宇和島から箸蔵へ（その1）

2023年05月06日(土) 〜 2023年05月11日(木)

• GPS: 54:51
• 距離: 203km
• 登り: 3,727m
• 下り: 3,482m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:52
• 休憩: 0:00
• 合計: 9:52

3:05 スタート地点
12:57 宿泊地

2日目

• 山行: 5:18
• 休憩: 0:00
• 合計: 5:18

7:19 宿泊地
12:37 宿泊地

3日目

• 山行: 10:01
• 休憩: 0:00
• 合計: 10:01

4:19 宿泊地
14:20 宿泊地

4日目

• 山行: 7:12
• 休憩: 0:00
• 合計: 7:12

6:50 宿泊地
14:02 宿泊地

5日目

• 山行: 35:24
• 休憩: 0:05
• 合計: 35:29

3:56 宿泊地
13:21 13:27 高知城
15:25 ゴール地点

1日目
3：06 宇和島（宿）-3：22 宇和島駅-4：39 鬼北町境-6：59 松野町境-7：35 大門橋-8：17 鬼北町境-9：45 泉駐在所-11：33 三島駐在所-12：58 上組（杉の家）
2日目
7：19 宿-8：08 道の駅-9：31 上中合第一トンネル-10：33 高研山トンネル-11：42 仲間トンネル-12：40 梼原（花の家）
3日目
4：19 梼原-5：56 当別峠トンネル-7：07 中央小学校-8：43 古味口トンネル-11：08 矢筈トンネル-12：28 鉱石ベルトコンベア-13：38 長者トンネル-14：20 長者（高木旅館）
4日目
6：50 宿-8：02 仁淀郵便局-8：49 名野川郵便局-9：41 引地橋-10：58 寺村隧道-11：47 筏津ダム-13：32 越知橋-14：02 越知（谷脇旅館）
5日目
3：57 宿-5：12 西佐川駅-6：09 土佐加茂駅-7：50 日高村役場-9：00 波川跨線橋-10：15 中山駅-11：38 鏡川橋-13：22 高知城-14：56 下の瀬大橋傍（セリーズ）
6日目
3：56 宿-5：33 岡豊橋-6：37 高知自動車道交差-8：59 根曳峠-9：45 繁藤橋-10：54 戸手野トンネル-11：40 土佐北川駅-13：07 道の駅-13：41 ファミマ・コンビニ-15：26 土佐穴内（宿屋川かぜ）

写真

5/6 5:09

漸く夜が明けてきました。

5/6 6:17

立派な建物が見えるが、やはりカントリーエレベーターだろう。

5/6 6:27

鬼北町に因んだ鬼のモニュメント。
”鬼”が付く自治体は他にはないだろう。
鬼ヶ城山系の北に位置する町の様だ。

5/6 6:52

デメと読んでいたらイズメでした。

5/6 6:57

闘牛です。

5/6 6:57

飼い主のおじさんがわざわざポーズを取らせてくれました。

5/6 10:41

四万十だんだん街道と言うようです。
この時は、何も気づきませんでしたが、どうやら”だんだん”は”段々”のようです。

5/6 12:47

見事なほどに朽ちる過程を示しています。

5/6 12:48

今夜の宿です。ログハウスから想定していた私のイメージとはかけ離れた立派な宿でした。

5/7 6:18

殆ど自給自足だそうです。

5/7 8:03

道の駅　日吉夢産地
左端は鬼の母子だろうか？
素通りしたのでわかりません。

5/7 8:10

殆どの家が桟道のように宙に突き出ています。
木曽の山奥を思い出します。

5/7 8:29

伝統的な土佐和紙は日向谷出身の新之丞と言う人だそうです。土佐で病に倒れ、看病して頂いたお礼に修善寺紙の漉き方を教え、染色に詳しかった介護の尼と研究して土佐紙が生まれたようです。すっかり体調を回復して帰郷する新之丞を土佐紙の製法が漏れることを懸念した土佐の人が峠で切り殺したそうです。

5/7 10:36

長いトンネルです。雨の時は嬉しいトンネルです。

5/7 10:37

梼原町です。

5/7 15:42

隈研吾を知っている人ならば、すぐに彼の設計だとわかります。

5/7 15:44

図書館の内部です。

5/7 15:48

本を借りずに私のように建物を観たくて来る観光客も多いようです。

5/7 15:49

子供達も遊園地の感覚で図書館に行くことを楽しみにしていると思われます。

5/8 5:19

今日は好天のようです。

5/8 5:38

14Km先の道の駅が表示されました。こんな経験は初めてです。600m、800mはよくあります。時々2Km位もたまに見かけます。14Kmは圧倒的断トツに遠い表示です。

5/8 6:16

脇道だけど16％勾配。竜飛岬へ向かう時、11％勾配を経験したことがある。道路の勾配は小区間のものでも12％以下と規制されているはずなのに、16％とはこれ如何に？

5/8 6:39

北川川

5/8 6:40

四万十源流大工とある。四万十川の不入山中と言われている。不入渓谷を経て北川川になり、梼原川になり、四万十川になるようだ。

5/8 6:45

仁淀川町の方へ進みます。

5/8 6:46

出てきました「四万十源流点の村」

5/8 6:48

チョットした集落が昔からあるようです。

5/8 7:00

B＆G海洋センターは全国で見かけるが、海に関係するものと思っていたが無関係です。ボートレースの収益金を原資として、地方自治体の要請で建設し、無償譲渡しています。体育館・プール・艇庫のいずれかの機能がある公共のスポーツ施設です。

5/8 7:22

水田にも映る鯉のぼり。

5/8 7:36

吉村虎太郎。ちょっと気になったが、足はそちらに向かず。

5/8 7:36

一瞥して先へ進みました。

5/8 7:55

御茶畑が美しい。中央奥が四国カルストだろうか。

5/8 7:59

素晴らしい！素晴らしい！
もう。お茶摘みの時季ではないだろうか。

5/8 8:16

与作狸。もちろん国道439に因んでの命名でしょう。
R439を進んできたが、いわゆる酷道とは徒歩では感じません。

5/8 8:52

今夜の宿がある長者まで19Km

5/8 9:01

缶やボトルを加工して、人々を楽しませてくれます。
どの様に作るのか興味があるが、なかなか質問する機会がありません。

5/8 9:35

お茶を摘んでいる女性に会いました。
以前博覧会で神戸に行って、人が多い所は"コリゴリ"になったそうです。

5/8 9:39

ご先祖様が積んだ石垣。すでに空家かも。悲しい。

5/8 9:48

なんか"酷道"らしくなってきたかも。
歩行者には酷ではないが、バイクだと酷かも。

5/8 10:01

道路の改修工事のようです。

5/8 10:07

なるほど"酷道"だ。

5/8 10:16

牛舎です。

5/8 10:17

牛は人を見ると、必ず近づいてきます。どうしてだろう？

5/8 10:33

酷い酷いと嫌われるR439ですが、入植者が開拓したんですね。感謝！　感謝！

5/8 11:03

仁淀川町に入ります。

5/8 11:18

四万十源流点とあります。

5/8 11:29

本当に山奥に来た感じがします。

5/8 11:30

集落とは言えない民家が数戸あります。

5/8 11:42

九十九折りで下っていきます。

5/8 12:21

国道を立体交差して鉱石コンベアが敷設されています。
岩盤のトンネルから直接です。

5/8 12:29

長者川です。下流で仁淀川に合流します。

5/8 12:53

集落が出てきました。

5/8 13:15

宿があるのは対岸です。

5/8 13:21

優しい気持ちが嬉しいです。

5/8 13:25

長者トンネルを抜けると長者集落は直ぐの筈です。

5/8 13:48

手前の集落ではなく、山の中腹が宿のある集落です。

5/8 13:54

近くまで来て、がっくり。もうひと頑張り必要です。

5/8 13:59

鯉のぼりが応援してくれます。

5/8 14:03

見事な段々畑。

5/8 14:09

自然歩道の一部です。

5/8 14:15

こちらが今夜の宿です。やっと到着です。
宿のご主人に、どうしてこんな高い所に集落が出来たのか聞きました。答えは簡単でした。あとから道路が低い所にできたから、ここが高くなったとのこと。なるほど、納得です。

5/9 6:42

昨日の上りと違い、足取りも軽いです。しかし油断禁物！慎重に下ります。

5/9 6:47

小学校はまだ、中腹です。

5/9 6:50

素晴らしい段々です。

5/9 7:04

間もなくR439に合流です。

5/9 7:15

緑一杯、爽やかです。

5/9 8:24

かっての吊り橋跡と思われます。

5/9 8:25

上仁淀橋。仁淀川を渡ります。対岸はR33です。左に進めば遍路で歩いた久万高原に繋がります。

5/9 8:27

加枝ダムが見えます。川面の色が何とも言えない。水の色とは思えない独特な味わいがあります。きれいとか美しいとは違う。でも惹きつけられる色です。詩人ならばなんと表現するのだろう！

5/9 8:31

鳥が両羽を開いたり閉じたり、まるでラジオ体操をしているようでした。

5/9 8:31

この苗字の呼び方は初めてです。

5/9 8:35

加枝ダム

5/9 8:39

快適な桟道になっている歩道。

5/9 8:46

中津渓谷方面の山腹に集落が延びています。

5/9 9:44

緑の山中を縫うように流れる川を満喫できます。

5/9 10:01

久喜沈下橋。

5/9 10:02

興味はありますが、遠くから見るだけです。

5/9 10:12

旧川口橋。これも屋根のある橋になるのだろうか？(ならないでしょう)
四国のどこか思い出せない！　木造の屋根がある橋を歩いたことがあります。
映画『マディソン郡の橋』を思い出す。

5/9 10:12

何時まで残るか不安な橋です。

5/9 10:15

高知県では圧倒的に多いと思われるコンビニはローソンです。住民のためのコンビニと思えます。ファミマも比較的あります。セブン？？？？は最近でこそ、少し増えてきました。企業だから止むを得ないとは言え、儲かるようになってから集中的に進出する企業は嫌いです。だからできるだけそのようなコンビニは避けます。最初に井戸を掘った人の功績を忘れてはいけません。

5/9 10:18

相当な階段数と思われます。

5/9 10:20

仁淀川町役場

5/9 10:51

美しい緑

5/9 10:53

寺村トンネルを過ぎると越知町です。

5/9 11:04

正しくは仁淀川を渡ると越知町です。

5/9 11:07

この辺りも山の高い所に住居が多いです。

5/9 11:20

山腹の集落も美しい。

5/9 11:22

人の手が入って手入れの行き届いた山々も美しい。

5/9 11:44

筏津ダム

5/9 11:56

昔から山の中で生活を営んできた先人に敬服します。
人々が山へ山へと入っていったのは、どうしてだろうか？　平家の落人部落と言う言葉があるが、源平の戦いがなければ、山に入らなかったとは思えません。

5/9 13:11

もう少しです。

5/9 13:16

かわの駅。

5/9 13:16

キャンプとか川遊びができるようです。

5/9 13:19

コスモスの里なんだ。

5/9 13:44

一見して出てきました。

5/9 13:58

今夜の宿です。

5/9 14:09

早過ぎてCIできないので町内をブラブラ

5/9 14:10

越知役場の近くにあった本の森図書館で時間を潰しました。

5/9 14:11

高知県はどこも『牧野富太郎』で盛り上がっています。

5/10 4:18

赤土人道トンネル。
きれいですが、不安を感じました。

5/10 4:20

町界のある人道トンネルも珍しいかも。

5/10 6:05

土佐加茂駅

5/10 6:16

日高村です。

5/10 6:31

”北添佶磨”は全く知らなかった。
池田屋事件で自刃したそうです。

5/10 6:37

オムライス街道と言うらしい。
カレーとかとんかつ、そば、饅頭はあるが、オムライスは初めてです。

5/10 7:38

お目当ては”トマト味噌”でしたが、時間が早くて、どこも開店していません。

5/10 7:46

日高村役場

5/10 8:24

土佐二宮です。土佐一宮は土佐神社で30番善楽寺の近くにあり、2017年4月21日に参拝しています。

5/10 8:27

ちょっと異様な壁。火災除けの細工だと思います。
沢山並んだ突起物は火災除けを簡素化したものと思います。

5/10 8:37

いの町です。ひらがな表記ですが、漢字だと”猪町”表記と思っていましたが”伊野町”でした。

5/10 8:55

あの大きな建物は何だ！
マンションにしては生活感がない。カントリーエレベータと思う。

5/10 9:18

土讃線の鉄橋が見えます。

5/10 10:57

トンネルを抜ければ高知市です。

5/10 13:17

高知城です。

5/10 13:29

山内一豊公

5/10 13:31

大政奉還を建白した山内容堂。

5/10 13:53

三志士。

5/10 13:54

高知駅。アンパンマンの作者、やなせたかしは高知市の隣香美市出身なので、アンパンマン関連の諸施設土産が多いです。私には宮尾登美子の方が親しみがあります。

5/10 14:50

今夜の宿です。

5/11 4:51

今日は根曳峠が控えています。頑張るぞ！！

5/11 5:15

朝日にパワーを貰って進みます。
でも東へ向かって歩くのは辛いです。神武の東征が失敗したのがよく理解出ます。

5/11 5:30

国分川の岡豊(おこう)大橋。

5/11 5:47

土佐一宮も善楽寺の近くです。2017年4月21日に東から西へこの地点を通過しました。

5/11 6:27

雨量情報が出てくると、山間部に入ることを体が覚えました。スイッチが入ります。

5/11 7:47

登坂車線をいくつも越えて、まだかまだかと登ります。

5/11 8:20

この様な通信当が近づくと頂上は遠くありません。

5/11 8:53

それでも30分歩いて、根曳峠です。
表示がなくて、もう通り越しただろうと思い始めたころ峠に到着です。

5/11 9:51

繁藤ダム

5/11 9:52

天板を歩けます。

5/11 10:05

香美市役所繁藤出張所

5/11 10:14

繁藤駅

5/11 10:29

大豊町に入ります。

5/11 10:56

角茂谷駅。JR四国は駅の表示がしっかり出ています。
一般的にJRの駅表示板は道路には出ていない方が多いです。

5/11 11:31

”北川”と言う地名は、全国各地にありますが、どこも負けないくらい山間部です。

5/11 11:44

まるでおいしいものに手が出て、食べるかのように、自然に写真を撮ってしまいます。

5/11 11:58

素晴らしいと感じると反射的にシャッターを押すようになっている。

5/11 12:34

トンネルの開口部に比べ、洞門の高さが異常に高いと思います。なぜだかわかりません。

5/11 13:49

穴内川の対岸に大杉駅があります。

5/11 15:21

今夜の宿です。私を見て、予約客だと、すぐわかったようです。

撮影機器：

サイバーショット DSC-W830 SONY

感想

ア?ドッポ

四国の海岸線や四国遍路道はすでに歩いており、まだ歩いたことの無い市町村を旅することにしました。必然的に山間部が多くなり、出発前は心配したが、思ったほど悪条件ではなく、何とか土佐穴内（大豊町）まで到達しました。とにかく山と川の緑を堪能しました。長者町の段々も良かったです。私の好きな段々。
ナンバー1：姨捨から眺める善光寺平
ナンバー2：仁淀川から見上げる長者集落
ナンバー3：未定
1位と2位は決定済みです。今後ナンバー3が現れるだろう。