ジョーゴ沢 / 南沢大滝・小滝
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
ファイル |
非公開
5483.xls
計画書
(更新時刻:2012/01/14 05:00) |
写真
感想
お恥ずかしいことなんですが。
昨日赤岳鉱泉でテント泊をした際、一酸化炭素中毒?酸欠??になり掛けてしまいました。
《その日の行動》
小淵沢道の駅で4時間ほどの睡眠を取り、南沢小滝でアイスクライミングの練習。
17:30頃
鉱泉着。
途中、みぞれ混じりの雪が降る中歩いた。
真っ暗の中テント設営。
18:00頃
乾杯。
その時ガスランタンのみ使用。
19時頃
眠くなってくる。この時は前日の睡眠時間が少なかった、疲れていたからと思った。
夕飯を食べる為、お湯を沸かそうと思ったが、ライターが湿ってて中々ガスが点火しない。
みぞれ混じりの雪の中を歩いて来たのでメンバー全員衣類などが湿っていた。
ガスが着いたが火力が上がらない。
ランタンの火も暗くなって着た。
自分は頭痛が酷くなってきた。
その時、メンバーの1人がテント内の酸素が少ないかもと言って来た。
他メンバーも頭痛が酷くなり、外に出て空気を吸う。
今日は小屋泊にしようと鉱泉へ。
外の空気を吸って、幾らか良くなったかな?と思ったが甘かった。数歩歩いただけで息があがり苦しい。吐気もする。50m先にある小屋まで休憩しては歩き、休憩しては歩きの繰り返しで30分は掛かった。
小屋へ着いた時は過呼吸になりそのまま倒れる。
苦しくて目をつぶっていたので、どうされたのか?記憶も曖昧ですが・・
毛布をかけて貰い、途中何度も脈拍を測ってくれた方がいた。
それでも寒かった。
吐き気が止まらないことを訴えると、パンツ3枚を脱がせてくれ少し楽になった。
私はアンダーパンツの上にサポートタイツ、フリースパンツ、アウターパンツと
履いていたので相当大変だったと思います。
過呼吸が止まらなく、誰かが口元にビニール袋を被せてくれ、ずっとその袋を持ってくれた。
誰かが、自分の体温が下がってると言っている。
また他の誰かが救助要請をした方がいいのではないか!?と聞こえる・・
数時間?たって、少し息が落ち着いてきたので、誰かの肩をお借りし、布団に寝かせて貰った。メンバーは変わり番子で自分の隣でシュラフで横になり、自分の様子を覗ってくれていたらしい・・
手厚い看病のおかげで次の日は大分良くなりました。
ただ頭痛は若干残ってました。
《何故こうなったのか?》
・4テントに4人で使用 本体&外張り
・1つしかないベンチレーターが内側からは空いてるように見えたが、ちゃんと確認しなかった。
・火気を使用する際、出入口は閉めたまま。
・暗闇の中テント設営をした為、若干適当だったのか?また湿雪が降っていた為、いつの間にか外張りとテント本体がくっ付いていた。(無雪期テント泊の時も雨が降った際、フライと本体が良くくっ付いて平気だったので、今回も気にしなかった)
・テント設営の際、外張りは風が入らないように、周りは雪を被せた。
・翌日我々のテントのみ、外張りが氷ってたそうです。
テントや外バリを過信し過ぎていた。換気を怠った。などが原因。
起こるべくして起こった事故でした。
一つ間違えば、4人死んでいた・・
この場をお借りし・・
鉱泉のスタッフさん、そこに居合わせたガイドさん、メンバー全員にご迷惑をかけた。大変申し訳ございませんでした。
帰り、スタッフさんに挨拶した時、「これに懲りずにまた来てくださいね。」
と暖かい言葉を頂いた時、涙ものでした。
下山時はメンバー自身も頭痛が残っているのに、自分の荷物を手分けして持って行って貰い、自宅まで車で送って頂いた。とても感謝しております。
つ
ありがとうございました。
とても反省しております。
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