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Yamareco

記録ID: 5465823 全員に公開 ハイキング 近畿

蘇武岳

情報量の目安: S
-拍手
日程 2023年05月05日(金) [日帰り]
メンバー
天候曇り時々晴れ、のち雨
アクセス
利用交通機関
車・バイク
万場神社の近くに駐車場あり。登山口前にも2,3台なら駐車できそうな場所もあるが、確実に空いている保証がない。
経路を調べる(Google Transit)
GPS
05:30
距離
11.6 km
登り
940 m
下り
940 m

地図/標高グラフ


標高グラフを読み込み中です...
歩くペース 0.8〜0.9(速い)
※ヤマプラ掲載の「山と高原地図」標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率(全コースのうち60%の区間で比較) [注意事項]
表示切替:

コースタイム [注]

日帰り
山行
5時間24分
休憩
54分
合計
6時間18分
Sスタート地点08:2708:41万場登山口08:4209:55登山口(林道分岐点)10:0611:19蘇武岳11:5112:43大杉山12:5014:31万場登山口14:3414:45ゴール地点G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/
危険箇所等
観光協会が出している登山道マップを歩いている限りはそこまでない。しいて言えば巨樹の谷は落石注意。自然に落ちてきていた。
その他周辺情報神鍋に神鍋温泉ゆとろぎがある。大人700円。JAF割引で600円。
過去天気図(気象庁) 2023年05月の天気図

装備

個人装備 ウェアラブルカメラ 双眼鏡(8x30E2) 一眼(RP) スマホ 長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) 筆記用具 保険証 携帯 時計 タオル

写真

道の駅「神鍋高原」より
2023年05月05日 08:00撮影 by L-51ALGE
道の駅「神鍋高原」より
万場登山口
2023年05月05日 08:43撮影 by Canon EOS RPCanon
万場登山口
口の滝
2023年05月05日 08:50撮影 by Canon EOS RPCanon
口の滝
中の滝
2023年05月05日 08:56撮影 by Canon EOS RPCanon
中の滝
夫婦カツラ
2023年05月05日 09:05撮影 by Canon EOS RPCanon
夫婦カツラ
巨樹の谷の入り口
2023年05月05日 09:12撮影 by Canon EOS RPCanon
巨樹の谷の入り口
巨樹の谷(子宝岩あたり)
2023年05月05日 09:21撮影 by Canon EOS RPCanon
巨樹の谷(子宝岩あたり)
何に見えるのでしょうか?
2023年05月05日 09:22撮影 by Canon EOS RPCanon
何に見えるのでしょうか?
巨樹の谷(奥の方)
2023年05月05日 09:24撮影 by Canon EOS RPCanon
巨樹の谷(奥の方)
巨樹のアーチと谷
2023年05月05日 09:28撮影 by Canon EOS RPCanon
巨樹のアーチと谷
1
林道出合の手前の比較的なだらかな場所。左側を進む。
2023年05月05日 09:48撮影 by Canon EOS RPCanon
林道出合の手前の比較的なだらかな場所。左側を進む。
林道出合(万場・名色の分岐)
2023年05月05日 09:56撮影 by Canon EOS RPCanon
林道出合(万場・名色の分岐)
ブナの尾根道(奥に蘇武岳)
2023年05月05日 10:32撮影 by Canon EOS RPCanon
ブナの尾根道(奥に蘇武岳)
蘇武岳
2023年05月05日 11:12撮影 by Canon EOS RPCanon
蘇武岳
山頂標と扇ノ山(西方向)
2023年05月05日 11:48撮影 by Canon EOS RPCanon
山頂標と扇ノ山(西方向)
1
氷ノ山(去年の8月に登頂した)
2023年05月05日 11:21撮影 by Canon EOS RPCanon
氷ノ山(去年の8月に登頂した)
南側・妙見山(去年の5月に登った)
2023年05月05日 11:23撮影 by Canon EOS RPCanon
南側・妙見山(去年の5月に登った)
1038mピークと妙見山
2023年05月05日 11:23撮影 by Canon EOS RPCanon
1038mピークと妙見山
東向き(床尾山方向)
2023年05月05日 11:25撮影 by Canon EOS RPCanon
東向き(床尾山方向)
北東向き・大岡山
2023年05月05日 11:26撮影 by Canon EOS RPCanon
北東向き・大岡山
三角点にタッチ
2023年05月05日 11:47撮影 by Canon EOS RPCanon
三角点にタッチ
一ツ山
2023年05月05日 12:16撮影 by L-51ALGE
一ツ山
二ツ山
2023年05月05日 12:24撮影 by L-51ALGE
二ツ山
倒木直前の木が二ツ山直後にあった。
2023年05月05日 12:27撮影 by L-51ALGE
倒木直前の木が二ツ山直後にあった。
三ツ山
2023年05月05日 12:34撮影 by L-51ALGE
三ツ山
四ツ山
2023年05月05日 12:38撮影 by L-51ALGE
四ツ山
大杉山への登り返し
2023年05月05日 12:42撮影 by L-51ALGE
大杉山への登り返し
大杉山
2023年05月05日 12:44撮影 by L-51ALGE
大杉山
大杉山と麓
2023年05月05日 12:44撮影 by L-51ALGE
大杉山と麓
大杉山と案内板
2023年05月05日 12:44撮影 by L-51ALGE
大杉山と案内板
三川山
2023年05月05日 12:45撮影 by L-51ALGE
三川山
イワカガミ。920m圏ピーク周辺でもあったが、花はまだ咲いていなかった。
2023年05月05日 12:46撮影 by L-51ALGE
イワカガミ。920m圏ピーク周辺でもあったが、花はまだ咲いていなかった。
大杉山のオオスギ
2023年05月05日 12:51撮影 by L-51ALGE
大杉山のオオスギ
何の花?(よくわからない)
2023年05月05日 12:53撮影 by L-51ALGE
何の花?(よくわからない)
大杉山の正規ルート(右)と別尾根ルート(左)の分岐
2023年05月05日 13:01撮影 by L-51ALGE
大杉山の正規ルート(右)と別尾根ルート(左)の分岐
別尾根を少し下ったところから見上げる。かなり急。
2023年05月05日 13:08撮影 by L-51ALGE
別尾根を少し下ったところから見上げる。かなり急。
巨樹
2023年05月05日 13:13撮影 by L-51ALGE
巨樹
岩の上の巨樹
2023年05月05日 13:17撮影 by L-51ALGE
岩の上の巨樹
尾根道を見上げる
2023年05月05日 13:25撮影 by L-51ALGE
尾根道を見上げる
巨樹2
2023年05月05日 13:36撮影 by L-51ALGE
巨樹2
巨樹のブナ
2023年05月05日 13:42撮影 by L-51ALGE
巨樹のブナ
巨樹3
2023年05月05日 13:47撮影 by L-51ALGE
巨樹3
尾根を下った先の谷。しばらく歩けそうな場所を歩く。
2023年05月05日 14:02撮影 by L-51ALGE
尾根を下った先の谷。しばらく歩けそうな場所を歩く。
少し谷に並行して歩くと、谷の北側・下りる方向に向かって左手(画像では左)に踏み跡(林道跡?)が現れる。
2023年05月05日 14:07撮影 by L-51ALGE
少し谷に並行して歩くと、谷の北側・下りる方向に向かって左手(画像では左)に踏み跡(林道跡?)が現れる。
林道跡?の途中に落石。この時の土砂崩れで放棄されたのかもしれない。
2023年05月05日 14:16撮影 by L-51ALGE
林道跡?の途中に落石。この時の土砂崩れで放棄されたのかもしれない。
スキー場に抜ける手前の倒木。潜るのに難儀しそうだったので斜面を少し登って回避した。(踏み跡もあった)
2023年05月05日 14:20撮影 by L-51ALGE
スキー場に抜ける手前の倒木。潜るのに難儀しそうだったので斜面を少し登って回避した。(踏み跡もあった)
歩いていた林道跡(?)と大杉山
2023年05月05日 14:25撮影 by L-51ALGE
歩いていた林道跡(?)と大杉山
2023年05月05日 14:27撮影 by L-51ALGE
駐車場から蘇武岳方面
2023年05月05日 14:46撮影 by L-51ALGE
駐車場から蘇武岳方面
丹鉄珈琲
2023年05月05日 15:47撮影 by L-51ALGE
丹鉄珈琲
神鍋温泉ゆとろぎ。ゆとろいだ。
2023年05月05日 16:07撮影 by L-51ALGE
神鍋温泉ゆとろぎ。ゆとろいだ。

感想/記録
by Fuon

蘇武岳(巨樹の谷登り、大杉山から別尾根下り)

0.登山の経緯とコース選択

新緑のブナを浴びたかったため、ブナブナしている蘇武岳を選択。

万場からは2021年以来、2回目の蘇武岳登山。
前回は巨樹の谷から登り、山頂登頂後は大杉山を経由して、そのまま万場登山口へ下るルートを選択していたが、今回は大杉山を通過した後は別の尾根を下るルートを取った。

1.万場登山口→夫婦カツラ
沢と並行して、途中滝を見ながら登っていく。
夫婦カツラを抜けるといよいよ本格的な登りに変わる。

2.夫婦カツラ→林道出合(「巨樹の谷」)
夫婦カツラを抜けると左手に「←蘇武岳」と方向が書かれた案内板がある、谷を登っていく。前回登った時はとてもしんどい思いをし、息も絶え絶えといった有様だったが、今回はそうでもなかった。
ここ「巨樹の谷」と呼ばれている区間には、その名の通り大きな幹周りの樹がいくつか存在している。
それにしても林床の下草が全くない。

3.林道出合→大杉山/巨樹の谷分岐
名色から登るルート(林道)と合流した後は、蘇武岳へ続く尾根道を進む。
1つ目の小ピークは登らなくて良いので、脇を通って体力温存。
しばらくすると、木々が大きく曲がっているのが見える。風雪の影響だろうか。
地図上の920m圏ピークあたりから、ブナの尾根歩きが始まる。新緑のブナに包まれながら、高度感も出てきて、前方に蘇武岳山頂も見え歩くここの尾根歩きは最高に良い。この区間を歩くだけに蘇武岳に登りたい気持ちさえある。

4.分岐→蘇武岳山頂
これまでとはうってかわって杉林に変わる。
ここも1つ目のピークは回避可能なので、山頂方向に向かって左側を通ってエスケープ。前回はここを登ってしまい無駄に体力を使った記憶がある。
今までの登山道よりかはゆるやかな登りを繰り返して、30分過ぎると蘇武岳山頂が見える。
薄暗い杉林を抜けると、すぐ目の前に山頂が見えるので声があがりそうになる。
少し登って蘇武岳登頂。

5.山頂
当日は天気が下り坂で、登頂時には既に曇ってきており、最高の眺望とは言えなかったが、360度のパノラマを楽しむことが出来た。
西を見ると、扇ノ山、氷ノ山、南を見ると妙見山、その奥に藤無山などの播但国境の山々、東は床尾山、北は三川山など。
前回登ってきた時は見えた山のほとんどが未登頂の山だったが、登った山が増え思い返すことが出来て、蘇武岳の登頂以外に、少し達成感のようなものを覚えた。

天候と体力が持てば、蘇武岳山頂の南東にある1038mピークにも足を運んでみたかったが、雨雲が近づいていたのと、靴ずれをしていたので下山を選択。

6.大杉山・別尾根経由で下山
大杉山まではアップダウンを繰り返しながら進む。ここまできて登り返しが続くのは少しきつい。
大杉山で花が咲いているイワカガミを見つける。
9合目の看板を過ぎて尾根が北と東の2つに分かれている様なところで、北の尾根を下る。この尾根道(?)は、ヤマレコ上では登山道(コース)扱いになっているが、日高神鍋観光協会が出している「登山道マップ」や(少なくとも手持ちの)「山と高原地図」では登山道として扱われていない、いわゆるバリエーションルートに該当するルート。
尾根上にはごく一部分を除いて踏み跡やリボン等は無く、また非常に急でとてもよく滑る。とても滑る上に急斜面なので、谷側に転倒すると上がってこれずに遭難しそう。おそらく一度降りたら登ってこれない、回帰不能点が存在している。

ルート上には巨樹の谷をも凌ぐような巨樹がいくつもあり、このルートで下山した価値は十分あったとは思う……思うが、とてつもなく辛いという経験の方が高かった。体力的には十分あったが、気力が削られて心が折れかけた。いや、折れていたので二回目は遠慮しておきます。
尾根を抜けると谷沿いを歩く。
途中から林道の跡のような道がスキー場(下山方向)に向かって左手(地図上では谷の北側)にあるのでそこを進む。しばらくするとスキー場に出る。無事に人工的な物体、道路に出会えて心の底から安堵した。

7.総評
眺望もまあまあ、ブナ林を満喫出来、違うルートで新たな発見もあったので、靴擦れした以外は良い山行だった。
今回の山行で得た貴重な経験として、バリエーションルートと呼ばれるような、自然のままの上級者向けの登山道・難路は(まだ)選択するべきではないと感じた。
いくらか登って経験を積んだと言っても所詮は低山をいくつか登っただけの、まだまだ未熟なハイカーであり、ある程度人間の管理の手の行き届いた人工的な、あるいは人が歩いた気配がある登山道を歩くべきだと。

8.参考資料
日高神鍋観光協会「蘇武岳と大杉山コース」
https://hidaka.kannabe.info/wp-content/uploads/2018/06/kannabe_mt_real_map.pdf
(2023.5.7 最終アクセス)
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