初雪in子持山
- GPS
- 04:39
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 744m
- 下り
- 727m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り時々小雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
8号橋コース(至大タルミ) 5号橋駐車場から舗装された狭い林道を登山口まで登る。 緩めな登りが続き大タルミに乗る手前だけやや急。落ち葉で滑りやすい。 大タルミコース(至山頂) 始めのうちは平坦だがすぐに急登。滑りやすい土道もあり難儀する。 柳木ヶ峰から先で岩場混じりの急登になる。 しし岩コース 下りで使用したがこちらも急。尾根を歩くので日差しを遮るところのない道 しし岩 岩場メインの登り。鉄はしご有り。岩上は小びろいが百mはあろうかと思われる崖なので要注意。 展望岩 岩場混じりの痩せ尾根、途中でぐらつく大きな岩の上を通る。展望岩はやはり崖。 7号橋コース 下山で使用。その他の道に比べると傾斜は緩い。途中から樹林帯に。 屏風岩上 踏み跡薄い急登と鎖、はしごなどもある岩場の崖っぷちを歩くので注意が必要。 今回用意していませんでしたが落石・滑落対策に、また手元足元に集中しがちで頭を木にぶつけたりなどしたので、ヘルメットがあってもと良いと思いました。 |
その他周辺情報 | 子持の湯3時間400円 |
写真
装備
個人装備 |
ザック
レインウェア
ヘッドランプ
懐中電灯
ファーストエイドキット
シップ
解熱鎮痛剤
下痢止め
小はさみ
コンパス
熊よけ鈴
予備靴紐
スマホ予備バッテリー
山と高原地図
手拭い
手袋
帽子
登山靴
カメラ
時計
食料
飲料
予備食
クッカー
ガスカートリッジ
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感想
北アルプスは積雪期を迎えた。
雪山は避けている我々の山行。その上でpeachfaceが北関東の山をオファーしてきた。
よし上等だ、なら上州だ、と言ったか言わずかまだ未踏の山が多数ある中で子持山をチョイスした。
この山には複数の登山ルートが存在し、いろんなコース取りで登山を楽しむことができる。奥武蔵を楽しむ感覚で独自のコース設定で歩けるのは私の趣向に合う。
今回は五号橋〜大タルミ〜山頂〜獅子岩〜屏風岩という順に回れるように設定。
スタート地点では既に数台の駐車、歩き出した先にある7号橋にも数台の車が駐車してありハイカーも何組も来ていた。どこかで見たことあるような顔の人もいたようないないような・・・
事前に設定しては見たものの詳細を調べていたわけではなかったので大タルミからの急登や獅子岩への下山が急坂だったりと精神疲労が多めのコースになってしまった。
事前に調べたといえば天気。いつものことだが今回は全く予定外の雪。小雪が舞う程度で短時間で止んだために危険な状況になることもなく思いがけない冬の贈り物に心が弾んだ わけはなくひたすら「すぐに止んでよ」と急登にあえぎながら息が弾んでいた。
道中は奇岩、特に縦に数十mにも及ぶ薄っぺらい岩がぬりかべのような風体で見るものを飽きさせることなく登らせてくれる。
山頂の最後の道も岩場が多く岩の山であることがよくわかる山だ。そんな山頂で軽く食事をしていると再び降雪。ホントの意味で雲行きが怪しい、と感じさせられた。
下山中は獅子岩・展望岩・屏風岩もそれぞれ登頂し断崖絶壁から覗き込んでは足をすくませていた。
雪山を避けての上州登山であったが今季初の降雪にいよいよ冬がやってくるな、と思わずにはいられない山行でした。
久しぶりに関東方面へお出かけ、ということで漠然とした登山希望を出したら、さすが暇があれば地図を眺めているらしいbo-tyu-zaiさん。
おもしろそうなお山をポンと提案してくれたのですんなり決定、子持山。
当日朝、上里SAにて朝食をとり、いつも寄るときは時間的にしまっているパン屋さんで昼食を買って登山口へ。
平日登山が常の私たちなので、移動から駐車場から人の姿が多いことになんだか変な調子を感じながらスタート。と思いきや前方の人たちはみな違うルートに入っていかれたようで、結局静かに8号橋ルートを進むのであった。
大タルミまでは巨大なぬり壁のような奇岩や、何かが潜んでいそうな洞穴を大いに楽しめる。かのしし岩が見え出したときは大喜びだ。
が、大タルミからの急坂が半端ないのでそんな余裕は忘れ気味にひぃ〜ひぃ登る。足元ばかり見て木の枝に頭をぶつけながら歩いているとおや?リュウジョ?
と思ったら雪がちらちら降ってきたのだった。
すぐまたご機嫌になり、山の中で初雪なんていいもんだね〜♪
でも一瞬でいいわ早く止んで!とわがままこいたら割とすぐ止んでくれたのでヨシヨシと落ち葉と傾斜以外では滑ることもなく無事山頂へ。
予報では風が強そうだったが、ついたときは微風程度。
買ってきたつぶらな瞳のカメロンパン。を頭からかじりつつ景色を楽しんだが、やはり寒いには寒い。
日がかげると一気に冷えるし、また雪がわずかに降りだすし、隣ではじゅ〜じゅ〜とお料理をしてらっしゃる方がおり(アスパラベーコン?と鍋を確認した)いろいろ耐えられなかったので下山をはじめる。
下山も急斜なので気を付けながらも、眼前のしし岩にいちいち歓声を上げながら近づいてゆき、いざ取り付いたときまでは十分余裕があった。
のだが、てっぺんにのぼりきりノゾキをしてしまったら・・・
高いとこ怖いスイッチON〜このときはまだ半押しぐらいだったが、その後の展望岩+屏風岩で完全に入りきってロックまでされてしまった。
進むには進むがどんどん怖くなっちゃって岩の上でマジ凹み。今すぐ平地に帰りたくて仕方なくなったのは久しぶりだ。
道標先で屏風岩が見れるのかと思っていたので、まさかヘリを歩かされるとは・・・だまされた・・・と下に降りてからも屏風岩を見上げてげっそりしていたものだから、心配したbo-さんが話しかけてくれるが、灰色い顔でうんとしか言わないものだからたいそう困っておりました。スンマセンでしたw
総合的に面白かったが屏風岩は二度と行かん!ということで、妙義山もきっとみるだけのほうがいいんだろなぁなんて、やばいシルエットを横川SAで見てしみじみ思いながら帰りました。
コメント
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bo-tyu-zaiさん peachさん こんにちは。
子持山、雪ですか。関東でも北ですもんね。我が隊も同じ日に丹沢でしたがやはり風が冷たくおにぎりがヒエヒエでした。
子持山、去年登りましたがとても楽しいですよね。特に屏風岩から眺める獅子岩が格好良く「♪おぅおぅおぅラ〜イオンズ」と西武ライオンズの応援歌が頭の中をグルグル。あっ我が隊、楽天ファンでした…。
peachさんは高い所が苦手だったのですか?それじゃ獅子岩のてっぺんや屏風岩の上は怖かったでしょうね。もうひとつ、獅子岩の下に「おひとり様テラス」と言う崖から張り出した場所があったのですがそこは行かれませんでしたか?腰は掛けられるのですが足元がストンと無いので超すくみました。
yuzupapaさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
楽天ファンなのにライオンズを歌っちゃうのもあの圧倒的な存在感の獅子岩を見ればうなづけます あの岩を代表として奇妙な岩、岩に空いた穴、岩の上からの展望と岩で楽しむ山でしたね。
おひとり様テラスは知りませんでした、全く見落としてきたようです、残念(>_<)
んでも、コースがいろいろあるので再訪しようかと思ってます、是非その時に行ってみようと思います
yuzupapaさんこんばんは♪
2人してしし座なのを思い出しました、吼えてこればよかった
高い所は今まで平気だと思って生きてきましたが、どうやら得意ではないらしいです。山に行くごとに怖くなっている気が・・・わりと平気なときもあるんですけど
子持山、怖いとこもありましたが楽しかったので、ちゃんとリサーチしてからまた歩きに行こうと思います。
でもおひとり様テラスは絶対座りません・・・落ちる前に他界してしまいそうです
お二方 こんばんは
どこかで見たことあるような顔の人
こと ケダマです(ФωФ)
ふふふ…段々と思い出してきましたよ
peachfaceさんは紫っぽいダウン着てましたよね?
そして山頂下のところで、お二人は
「秘密の展望台だ!」ってはしゃいで
僕らを通して下さいましたよね♪
子持山、総合的にすごく楽しかった僕としては
初雪のことをスッカリ忘れる程、
全体的にテンション高めでした( ´∀`)
ケダマさん、おはようございます。
そうですよ、あのインチキ展望台(失礼)ですれ違ったのが僕らです。
実は山頂に着いてからケダマさんの山行計画を再確認しまして計画通りだと20分くらい待てば会えるかね、そうしたら恐る恐る聞いてみようかねなんて話していたんです。
結局降雪、というか風花っていうんですねあの現象は。で、その寒さに耐えきれず我々のコースとケダマさんのコースがすれ違うからきっと会えるだろうということで見事すれ違えたわけです(笑)
急登だったので流石に声かけるタイミングではないね、ということで黙って見送ってしまったわけですよ。
普段は平日登りで静かな山歩きばかりですから我々は人の多さとそれゆえの歩きにくさにやや面食らったのは否めませんが、岩場の登りでは無駄にボルダリングの動きを組み合わせて手足がこんがらがったりして無駄な筋肉痛になったりと変な楽しみ方をしていました。
kedama_hさんこんにちは♪紫ダウンです
駐車場でbo-さんがケダマさんじゃないかと気づいたのは、かぶってらした帽子をみて、とのことでした。
なので山頂で待ち伏せしているとき、似たようなハットの方がくるとケダマさんか!?とそわそわするという挙動不審な2人でした
初群馬のお山で、ヤマレコユーザーさんだとその場でわかってのすれ違いというのは初めてだったので、そんな意味でもわくわく歩けた子持山。
楽しかったのに終わりがけに恐怖に負けてしまったのは、高度感の他にも事前のコース把握を完全にサボっていたための、心の準備のなさ故でもありました
どこかで会えるときは灰色の顔でごあいさつする羽目にならないように気をつけようと思います
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