丹勢山【裏見の滝入口BS→丹勢山→清滝BS】
- GPS
- 06:58
- 距離
- 22.1km
- 登り
- 814m
- 下り
- 772m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
各地でシロヤシオが見頃だというのに、週末は生憎の天気予報。
曇り空に白い花を収めるのは困難を極めるので、さてどうしたものか。
日光の丹勢山のヤマツツジが早くも見頃を支えたようです。
雨上がりなので泥濘のない林道歩きも丁度いいか、と決めました。
■裏見の滝入口BS→丹勢山
清滝止まりのバスは混まないので重宝します。
ただ、乗車時間の割に運賃が割高な印象でした。
裏見の滝は遊歩道が崩落のため観瀑できないようです。
ついでに見ていこうか、と思ったのに残念。
女峰山への登山道を利用して、車道をショートカットします。
再び車道に出たら、丹勢への指導標に従って長い車道歩きが始まります。
樹林帯の中にヤマツツジが主張し始めてくる頃合いかと思います。
中にはレンゲツツジも混ざっていて、流石にまだ早いだろとツッコミを入れておきます。
清滝からの林道と交差する頃合いになると、ヤマツツジの量が爆発的に増えます。
この辺りは見頃終盤の感じなので、標高を上げれば期待できそう。
曇り空でもピンク色のヤマツツジは映えるので、そこも狙い通りです。
地図にはヤシオツツジが美しいとありますが、林道沿いはごく僅か。
なお野洲原林道は車、バイク、歩行者いずれも通行禁止の看板がありました。
にも関わらず、ノーコメントで一般登山道に指定する山と高原地図は如何なものか。
無許可者の通行は自己責任とあったので通りますが、考えさせられます。
ちなみにバイクや車がガンガン通るので気を抜けない林道でした。
標高を上げるにつれて、ヤマツツジが勢いを増すのを感じられます。
林道沿いばかりでなく、樹林帯の中も背の低いビハインドを感じさせない咲き誇りよう。
山頂が近くなり空が開けるようになると、もう勢いが止まりません。
ヤマツツジってこんなに咲いたっけ?と思わせるほど傍若無人に咲き乱れていました。
山頂を踏むには、林道を離れて登山道を登る必要があるようです。
登山口は地図よりも先の、広場を曲がった辺りでやっと見つけました。
慎ましいピンテと薄っすらと踏まれたトレース、トラロープが目印でした。
朝イチの突撃なら蜘蛛の巣地獄は不可避を思わせる、そんなエントランスです。
短いトラローブを登ると、すぐにヤマツツジのアーチ潜りが始まります。
演出は嬉しいのですが、木の背が低くてずっと中腰を強いられます。
トレースは見失わない程度の薄さで、稜線伝いなのでロストすることは無いと思います。
てか、山と高原地図では一般登山道ですが奥多摩や丹沢に慣れると衝撃の薄さです。
山頂が近づいて来るとシロヤシオも出迎えてくれますが、ギリギリ終盤の様相。
ただ絶妙なタイミングで見頃を迎えたばかりのヤマツツジとの共演が見られた悦び。
都合よく陽が差し始めたのは、きっと日頃の行いが良かったからでしょう。
雲の切れ間から男体山や女峰山の姿も見られたので、取り敢えず満足しました。
■丹勢山→清滝BS
丹勢山の山頂は木々に覆われた、ちょっとした草原地帯です。
休憩したいのですが、汗の匂いに誘われた羽虫が五月蝿いので断念しました。
少し降りたところの岩場など休憩適地でしたが、相変わらず羽虫が纏わり付きます。
結局、登山口のある林道まで下りてやっと一息つくことが出来ました。
すぐ近くの鈴ヶ岳も寄る予定でしたが、時間に余裕がないので断念します。
東武日光駅から新宿行きの特急に乗れば、帰路がだいぶ楽になるので。
復路は林道をピストンして、沼ノ平を経由して清滝へと下山します。
山と高原地図には未記載のルートですが、道なりに下山することができます。
沼ノ平の手前に車両通行止めのゲートがありますが、バイクはゲートの脇を通過して来る模様。
こうなったら完全に違反ですね、もはやモラルなんて無いのでしょう。
相変わらず変わり映えのない車道を辿りますが、ショートカットなど無く。
やがて古河電工の社有地と思しき整備された区画を抜けて、バス通りへと出ます。
ついでに古河電工の正門を見学しつつ、清滝バス停をゴールとしました。
バスの便数は多いのですが、基本的に遅延しているので当てになりません。
清滝バス停が始点のバスが唯一的に時刻表の通りに運行しています。
が、神橋の交差点で渋滞するので時間に余裕を持ったほうがいいでしょう。
遅延を見越して余裕を持っていたので、駅から少し離れたコンビニで酒類の調達を。
日光とかコテコテの観光地ですが、外国人には相変わらずの人気ですね。
前日までの予約で3割引という神対応の特急で、のんびりと新宿を目指します。
沈みゆく夕陽を肴に、地酒の日光誉をいただきつつ。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する