鳳凰山（薬師岳、観音岳） 〜 夜叉神の森駐車場からピストン 〜

2014年11月23日(日) [日帰り]

• GPS: 10:40
• 距離: 20.8km
• 登り: 1,866m
• 下り: 1,883m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:09
• 休憩: 1:31
• 合計: 10:40

5:40 スタート地点
6:19 6:19 夜叉神峠
6:23 6:24 夜叉神峠小屋
7:15 7:16 杖立峠
7:47 7:47 火事場跡
8:19 8:21 苺平
8:42 8:56 南御室小屋
9:56 9:56 砂払岳
10:06 10:08 薬師岳小屋
11:00 11:26 鳳凰山
11:50 11:58 薬師岳
12:06 12:09 薬師岳小屋
12:14 12:14 砂払岳
13:01 13:03 南御室小屋
13:32 13:35 苺平
13:58 13:59 火事場跡
14:37 14:44 杖立峠
15:25 15:46 夜叉神峠小屋
15:49 15:49 夜叉神峠
16:20 夜叉神峠登山口

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場まで凍結箇所なし

コース状況／危険箇所等

◆南御室小屋から薬師岳方面に向かってすぐの冬道の傾斜はそこそこきついです。
◆稜線に出ると若干岩場あり（薬師岳小屋手前の岩場が最難関？どこも、凍結していなければ、それほど危険な感じは無し）。
◆この時期にしては珍しく、登山道に着雪ほとんどなし。

写真

今回もヘッドランプをつけてのスタートです。

ブルーモーメント

夜叉神峠。
白峰三山を一望できます。ここから見ると、三山が手をつないでいるみたいで、何だか仲良しに見えるのは自分だけ？

夜叉神峠からは緩やかな登りが嫌になるほど続きます。

杖立峠到着。

山火事跡地からの白峰三山。
夜叉神峠から稜線に出るまで展望が良いのはここくらいです。

山火事跡地辺りから岩がゴロゴロした登山道に。

苺平到着。

苺平から南御室小屋までは少し雪が残っていました。
スリップするような感じではなかったので、アイゼンやチェーンスパイクは着用せず。

南御室小屋に到着。

南御室小屋通過直後の斜面は急登です。

ついに森林限界を突破しました。
稜線に出ると白峰三山が眼前に迫ってきます。
鳳凰山は南アルプス北部で一番の展望台ですね！
（ちなみに、個人的には、南アルプス南部で一番の展望台は笊ヶ岳です。）

これから向かう観音岳方面。
予想はしていましたが、稜線にも全然雪がない…。
雪に耐える地蔵岳のお地蔵さんを見に行く予定だったのですが…。この時点で観音岳で引き返すことにしました。

振り返ると富士山がみえます。
逆光以上に霞んで見えます。
冬の空気ではないですね。

鳳凰山は花崗岩が風化してできた白砂の稜線歩きです。

時間的に余裕があるので、白峰三山や遠くの荒川三山を眺望しながら、ゆっくり歩きます。

観音岳と薬師岳。
薬師岳小屋も少し見えてます。

薬師岳小屋に到着。

薬師岳周辺に広がる白砂と南アルプス主峰群

薬師岳到着。
風があり少し寒さを感じるも冬用装備を取り出す必要まではなし。

観音岳に向かいます。

北岳と仙丈ケ岳

崩れた飛行機雲と白峰三山

観音岳まであと少しです。

観音岳到着。
しばらく360度の大展望を堪能しました。
風もそれほど強くなく、ぽかぽか陽気で、ゆっくりできました。

観音岳から白峰三山と荒川三山

甲斐駒ヶ岳とオベリスク
地蔵岳周辺は雪に包まれていた方が個人的には好きです。

八ヶ岳、金峰山方面。
雲一つない青空です。

富士山。
薬師岳までの帰路は正面に富士山が綺麗に見えます。

薬師岳に引き返す途中でパチリ。
空気がもっと澄んでいれば…。

薬師岳小屋のすぐ南の岩場の北側斜面に残る雪。
帰りの時点でこんな感じ。

富士山と帰路が走る樹林帯の山。
登山口までかなり遠い！
気が滅入りそうだったので、観音岳で一緒になった埼玉県の方と神奈川県の方と俄かパーティーを結成し、一緒に話しながらゆっくり下山することに。

夜叉神峠まで戻ってきました。
白峰三山もこれで見納めです。

明るいうちに登山口まで戻ってこれました。

感想

usofuyu

　二週間ほど前の甲斐駒ヶ岳で今年のアルプス山行は打ち止めとするつもりだったのですが、例年より暖かい日々が続いているので、鳳凰山に行ってきました。
　
　今回の鳳凰山は冬山とは呼べない状態で、予想以上に暖かく、また積雪もほどんどなかったです。
二年前の同時期に夜叉神の森から地蔵岳まで歩いたのですが、その時とは比べ物にならないくらい雪も少なく、穏やかな気候でした。二年前は、積雪もそこそこあり、苺平より上で軽アイゼンを着用し、地蔵岳周辺の一部では腰くらいまでの積雪がある所もありました。また稜線に出ると猛烈な寒さで、ダウンを着込み、冬用グローブを着用した記憶があります。

　もう少し雪が積もっていた方が、白峰三山の迫力も増しますし、鳳凰山も雪化粧した方が優美になるので、それを楽しみにしていたのですが…。
また、気温が高いせいか、遠くが靄がかかってしまい、シャープな写真が取りづらい状況（これは自分の腕がないことも原因です）で、それも残念でした。

とはいっても、快晴ということで、肉眼では大展望を堪能できたので、大満足です。

帰路は埼玉県の方と神奈川県の方とご一緒させてもらいました。
退屈な下山時の話し相手になっていただき、ありがとうございました。
おかげで楽しく下山することができました。

コメント

iroha

アップ早いね(^^)
先ほどアップしました

昨日は、お疲れさまでした
秋晴れの中、気持ちの良いトレッキングが楽しみ
素晴らしい出会いのできた山行きでした

またどこかの稜線でお会い出来る事を楽しみにしています