記録ID: 551315
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雪山ハイキング
槍・穂高・乗鞍
燕岳（燕山荘テント泊）
2014年11月22日(土) 〜
2014年11月23日(日)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 1,358m
- 下り
- 1,355m
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1日目: 中房温泉6:10発→燕山荘9:30着、暮れなずむ頃に燕岳ピストン
2日目: 燕山荘9:10発→中房温泉11:10着
2日目: 燕山荘9:10発→中房温泉11:10着
| 天候 | 1日目 晴れ 2日目 晴れ後曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス
行き：竹橋 毎日新聞社前22:40発→中房温泉5:30頃着 帰り：中房温泉13:25発→新宿19:45頃着 ※帰り道では、恒例の小仏渋滞、事故渋滞に見事に捉まりました。。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険箇所はありません。 今回、小学校低学年くらいのお子さん連れを結構見かけ、驚かされました。こども用アイゼンの存在を初めて知りました（笑） 【雪の様子】 先週までの雪はかなり溶けており、気温が高かったのも相まって、まるで春山のような様相です。登山道は、1日目の登りでは合戦小屋までは踏み固められて凍結気味、それより上はパウダーでしたが、翌日には少々様変わりしており、合戦沢ノ頭より上はパウダー、それより下はシャーベット状になりかけ、という感じでした。 【冬山装備について】 ◯足もと 先週一週間の天候から判断するに、冬靴にシモンの12爪ワンタッチアイゼン（自分の厳冬期の定番装備）では流石にオーバースペックなので、3シーズン用靴にモンベルの10爪軽アイゼン（爪短めですが、足裏全体をカバー）にしました。2日目には、登山道上部の雪がシャーベット状になっていたため、適度にブレーキを効かせながら足スキーのように下れましたが、山荘直下のパウダー部分の下りではやや難儀する部分もありました。今後は順調に雪が増えると思いますので冬用アイゼンがどんな状況にも対処できて良いかと思います。なお、登山道や山荘で観察した限りでは、大部分の方が10爪以上の確りしたアイゼンを用意されているようでした。 ○手もと 一応ピッケルのみ持参しました（個人的にストックが苦手なのでこちらは持参せず）。行動中は完全に重りと化しましたが、ペグの掘り起こしには大活躍しました（笑） ○その他 衣食住まわり 上述のとおり、この時期としては相当に気温が高く、冬用アウターではなく、上下レインウェアで丁度でした。手袋は厚手の冬山用グローブ、中厚手の防水グローブ、ウールのインナーグローブ2組の計4組を持参しましたが、予想通り、厚手の冬山用グローブは出番なし。ほぼ無風だったので、バラクラバも出番なし。 夜中・早朝も温かく、冬用シュラフにカイロの組み合わせで快適でした。 |
| その他周辺情報 | 【テン場情報】 燕山荘のテン場700円です。トイレは小屋内の水洗トイレ利用、水は山荘入って左手の売店で1ℓ@200円で購入できます。 風下、日当たり良好、小屋から近からず遠からず、、、そして、テント内に居ながらにして安曇野の夜景・日の出が見られる好立地。夏場、早々に一杯になってしまうというのが首肯できる大変居心地の良い場所でした。 【下山後の温泉】 登山口のすぐ目の前に、中房温泉の立ち寄り湯「湯原の湯」（700円、営業時間9：30〜16：00）があります。混み合うかと思いきや、意外にも空いていました。車の方は有明荘に行くのかな？秘湯と謳っているだけあり、なかなかに良いお湯でお勧めです。 今回利用しませんでしたが、食堂も併設されているようでした。 |
写真
金曜夜に毎日新聞社前より出発です。仕事終わってから家に帰って大急ぎで支度して…バタバタでしたが、これに乗ってしまえばこっちのもの。
1
11/21 22:37
金曜夜に毎日新聞社前より出発です。
仕事終わってから家に帰って大急ぎで支度して…バタバタでしたが、これに乗ってしまえばこっちのもの。
仕事終わってから家に帰って大急ぎで支度して…バタバタでしたが、これに乗ってしまえばこっちのもの。
ちょっととびますが、翌朝の合戦尾根 第3ベンチです。
漸く明るくなってきました。
漸く明るくなってきました。
真っ白な雷鳥に会えるかと思って期待してましたが、今回は会えず・・・残念。
合戦沢ノ頭より上は、パウダースノーでふかふかの道です。
楽しい^ ^
楽しい^ ^
燕山荘に到着。
テン場は3番乗りくらいで、整地済みのスペースに設営できました。
テン場は3番乗りくらいで、整地済みのスペースに設営できました。
無風のぽかぽか陽気の中、山頂のことなんて忘れて、テントでまったりと過ごします。
流石にビールも冷え冷え。
流石にビールも冷え冷え。
暇人のお供��
「メロンパンの皮焼いちゃいました」は失敗でした。凍って石みたいになりました。
「メロンパンの皮焼いちゃいました」は失敗でした。凍って石みたいになりました。
暇人のお供��
北八もそろそろシーズンインですね。
この後、読書に勤しむはずが3ページも進まずに寝てしまいました。。
北八もそろそろシーズンインですね。
この後、読書に勤しむはずが3ページも進まずに寝てしまいました。。
時間のたつのは早いもので、起きたら15時前。山頂は明日でいいかと思ってましたが、余りにも天気が良いので散歩に出てみることにしました。
（翌朝は雲が多めだったのでこの選択は正解でした）
2
11/22 15:18
時間のたつのは早いもので、起きたら15時前。
山頂は明日でいいかと思ってましたが、余りにも天気が良いので散歩に出てみることにしました。
（翌朝は雲が多めだったのでこの選択は正解でした）
山頂は明日でいいかと思ってましたが、余りにも天気が良いので散歩に出てみることにしました。
（翌朝は雲が多めだったのでこの選択は正解でした）
北燕岳の後ろに、立山・剱・ゴタテの山々が見えました。同じ北アルプスでも、南部とは白さが違います。
この景色には、しばし目を奪われました。
3
11/22 15:42
北燕岳の後ろに、立山・剱・ゴタテの山々が見えました。
同じ北アルプスでも、南部とは白さが違います。
この景色には、しばし目を奪われました。
同じ北アルプスでも、南部とは白さが違います。
この景色には、しばし目を奪われました。
今年は行けなかった立山。そして、今年も行けなかった剱岳。
富山県人ですので、断然、槍より剱派です。
富山県人ですので、断然、槍より剱派です。
穏やかな表情の裏銀座。
名前に魅かれて早4年、未だに行くことのできていない野口五郎岳はどれだろう？
名前に魅かれて早4年、未だに行くことのできていない野口五郎岳はどれだろう？
槍・穂高・常念方面
人の少ない残雪期に何回か行ったことがある程度。岩場が苦手な自分にはあまり馴染みのない山域です。。
人の少ない残雪期に何回か行ったことがある程度。岩場が苦手な自分にはあまり馴染みのない山域です。。
直下から山頂を振り返って。
北側は南側と表情が異なり、岩が少な目でした。
北側は南側と表情が異なり、岩が少な目でした。
長くて短い1日が終わります。
皆さん、思い思いの場所でこの景色を見つめています。
皆さん、思い思いの場所でこの景色を見つめています。
テン場に戻ると、下界の街の灯がぽつぽつと灯り始めているのが見えました。
カーキのヒルバーグが3つも。
コンビニ前にミニが3台並んでたらちょっと驚きますよね。そんな感じでした。
コンビニ前にミニが3台並んでたらちょっと驚きますよね。そんな感じでした。
安曇野の夜景が綺麗でした。もちろん星空も。
（スマホの写真では伝えられませんが・・・）
（スマホの写真では伝えられませんが・・・）
翌朝6時前です。
山荘前の広場で早くから写真撮影に精を出す方々を後ろから。
山荘前の広場で早くから写真撮影に精を出す方々を後ろから。
6時半頃にやっと日の出。
30分くらいベンチに腰かけてぼーっと待っていました。
30分くらいベンチに腰かけてぼーっと待っていました。
日が出ると、皆さん180度ターンして槍ヶ岳のモルゲンロートを見に行きます。
今日はこれが精一杯でした。
今日はこれが精一杯でした。
朝日に染まるテント場。
余談ですが、緑のエアライズ1は私一人だけでした。珍しい。
余談ですが、緑のエアライズ1は私一人だけでした。珍しい。
感想
ゲスト
遅ればせながら、今年初めての北アルプスになります。
行程は中房温泉からの往復のみという、超まったりコース。大天井とかせめて北燕とか、周辺に足を延ばせばより充実するのでしょうが、そんなつもりは毛頭なく、絶景のテント場でテント張ってゆるーっとしたい、ただそれだけを目的に出かけてきました。
当初は先週末に行こうと計画したものの、冬型が強過ぎるので一週間先延ばし。この選択が大正解で、雪は少々少なめながら、快晴・無風のベストコンディションの中、テント泊を満喫できました。
さて、今回の目的地の燕岳、初めて行きましたが、老若男女に人気な理由が良く分かりました。登山道は緩やかで登りやすいし、槍ヶ岳をはじめとする北アルプスの大パノラマが見られるし、山荘は綺麗だし。（しかし、ネット予約のできる山小屋って・・・）
槍の四方に伸びる岩尾根が雪を被った様も素晴らしいけれど、個人的には立山を長野側からちゃんと見たのは初めてで、その純白の姿があまりにも神々しくて、圧倒されてしまいました。
（白馬の地震について）
土曜夜22時過ぎ、白馬で地震がありましたが、テント場も結構揺れたようです。私はぐっすり寝ていて気づかず、翌朝隣のテントの方に教えていただき知りました。
念のため下山後に黒部の実家に連絡してみたところ、幸いにも家財が倒れたりということもなかったようでした。
白馬村では、亡くなった方こそいなかったものの、これから寒さが厳しくなる中、家を失った方・避難所での生活を余儀なくされている方はさぞ不安なことでしょう。白馬は登山のほかにもドライブなどでよく遊びに行きますし、地元黒部のお隣でもあるので只々心配しています。
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覚えてますか？テントが隣だった寒がりです。燕岳山行お疲れ様でした。
本当に良いコンディションでしたよね。雪が少ないのは残念でしたけど、素晴らしい景色を見れましたね！
テント場にバス降りてから色々と話が出来て、今後の計画の面でもとても参考になりました。レコを見てもthomさんの装備の選択基準が明確ですよね。もっと話聞きたかったと今更ながら思ってます！
1月の三連休はお勧め頂いたところに行ってみようかと情報収集始めてみてますが良いところそうですね。
またどこかでお会いできたら嬉しいです！その際もよろしくお願いします。
見つけて下さってありがとうございます！もちろん覚えてますよ^ ^ あの後、風邪ひいたりされてないですか？
私も色々とお話が出来て、とても楽しかったです。地震のことと、グレゴリー情報、教えて頂きありがとうございました。もう一回り大きなザックが欲しいと思ってたので、とても参考になりました。
お勧めしたところは、冬は静かで良いですよ。ぼーっとするのに最適なんです。池で飲み水も汲めるので、水作りもしなくていいですし。
またどこかでお会い出来ると嬉しいです^ ^
あ、はい。ご心配の通り風邪ひいてます。帰宅翌日も山登ってるくらい軽いので大丈夫ですが！
お気遣いありがとうございます(^^)
調べたら人も少なそうで、ゆっくりできそうですよね〜しかも水の心配少ないのは助かります。thomさんがいたらまた楽しいので気が向いたらぜひ！
thomさんの次なるヤマレコのUPも楽しみにしてますね。ではでは！
やっぱり！帰りのバスでマスクされてたので 笑
1月の三連休、天気が良ければ行く予定ですよ^ ^ また会えると良いですね。
楽しみにしてます！
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