三岩岳2065m(みついわだけ・福島)〜1650mまで
- GPS
- 04:00
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 821m
- 下り
- 804m
コースタイム
天候 | 薄日〜ガス〜小雪〜強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年01月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
只見と桧枝岐だと、普通は只見の方が雪が多いのに、今年はなんだかそうじゃない。会津でこんなに雪があるんじゃ行くしかないと、今週は桧枝岐。
東北道那須から下道延々と、ここはいつ行っても遠いんですよ。しかも日光側で気温がマイナス7度。田島の入口でUターンすると、桧枝岐まで50キロの標識みて、いつも愕然と。しかも真夜中。
旧舘岩村を通るとどんなことになるのかと期待したが、気温はマイナス11度までしか下がらなくて、まだあんまり寒くないなあ。でもここは本州にあらずと思うほど気温が低い。桧枝岐ではマイナス7度まで戻した。
夜中に星が見えていたのに、朝になると雪、風が強くて、アルザの日帰りの前に止めた車が風で揺れる。ダメだこりゃ。
また寝て9時過ぎに起きる。目の前のスキー場のリフトが一本だけ動いていて、その音で目が覚めた。客が少しだけいる。
風も弱くなったみたいで、たまに薄日が差して、じゃ少し登ってみようか。取り付きの嫁郷というオシャレな廃屋部落の道脇にクルマを止めると先客がいる。このあたりのアウトピステは、会津駒、大戸沢岳、三岩岳と人気で、今頃から4月までずっと週末は誰かが入っているようだ。先客2パーティは大戸沢の方に入っている。最初はこれに続く。
下大戸沢の右側(左岸)から三岩に行こうと思っていたわけで、シェッドで向こう岸に渡ったが、なんとここにもトレースがある。そのトレース使わずに沢沿いにいって詰まると、何と今年はこの水量が多い下大戸沢がこの辺りですでに対岸に渡れるのだ。ブリッジになっている、感動。一回向こうに行って、戻って、すると先のトレースに合流した。素直に頼っていこう。このトレースも想定した同じルートだよ。
尾根への取り付きまで距離で1キロ半。トレースのおかげで1時間で着いた、高度差すでに300m有難い。そのまま尾根にどんどん上がっていく。トレースも1時間か2時間前か。でも風で部分的に埋まっていて、薄日が差したり、風が強くなったり、雪も降ってくるし、視界もだんだん悪くなって、上にいくと200m見えるかどうか。
どこまで登ろうかなんて考えていたが、だんだん高度があがって、主稜線の登り返し(ピーク1426m、その先のコル1360m)そのコルと同じくらいの高度になった。地図上覚悟していたが、かなり急傾斜をジグでトレースが上がっていく。するとその先で、何と前の5人パーティに追いついた。有難う。
途中で一回先頭変わって、スーパーファットで膝ラッセル味わって、1630mくらいで私はストップした。1700mくらいで主稜線合流だから、もう間もなく。しかし風が強い、視界も悪い。こんな地形図上で見つけたルートから登るなんて、私も敵も山通である。
さて用意して下ろう。パーティもストップしているようだ。どパウダーだから転ばないように。安全運転しかしないから、オーバーヘッドにはならずに、たまに口の中にパウダーが飛んでくる程度。楽しい、しかもかなりの急斜面が出てくる。それでも300mも下れば、風も穏やかになって、登りのトレースが消えていたのは部分的なものだ。取り付きから下の沢沿いはトレースに入って加速して、登りと同じようにいったん沢を向こうに横断して、今度は向こうの別バーティのトレースに入って、Pに戻る。冬型が緩んだと思っていたのだが、なかなか手ごわいものだ。本日大戸沢に2パーティ3人、三岩2パーティ6人、会津駒の林道にもスキートレースあり。
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