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11/8 14:14
土樽駅到着。あまり余裕ないかと思っていたら、1時間早く着いちゃいました。

感想

 今年4回めの谷川エリアです。2年前に馬蹄形を巡り、今年は2回に分けて主稜線を歩きました。主要なコースはほぼ歩いたわけになりますが、以前から気になっていた馬蹄形の中央を貫く湯檜曽川沿いの道が残されています。時間が許せば土合から蓬峠に抜け朝日岳経由で戻る半馬蹄形、厳しそうなら土樽駅に抜けて電車で戻る。ちょっと漠然とした計画で行ってみることにしました。

 早朝の一ノ倉沢を見たかったので、スタートは舗装道の旧道から。マチガ沢のあたりでモルゲンロートを迎えましたが、その後の一ノ倉沢の景観の方がやっぱり圧倒的な迫力がありました。ここで朝焼けを見たかったものです。(写真を撮られている方が居ましたが、見事だったらしいです。) 車で入ってきていた指導所の方と思われる人も写真を撮られていましたが、コースを話すと、「蓬峠までの道は、崩壊しかけたようなところもありますので気をつけてくださいね。でも、ここらの稜線を歩かれている方なら全然問題無いと思いますよ。渡渉はこの時期水量が少ないので問題無いです。」と言われました。この説明はとて的確でした。

 ここで大事な忘れ物に気が付きました。携帯が無い・・・。普段から時計を持たず時間は携帯だよりなので、時刻が分かりません。よく考えるとカメラの画像情報に撮影時間が残っているので、撮影後に確認すれば(不自由だけど)時刻が判ることに気が付きました(^^ゞ

 一ノ倉沢の先で新道に降り、暫くは湯檜曽川沿いを着いたり離れたりしながら進みます。時折川をへつったり、枝沢の渡渉がありますが、概ねしっかりした道でした。やがて川から離れ、ダラダラ登る山道に入ります。樹林帯ですが、葉を落としたこの時期には、幹の間から周りの山々も垣間見られました。谷川側の眺望が開けてくると間もなく白樺避難小屋に出て、その後すぐに清水峠への巻き道(国道291号)との分岐になります。ここでどちらに進むか大分悩みました。朝日岳を周るコースはガイドマップで9時間。既に時間は9時半。ずいぶん予定より遅くなっています。2時間ぐらい短縮できれば明るいうちに下れる計算なのですが、結局無理をせずに土樽に降りるコースを選びました。

 分岐からは道も頼りなくなり、ところどころ雪も薄く残っています。時折荒れ気味になる道を登って行くと徐々に斜度も緩くなり、間もなく蓬峠に出ました。このまま土樽に下ると一つもピークに登らない事になってしまうので、せめて武能岳まで足を伸ばすことにしました。蓬峠周辺は笹原の広がるとても優美な尾根が続きます。武能岳の上り道から見ると特に見事な景観です。武能岳まで上がると茂倉方面の景色も現れます。ここで昼食を取りますが、既に11:30。土樽の電車は15時頃だったはず・・・(時刻表のメモは携帯に書き込んでいたのですが・・・) 土樽までのコースタイムは4時間強なので、あまり余裕はありません。早々に下ります。結局、土樽には2時間半程度で着き、1時間程待たされることになりました。もうちょっと景色をゆっくり楽しめば良かった。。。

 一ノ倉沢から蓬峠までは誰にも会わず、蓬峠から武能岳の稜線では3名、蓬新道で1組2名と会っただけ。深まる秋の静かな山行でした。

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コメント

はじめまして!
こんばんは 同日に登ってたものです!

タイム的に武能岳のピーク手前ですれ違ってるようです

この日はとにかく絶好の登山日和でしたね、僕も大満足の山行できました。

お疲れ様でした
2014/11/9 20:06
Re: はじめまして!
drunkyさん、はじめまして。
レポ拝見させて頂きました。赤い服の方覚えていますよ。
この日の短い季節に馬蹄形だったんですね。凄いですね。

天気は本当に良かったですね。drunkyさんは雨男?
私は晴れ男なので、私が勝ったんですね
感謝してもらっても良いですよ〜
2014/11/9 21:51
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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上越・蓬峠越え
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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