高尾山 静寂のいろはの森からラッシュ地獄の1号路へ
- GPS
- 03:13
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 391m
- 下り
- 403m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:高尾山口 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし |
写真
感想
前回の山行以降、家族で風邪ウィルスをヘビーローテーションしてしまい、しばらく間が開いてしまいました。久々の山行なので、あまり負荷をかけないよう、今回の行き先は無難に高尾山を選択しました。
3連休の高尾山は間違いなく混むので、行きはいろはの森コースから登ってみることにしましたが、これは大正解!高尾山とは思えない、静寂に包まれた清々しい森の道でした。静かとはいえそこは高尾山ですから、ぽつぽつと人はいるのですが、この後に通った道と比べれば、ほとんど無人状態に等しいです。所々色づいている森の中を、のんびりと深呼吸しながら歩くのは、ほんと気持ちがよいですね。高尾山の自然の豊かさを、ストレートに感じられる道です。
植物の説明板をふむふむと眺めながら進んでいると、意外とあっさり4号路に合流しました。途端に一気に人が増えます。ここまで来ると、我々のようにトレッキングの格好をしている人はぐっと減ります。さらに進み木製の階段を超えると、今度は1号路に合流。原宿かと見間違うばかりの数珠繋ぎの人です。もはやトレッキングの格好をしている人はほとんどいなくなり、我々が完全に浮いている感じになってしまいました。
当然、山頂もどこもかしこも人だらけで、昼食をとろうにも座る場所すらありません。やむなく、3号路の方に少し下ったところで昼食としました。クッカーで調理をしていると、道行く人が次々と物珍しそうに見ていきます。高尾山は、山ではなく、観光地なのだなという感を新たにしました…
帰りは裏道の富士道で下りますが、富士道ですらかなりの人通りがあります。薬王院で再び1号路に合流すると、そこから下は人が増える一方。ケーブル駅付近に来ると、もはや朝のラッシュ時と大差ないほどの人波で、前後左右から押されてまともに歩けません。楽しみにしていた天狗焼も、ビアマウントの上の方まで行列が続いている状況を見て、早々にあきらめました。
予定ではリフトで下るつもりでしたが、家族全員人酔い状態でぐったりしてしまい、病院裏コースでエスケープすることに。その病院裏コースも、トレッキング装備ではない普段着の人が多数歩いていました。秋の3連休の高尾山、恐るべし。混んでいるだろうとは思ってましたが、まさかここまでとは考えていませんでした。
山行としては、いろはの森往復とか、蛇滝に下るとか「王道」を外す工夫をしたほうがよかったかもしれませんが、久々の山歩きを楽しみ、いろはの森コースの魅力も発見でき、なかなかの充実した1日でした。今度は城山北東尾根のバリルートとかも絡めて歩いてみたいところです。
なお今回の山行は、iPhoneがどこまで使えるかの確認も兼ねて、ログはDIY GPS、写真はiPhoneのカメラを使ってみました。結果、実用には全く問題ない感じです。唯一電池を食うのが難点ですが…そこはモバイルバッテリーーとかでフォローするしかないかな。
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