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Yamareco

記録ID: 5499481
全員に公開
ハイキング
富士・御坂

毛無山〜十二ヶ岳周回〜お花いっぱいだけどちょっと心細いソロ登山〜

2023年05月16日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:42
距離
10.9km
登り
1,003m
下り
999m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:03
休憩
0:39
合計
4:42
6:43
29
スタート地点
7:12
7:12
63
8:15
8:19
3
8:22
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12
8:35
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27
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10
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16
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8
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13
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6
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6
11:19
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6
11:26
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・奥河口湖さくらの里公園駐車場(湖岸公園駐車場)

・30台ほど。無料。舗装あり。ダート路なし。あまり誰も使っていません。朝も誰もいなかったし帰ってきてもほとんど車はおらずガラガラでした。

・きれいな水洗トイレあり。50円
コース状況/
危険箇所等
▲危険箇所

●淵坂峠〜毛無山の区間、倒木多し。踏み跡不明瞭。目印少ない。ザレた脆い斜面の急登

・淵坂峠から毛無山までの区間は目印がかなり少なく踏み跡は判然とせず、歩く人も少ないです。ルートファインディングにはかなり気をつけてください。

・淵坂峠から先数分のところが大石峠方面に下りる道と毛無山に登る道と獣道が幾つも交錯していて道迷いの可能性あり。手前の案内板がイマイチ判然としない案内板で地図を見ながらそれらしい方向へ歩くと間もなく獣道?か旧道?のようなものに迷い込みます。その先は数分のところで大きく道を塞ぐ倒木で進めなくなっています。このあたりは倒木が多く、目印が少なくわかりにくいですが、尾根沿いに正規の登山道があります。とても進めないような激しい倒木に行き着いたらその倒木を巻くのではなく案内板の立っている分岐まで引き返してください。

・尾根沿いの登山道に復帰しても目印は多くありません。淵坂峠〜30分程度はザレた崩れやすい脆い斜面の急登が続きますが、目印はところどころしかなく踏み跡は脆い斜面で崩れて消えてしまっていてかなり不明瞭です。尾根伝いに登山道はありますが、ところどころ判断に迷うような不明瞭な箇所あります。地図を確認して尾根沿いに歩いてください。

●林道終点〜淵坂峠の区間、地図と目印が異なっている箇所があります。

・林道終点まで登ってきて、そのまま地図のとおりに進もうとすると道が無くなっています。ここは地図ではなく現地の目印に従ってください。登り方向では左側に曲がることになりますが、このあたりは目印が多いので目印に従ってください。

・目印に沿って歩くとヤマレコのルート逸脱警告が出ますが、この地点の警告に関しては警告を無視して現地の目印に従ってください。

・暗い杉林で踏み跡は不明瞭です。無理に地図の通りに歩こうとすると獣道に迷いこみます。

●毛無山〜十二ヶ岳は険しい岩場です。

・ロープはしっかりしたものがかかっていますが、ところどころ足場が狭い箇所があります。

・岩場は水が染み出していて濡れていたり滑りやすい箇所あります。

▲吊橋は注意してください。

・ちょうどチェーンを直して下さる方がいて、通らせていただきました。整備はされています。

・ただし踏み板は体重をかけるたびに岩からガタガタ外れたりする非常に不安定なものです。チェーンはありますが、手すりというほどのものではないので気をつけて渡ってください。必ず1人ずつ渡る方がいいと思います。かなり不安定な橋です。

△浅原バス停付近 道がわかりにくい箇所あります。

・浅原バス停まで下りようとすると目印が少なくなるあたりで水が流れる道があり、漫然と歩いているとそちらに迷い込む可能性があります。

・迷い込むとその先は堰があって通れません。堰の脇に強引に登った踏み跡はありますが、山側に正規の登山道があります。

・浅原バス停手前から車道に出ずに山側を歩く道にはロープが張ってあって山側を進むことができません。通っている人もいるようですが登山道を塞ぐようにロープがかけてあるのでバス停までおりて車道におりました。

・バス停を過ぎたところで再び山側に登り返せるようなハシゴがあって山側の道に復帰できるようですが今回はやめておきました。

△全体に倒木が多く、特に淵坂峠経由の道は歩く人が少ないのか踏み跡は判然とせず目印もかなり少ない印象です。

・東光寺経由のルートか、トンネルの西湖側からアプローチするルートを通る人が多いようです。他の登山者さんから聞いた話ではそちらのルートは踏み跡も明瞭で目印も多く、不安は感じなかったそうです。

・淵坂峠周辺ではどうやら動物が多いようです。目の前もシカが通りましたが、人の踏み跡よりもシカの足跡の方が目立っているような状況。
何かの糞も頻繁に見かけましたし、クマの目撃情報もある地域です。注意してください。


◎お花

○毛無山山頂周辺ではミツバツツジがとても見頃です。
ほぼ満開な株も多いです。標高高い地点ではまだつぼみの目立つ株もあります。

○十二ヶ岳周辺ではイワカガミが見頃です。
かなり足場の悪いところに咲いていますが、まさに最盛期といった咲き具合。

○登山口近くや標高の低いところではヤマツツジが見頃です。

・その他の山野草もあちこちでよく咲いています。
ツツジのお出迎えでスタート
2023年05月16日 07:11撮影 by  XQ-AS42, Sony
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ツツジのお出迎えでスタート
このへんまでくるとちょっとお花でてきます
2023年05月16日 07:12撮影 by  XQ-AS42, Sony
5/16 7:12
このへんまでくるとちょっとお花でてきます
ここ危険箇所。淵坂峠から数分歩いたところ。手前の分岐の案内板がわかるようなわからないような書き方で目印も少ないので地図の方角だけ見て踏み跡を辿ってなんとなく進むといつの間にか獣道のようなところに入り込みます。かなりド派手な倒木でその獣道はここで寸断されています。
この倒木を無理に巻いて進んではいけません。この倒木に行き当たるということは登山道を外れています。

正規の登山道は尾根沿いです。写真右手下にも別の道がありますが、これは大石峠に向かって下りていく道です。
2023年05月16日 07:16撮影 by  XQ-AS42, Sony
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ここ危険箇所。淵坂峠から数分歩いたところ。手前の分岐の案内板がわかるようなわからないような書き方で目印も少ないので地図の方角だけ見て踏み跡を辿ってなんとなく進むといつの間にか獣道のようなところに入り込みます。かなりド派手な倒木でその獣道はここで寸断されています。
この倒木を無理に巻いて進んではいけません。この倒木に行き当たるということは登山道を外れています。

正規の登山道は尾根沿いです。写真右手下にも別の道がありますが、これは大石峠に向かって下りていく道です。
気を取り直して。このへんもツツジよくさいてますね
2023年05月16日 07:26撮影 by  XQ-AS42, Sony
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気を取り直して。このへんもツツジよくさいてますね
2023年05月16日 07:53撮影 by  XQ-AS42, Sony
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このへんまで登ってくるとミツバツツジが満開
2023年05月16日 08:06撮影 by  XQ-AS42, Sony
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このへんまで登ってくるとミツバツツジが満開
富士山がみえてきます
2023年05月16日 08:07撮影 by  XQ-AS42, Sony
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富士山がみえてきます
2023年05月16日 08:08撮影 by  XQ-AS42, Sony
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おおーー富士山!!また白くなった?前夜までの雨は富士山では雪になったんでしょうね。
2023年05月16日 08:13撮影 by  XQ-AS42, Sony
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おおーー富士山!!また白くなった?前夜までの雨は富士山では雪になったんでしょうね。
毛無山山頂付近からツツジと富士山!
2023年05月16日 08:14撮影 by  XQ-AS42, Sony
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毛無山山頂付近からツツジと富士山!
毛無山山頂は結構広いです。十二ヶ岳はあんま広くないのでこっちのほうがスペースあるかも
2023年05月16日 08:18撮影 by  XQ-AS42, Sony
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毛無山山頂は結構広いです。十二ヶ岳はあんま広くないのでこっちのほうがスペースあるかも
ヤマアジサイが!
2023年05月16日 08:19撮影 by  XQ-AS42, Sony
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ヤマアジサイが!
2023年05月16日 08:26撮影 by  XQ-AS42, Sony
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ギリギリ広角で1枚に収まりそうです収まりきらない十二ヶ岳と富士山
2023年05月16日 08:33撮影 by  XQ-AS42, Sony
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ギリギリ広角で1枚に収まりそうです収まりきらない十二ヶ岳と富士山
第一イワカガミ発見!
2023年05月16日 09:05撮影 by  XQ-AS42, Sony
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第一イワカガミ発見!
ここから先はイワカガミ咲き乱れてます
2023年05月16日 09:05撮影 by  XQ-AS42, Sony
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ここから先はイワカガミ咲き乱れてます
2023年05月16日 09:08撮影 by  XQ-AS42, Sony
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2023年05月16日 09:09撮影 by  XQ-AS42, Sony
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断崖絶壁と化してるロープ場の途中にあるイワカガミの群生。このへんめちゃくちゃイワカガミ大満開!ただし絶壁の途中なので気をつけて鑑賞してください。
2023年05月16日 09:16撮影 by  XQ-AS42, Sony
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断崖絶壁と化してるロープ場の途中にあるイワカガミの群生。このへんめちゃくちゃイワカガミ大満開!ただし絶壁の途中なので気をつけて鑑賞してください。
十二ヶ岳山頂はこんな感じ。あんまり広くないです
2023年05月16日 09:31撮影 by  XQ-AS42, Sony
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十二ヶ岳山頂はこんな感じ。あんまり広くないです
十二ヶ岳山頂から富士山と西湖!!ここは絶景!!人一人分のスペースですが最高の景色です
2023年05月16日 09:37撮影 by  XQ-AS42, Sony
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十二ヶ岳山頂から富士山と西湖!!ここは絶景!!人一人分のスペースですが最高の景色です
2023年05月16日 10:01撮影 by  XQ-AS42, Sony
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2023年05月16日 10:12撮影 by  XQ-AS42, Sony
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2023年05月16日 10:51撮影 by  XQ-AS42, Sony
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2023年05月16日 10:53撮影 by  XQ-AS42, Sony
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2023年05月16日 10:55撮影 by  XQ-AS42, Sony
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感想

さて、これは今季一の快晴の登山日和キターッ!!とおもってうきうきで足尾の山の計画も練り、一応第二案として檜洞丸の山行計画もつくりさて 夕まだ暮れ切らぬうち 早々と就寝の準備をしてるときでした。

突然電話が鳴り、旦那の親族の不幸を知らせる電話…。急な訃報で旦那はお通夜お葬式に参列するので山どころではなくなってしまいました。とはいえ亡くなったのは私からは遠い方なので私は参列するでもなく、ぽっかりお天気のいい日に暇な時間ができてしまいました。
どうしようかなぁ…山やめてどっかの植物園か動物園でも行くかなぁ…それとも家でお裁縫でもしてるか…とか逡巡しましたが、まあやることもなくなってしまったけど一人で暇してるのもなんだし、もう気持ちは登る気満々でしたから、今回は予定してた足尾方面の登山はキャンセルしてまあ前からいつか登っておく山リストにあった毛無山、十二ヶ岳をこの機に単独登頂しておくことにしました。

どうやらツツジやイワカガミが満開らしいという情報も掴んだのでたまにはひとりでぶらりお花見でもいいかなぁとか。

普段ソロで登ることはほとんどないのですが、お天気良くてお花が多いなら、もしかすると人多いかなぁとか思いつつ、せっかくソロで静かにいくのにあんまり混んでてもそれはそれでなぁ…とか思って今回は河口湖側の駐車場にとめて淵坂峠経由で登ることにしました。


さて、6時半駐車場着。びっくりするほど誰もいない。
あれ?平日とはいえお花の時期のお天気のいい5月なのにこんなに居ないものか…って感じ。
標準コースタイムでは毛無山いって十二ヶ岳までいくと8時間超えるような感じだからこのくらいの時間には車とまっててもよさそうなものなのに。

一人だと身支度っていってもいつもより早く済んでしまうので6時台にはスタートです。

まずは朝の森林浴。最初の林道周辺まではコンクリ敷きの道で特に迷うことはありません。
早速ツツジがお出迎えしてくれて写真などとりながら快調にペースあげてきます。

さてはてそうはいいつつも一人で歩いてると完全に自分のペースなのでいつも朝スロースターターでペースあがってこない旦那がいない分朝イチから快調に飛ばせて10分ちょっとで林道終点まできました。

…。

林道終点から地図の方角には道がない…。
コンクリ敷きの終点からまっすぐ地図の道があるはずなのにそっちには道の痕跡すらない。まあかすかな獣道のようなものがないでもないけどこれは絶対登山道ではない。暗い杉林がで真っ暗ですね…。

と、まあここは実は目印が林道終点からぐっと左に曲がる方向にピンクリボンがいくつかついているので、あー地図と道かわってんなーくらいで通過。

ぐっと左側に地図から逸れるのでヤマレコのルート逸脱警告がでますが、このへんは目印多いので道変わってんなーくらいで不安はなく通過です。

さてはて、しかししばらくずっと暗い杉林であまり楽しい感じではない。
途中シカがサーッと先を走っていきましたし、歩いてたらピョンと登山道側から茂みに消えた小柄な何かの動物。どうやらこのへんは獣たちの領分であんまり人間が多い道ではなさそう。目印は点々とあるものの踏み跡は自体はほとんどなく、歩いてる人もしやほとんどいない…?

いやー静かな山行はいいけどこれまたちょっと静かすぎるな…って感じはしました。

まあいいです。

淵坂峠が近づくと杉林は抜けてきて明るい広葉樹林がひろがるのが見えてきました。

ここからツツジがばーっと咲いてます。

そうこうしてるうちに淵坂峠です。ちょっと風が抜ける気持ちいいところでここには案内板も生えてます。

小休止を挟んでさ、さっさと歩きだそう…。

…と、分岐のところになんだかイマイチ要領を得ない案内の看板。微妙な方角を指してる看板となんともいえない矢印が描かれた札がかかってました。

ちなみに踏み跡は大石峠に下りる方の道は明瞭なのですが、毛無山に登る方の道はイマイチ消えてしまっていて判然としません。まあ方向はわかってるのですがどうも踏み跡が微妙な感じ。どっちともとれる踏み跡が微妙に二股にわかれてます。

あまりに消えていて見渡した感じ先の目印はみえず、少々不安な感じでとりあえずより踏み跡らしきものが濃い方に進んでみました。

しかし、段々とその踏み跡らしきものは薄くなっていき、そうこうしているうちにとんでもない倒木に行き当たりました。

まあちょっとの倒木なら何も思わないですけど、ドサーッと斜面の上からでっかい木が数本まとめてひっくり返っていてどうしようもない。

う、うーん。。。

巻道のような何かの踏んだあとはあるけど足置いてみるとふかっとするしこれ人間の足跡じゃないかも…。

いや、これはちょっとおかしいかもしれないし何か変だったらさっきの分岐まですぐ引き返すぞ、と心に決めつつ、どうも先には道のような場所が見えたので試しにちょっと強引に倒木を巻いて進んでみてしまいました。

倒木を強引に巻いた先にはちょっとだけ何かが歩いたような何かはあるもののとにかく落ち葉が多いしズブズブの斜面でそれも段々と薄くなり……

数分いったところで完全にそれも消えました。

いや、これ絶対おかしい。

周りを見てみるとちょっとこれ尾根から逸れてるんですよね。倒木のところまでは地図をみてズレがないのは確認してたんですが倒木を巻いたときにどうやら尾根筋を外れて結構斜面の下に向けて歩く形になってしまったらしい。
あ、これはルート外れたなってこの時点ではっきりわかりました(判断が遅い)。地図を確認するとちょっと逸れてますね。多分あの尾根に沿って道があるのだろうというのも間違いない。

いや、普段旦那と登ってる時は道を間違えるなんてことはまずないし、それもいつも私が前歩いてますからそんな凡ミスをよりによって一人のときにやらかすとは…。

まあとりあえず戻るしかありません。

この道に見えたものは獣が歩いた踏み跡とかなんでしょう。
数分の距離しか進んでないので間もなく倒木まで引き返し、これまた強引に倒木を突破して分岐のあたりまで戻りました。

さて、戻っても相変わらず目印も踏み跡もないわけですが、これは尾根に沿って道があるだろうという感じなので今度は怪しげな踏み跡らしきものではなくてとにかく尾根意識。

すると数分のぼったところに目印がありました。よかった。

いやーよりによって一人で登ってるときにこんなに踏み跡不明瞭な道…と心細いですね…(笑)

その先も目印はところどころにはあるものの、本当にところどころしかない。

結構な急登なのですが、ここがまた延々とザレた崩れやすーい斜面。倒木もちょくちょくあってそのたびにそれを巻いてやりすごさないといけないのでルートファインディングには結構気を使います。倒木巻いたあと復帰できてるかこまめに地図や地形を確認する作業がいります。

それにしても目印が少なく、正直どっちともとれるような踏み跡のようなものが四方八方につづいていたり、判断に迷う場面はかなりありました。

とにかく尾根づたいに山頂まで繋がっているというのは多分間違いないので地図を確認しながら地形をよく見てあとは勘で進むしかないような道です。

まあよりにもよって一人のときにこんなルートを選んでしまうとは…。私ポンコツかよ、と思いながらも、心細いなー、こういう判断に迷う場面ではやっぱ旦那いるいないは大きいですね。

他の登山者の気配はないし、多分通ってる人も稀。今日も誰かが通りかかることあんまなさそう。

いや、冗談抜きでここで道迷い起こしたらあとは誰にも知られずひっそりと森の奥で遭難して獣たちのご飯になってしまう。

ただこのへんツツジ見頃です。赤白ピンク、いっぱい咲いてます。心癒やされます。

しかーし目印のピンクリボンは風化が進んでいたり杭のタイプが時折刺さっているだけなのでこれがまたツツジの花を目印と誤認しそうになるまさかのトラップ(笑)お花のピンクのほうがビビッドだから目立つんですよね(笑)

ザレザレの急登だし踏み跡が消え果ててるし人はいないし、なんならシカの足跡の方が明瞭についてます(笑)

気が抜けないしまあまあな急登でしんどいしでキツイなーなどと思いながら勾配がゆるくなると毛無山山頂はすぐです。

標準1時間34分のところ、60分ほどで登り切れました。林道までのとこで30分貯金してたので合計でここまで1時間ほどの貯金。

というか早くつきすぎた(笑)

おかげさまで誰もいない超絶景山頂独り占めです!!富士山また雪めっちゃ増えたなー。前日までの冷たい雨が雪になってたようで、富士山の雪化粧のボリュームあがってます

ちなみに、東光寺経由のルートと最後合流するのですが、そっちはめちゃくちゃ踏み跡明瞭でした(笑)

さて、しかし朝はやすぎてお腹もすいてないのでしばし景色を堪能したら先いきます。

んでここから先がまあまあ急なのぼりくだり。

ロープ場の連続です。

でも毛無山のピークをおりて次の幾つもある小ピークとの間のコルとかそういうとこにミツバツツジが超満開!!

視界が全部ピンクになるくらい咲いてます。

ただしロープ場は濡れてたりして歩きやすくはないです。

そうこうしてるとようやく他の登山者さんと出会いました。

そう。ここまで人と出会うことはなかったです。

まあこの先はあんまり写真とる余裕のない岩場の連続です。ロープはしっかりしてるのですがこうも数が多いと…。

ちなみにヤマレコ地図の十一ヶ岳が八ヶ岳だったり吊橋が十一ヶ岳だったりなんかズレてます。

さて、名物の吊橋までくると作業をしてる方が。

チェーンを締め直して整備してくださっていました。

先に渡っていいよとのことだったので渡らせていただくことに。
作業されてたので吊橋の写真はないです。

しかしこの橋がまたとってもスリリング(笑)

岩の突起に踏み板がひっかかってる構造なのですが、これが体重かかるとひっかかっりが外れてズレるんですよね(笑)踏み板がガタガタってズレるのはほんと緊張感あります。

一応チェーンがあるのですがまあ落ちようと思えばいつでも谷底へ落ちられるような橋です。

でもってこのあたりからイワカガミが大満開!!!

イワザクラはもう終わりかけのお花がちょろちょろあります。

まあしかしここからはヤギさんかな?みたいな崖を登っていくロープ場鎖場が続きます。

断崖にイワカガミがいっぱい群生してるのですが写真とるときは気をつけてください。

岩登りに疲れ果てたところで十二ヶ岳山頂エリア。

ここから桑留尾へおりる分岐あります。

そこをすぎるとすぐ山頂!!

ついたーーー!!!

祠に手を合わせて無事登山のお礼をいうと、富士山が見える絶景の岩の隙間で休憩!!

いやー絶景なり絶景なり。

しかしそれにしても早すぎる…。

ここ11時ごろ到着の予定だったのですが、一人で快速で歩いたものだからまだ9時半!
ここでお昼作るつもりでどっさりお昼の用意担いできましたが、さすがに朝すぎる(笑)9時半にお昼ご飯はさすがに早い

ここからの下山も2時間かからないだろうって感じなのでここはひとつ、もう山頂は景色みながら休憩だけにしておりてからお昼たべることにしました。

30分位景色みながら足休めたところでしゅっぱーつ。

山頂で他の登山者さんと会って、他のコースの状況をききつつ、いや、当初は毛無山まで戻ってから東光寺方面に下りるつもりで計画たててたんですが、さすがにもうあの岩場の連続を超えてあるくのやだなーって感じだったのとなんかやっぱ一人のときに危険箇所通りまくりたくないなってのもあって桑留尾に下りるルートでご安全におりてしまうことにしました。

桑留尾方面に下りる道は山頂付近はザレて滑りやすいですが、目印も多いしロープもあるし、全然不安なく歩ける歩きやすい道です。

普段下りが苦手な旦那に合わせて下りはペースダウンしますが今日はひとりなのでここは快速。

あっという間に下山です。

ちなみに浅原バス停が目前のところて登山道を横切る水の流れ道があるのでそっち迷い込まないよう気をつけてください。そっちのほうが道みたいな見た目してますが、その先は堰があって歩けません。堰のわきに強引に登ったあとが結構ガッツリついてますが正規の道は山側にあります。

さて、浅原バス停手前のところから車道へおりずに山側を延々と歩ける道があるのですが、ここ登山道を塞ぐようにロープ張ってあります。

まあ道はあるし歩いてると人はいるようなのですが、ロープがあるのでまあもう無理して歩かなくていいか、とバス停のとこで車道でちゃいました。

そのさきに山側へまた登り返せるハシゴが車道から生えてましたが、わざわざ登り返さなくてもいいかーとしばらくの車道歩き。

東光寺経由で下りる予定だったので予定外の車道歩きになったのはあれですが、なんか今日は下手に無理しないほうがいい気がしたので車道歩き。

30分ほど暑〜い車道歩いたら無事駐車場!下山です!

最後桑留尾に下りることにして車道歩きに変更したのと一人で自分のペースで快速で飛ばしたこともあって結局標準コースタイム比0.6とかなり速く歩けた感じになりました。

でもぼっち登山のときはもうちょい人の多いコース選んだ方が心細くならないですね(笑)

ルートファインディング能力はもう一度ちょっと見直して鍛えないとな〜と痛感したぼっち登山でもありました。知らず知らずにやっぱ旦那に助けられてるんだなぁ。

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