鳴虫山バリエーションルート。猪像、銭澤不動尊、化星の宿、岩屋観音を訪ねる。

2014年11月13日(木) [日帰り]

• GPS: 10:08
• 距離: 14.5km
• 登り: 1,257m
• 下り: 1,287m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:06
• 休憩: 1:32
• 合計: 10:38

6:27 瑠璃堂（日光総合支所裏）
7:30 7:35 鉄塔
8:05 0:00 P869
10:10 0:00 P897
9:25 9:40 銭澤不動尊
10:26 10:35 化星の宿
11:19 11:25 合峰
11:44 12:31 鳴虫山
12:50 0:00 P1058
14:05 14:10 岩屋観音
15:40 15:44 神ノ主山
16:11 16:12 天王山
16:20 御幸町登山口

いつもながらの鈍足で15キロの道のりを10時間かけて歩きました。GPSの軌跡をご覧いただければわかると思いますが、銭澤不動尊からの戻りで別ルートを辿ったために大回りとなったり、岩屋観音の先でルートを見失なったために行き帰りとも同じルートを辿ったりしたのが長時間の原因となりました。

天候

晴れ、強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

地形図にルートは記載されていないためそれなりの読図力と装備が必要です。
なお、この季節になると落ち葉が堆積しているため踏み跡は見えません。

写真

登山口となる日光総合支所裏手にある瑠璃堂。

愛宕社の猪象。神使だそうな。

ここまで樹林帯の中を歩いたが鉄塔に到着すると視界は一気に開ける。

P869からP897までやせ尾根が続く。

P897の少し先、銭澤不動尊への分岐を右へ尾根を下り、さらに沢を下って到着。

銭澤不動尊遠景。銭沢沿いに建ち、含満淵に抜けます。

化星の宿。名前の由来は不明。

合峰で一般ルートと合流し、鳴虫山山頂に到着。山頂直下の上り階段を除けば快適な尾根歩き。

強風下の鳴虫山山頂で袋麺をいただく。
この日はソロの女性1名と中高年男性2名、中高年夫婦の5名が先着していました。

鳴虫山山頂から御幸町登山口方面へ歩き、P1058で再びバリエーションルートへ。

岩屋観音を示すプレート。矢印は直進となっているがこのプレートのすぐ左に目指す岩屋観音はあった。

大きな岩をくりぬいて造ったとみられる洞窟に観音様が鎮座。こんな厳しい地形になぜ？　どうやって？　と想像すると、いつかまた訪れたくなる佇まい。

岩屋観音の先で志度淵川堰堤へのルートを見失い、P1058まで戻って一般ルートで御幸町登山口へ。
なんとか日没前に戻れました。

今回の実踏ルート（DAN杉本氏のカシミール3Dを利用して描画）。
次回は岩屋観音から志度淵川堰堤のルートを見つけよう。

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

minomushikun

鳴虫山は標高わずか1103メートルの低山ですが登山口からの標高差でいえば530メートルもある立派な山です。一般ルートはわかりやすくツツジの季節になると大勢の人で賑わいますが、バリエーションルートは地形図にルートの記載はなくまた、この季節は落ち葉が積もって踏み跡が見えないためGPSと地形図、コンパスが頼りとなります。
さらには、枝尾根や沢がいくつもあるのと急な斜面があり、あらためて難しい山であると実感しました。