紅葉祭りの高尾山〜陣馬山縦走 〜旅路のついでに白州蒸留所と河口湖の紅葉も楽しんだよ〜



- GPS
- --:--
- 距離
- 19.4km
- 登り
- 1,181m
- 下り
- 1,175m
コースタイム
天候 | 最高の晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
高尾山〜陣馬山、しっかり踏みしめられた歩きやすい道でした。 天気がよかったこともあり、ぬかるんだ場所もなし。 |
その他周辺情報 | 陣馬温泉は数軒あるのですが、栃谷下山路からは陣渓園の案内板しかなかったので、他がどこにあるのかわかりませんでした。下調べが必要ですね。 陣渓園の立ち寄り入浴は1,000円。 浴室、浴槽とも、ちょっと小さいので、ゆったり入りたい方は違う宿に向かった方がいいかもです。 |
写真
感想
まずは、白馬方面の地震にて、被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧をお祈りいたします。
秋最後の連休、今年はヘルニアの後遺症で、剱岳以外は行けてないので、せめて紅葉狩りくらいは行きたい。
が、地元北陸はすでに紅葉シーズンは終わってる。
北アルプスはもう雪だし。
そうだ!
東京在住の息子の住まいをベースキャンプ(笑)に、以前から行きたかった高尾山〜陣馬山を回ってこよう。
ピークは過ぎてるみたいだが、まだまだ紅葉狩りが出来そうだ。
ヤマレコ友のmiouさんのレコとか読んで、以前から行きたいルートだったので、これはいいチャンス。
ついでに、BCに行くまでの旅路の途中、甲信の紅葉も堪能しましょうか。
せっかくなので、大好きなウイスキーにまつわる場所、サントリーの白州蒸留所も寄って行きましょうかね。
息子に「高尾山行きたいから、泊めてくれ」と連絡すると、「あ、じゃあオレも登ってみる」などと言い出す。
登山なんて興味なし!と豪語してた息子が何を思って?
ということで、朝8時半に金沢を出発。
今回は高速を使わず、全部下道で行ってやれ。
飛騨に入ると、すでに紅葉は終わってしまっていて、観光客もまばら。
上高地はもう終わってんのかいな?
松本市内の渋滞を、ナビを駆使した路地抜けでクリアした後、甲斐駒ヶ岳の麓、サントリーの白州蒸留所へ。
実はここは2回目。
1回目は電車で来てたので、散々ウイスキーを試飲したのだが、今回は車なので無理。
せめてもと、ここでしか手に入らない白州ウイスキーの限定モルトを購入。(これがまた美味いのだ!)
天気の良い紅葉シーズンの連休ということもあるが、NHKの「マッサン」のおかげか、蒸留所見学はたくさんの人で大変にぎやか。
無料の見学ツアー(試飲付き!)は2時間以上の待ち時間だったようだ。
マッサンのおかげでウイスキーブームも到来してるそうで、ウイスキー好きな私には嬉しい限り。
蒸留所の後は、八ヶ岳の麓を軽くドライブ。
いやぁ、このあたりは美しいところだなぁ。
あたりを見るとログハウス風の家がいっぱい。
実際に住んでるログハウスもあれば別荘らしきものも。
八ヶ岳が見えて、富士山が見えて、南アルプスが見えて。
なんと素晴らしいロケーションだろう。
セカンドライフは白馬にでも住みたいと夢を持っていたが、こっちも素晴らしい。
もちろん、その夢は夢だけで終わるだろうことは言うまでもない(笑)
日が短い中、甲府に入る頃はすっかり暗くなり、息子の住まいについたのは20時ちょい前。遅過ぎだよ(笑)
ご飯も食べて、そろそろ休もうかとテレビを見ていたら突然「緊急地震速報」のテロップが!
長野県北部で震度6弱?
身構えていたらユラユラと揺れ。
テレビでは、震源は白馬村周辺とアナウンス。
すぐに思い浮かんだのが「フォッサマグナ」。
白馬連峰なんて、断層そのものだもんね。。。
実は、帰りに八ヶ岳か白馬界隈をちょっと登ろうかと思案してた。
ところが地震である。それも大きい。
もし登ってる最中に大きな余震が来たらたまらん、と思い、帰りの行動はキャンセル。
御嶽山のこともあったし。。。
自然災害は怖い。。
さて、本題の高尾山。
ちょうど紅葉祭りの最中なので、激混みになるだろうから早めに出発。
朝の7時前はさすがに駅前の人は少ないが、すでにケーブルカーに並んでる人が十数人。
が、今回は下から歩きたかったので、ケーブルカーは関係なし。
いろんな方々のレコを拝見すると、通常下から登るのは6号路か稲荷山ルートのようだが、高尾山初経験の息子もいるし、自分も下からは初めてなので、1号路から登る。
朝が早かったので、山頂駅の天狗焼きはまだ開店前で食べられず。
素晴らしい晴天の中、高尾山山頂。
富士山が綺麗に見える。(前回は見えなかったもんね)
朝早いとは言え、結構人がいる。こりゃ昼頃は大変なことになってるだろうな。
山頂の売店はすでに開店していたので、ここで朝食がてらトロロそばをいただく。
うん、美味い。
さぁ、いよいよ縦走だ。
もみじ台までは経験があるが、ここから先は未知の世界。
ワクワクしながら歩を進める。
途中、やや急な登りがあるも、全体的にほどよい傾斜のアップダウン。
道はしっかりしており歩きやすい。
このコース、いいですね。
なるほど、人気があるわけだ。
北陸では、低山でこれほどの縦走が出来て、しっかりした道や各ポイントに売店があるようなコースはない。
羨ましいなぁ。
自分みたいに、怪我の後のリハビリ登山にもちょうどよいですね。
紅葉はすでにピークを過ぎていたが、まだまだ見応えのある紅葉をたっぷり楽しみながら、陣馬山に到着。
ここの「信玄茶屋」で味噌おでんをいただく。ゆずの香りが美味美味。
で、下山であるが、これも一般的には陣馬高原下に降りるのがほとんどな感じであるが、下山後は必ず温泉に入りたいので、栃谷の方に降りることにする。
このコース、結構急勾配で下る。
実は陣馬山へ向かう時、景信山を過ぎたあたりからヘルニアの後遺症と思われる足首と外側の股関節の不調が出だしていた。
この状態で急は下りはかなり辛い。
とどめは、最後の最後に出てきた、コンクリ打ちの急勾配の下り。
これはこたえた。。。
陣馬温泉で汗を流し、陣馬登山口のバス停に向かう。
事前情報では本数も少なく、時間的にも相当待たないと来ないだろうから、藤野駅まで歩く覚悟は出来ていたが、バス停に着いて時刻表を見てみると、もう少しで臨時便が来る時間!
これは嬉しい!
結構、足が辛い状態だったのでまさに天の救い。
藤野駅には陣馬山から降りてきたと思われる登山姿の乗客がホームにいっぱい。
中央線にも登山姿の方がたくさんおられ、完全に登山電車、フニクリフニクラの状態である。
そして月曜日の金沢への帰り。
八ヶ岳と白馬方面を諦めたので帰るだけ。。。は、つまらない。
せっかくなので、ちょっと寄り道。
河口湖で富士山を見てこよう企画に切り替え。
富士山はいつも遠くから眺めるだけで、近くに行ったことがない。
全体の姿を見たことがない。
こりゃ一度、拝んでおかないと。せっかく近くに行けるところに来てるんだし。
河口湖からの富士山は本当に美しい。
ここまで富士山の近くに来たのは初めて。
裾野が大きくなだらかに曲線を描く姿は、見事という他はない。
誰が見たって、日本を象徴する山ですよ、これは。
でも、なぜか富士山には積極的に登りたい!という気持ちがあまりない。
自分にとって富士山は「観る」山。
あまりの完成度の高さに、観るだけで満足してしまうのだ。
十分満足して、帰路へ。
途中、松本にある「十字路」というレストランでボリュームある夕食をとり、足腰の養生のために平湯温泉の「平湯の森」に寄っていく。
で、金沢についたのは22時近く。
寄り道含めて12時間かけて金沢に戻ったのでした。
いやはや、運転お疲れ様って感じです。(笑)
さて、息子はと言うと、
「一度高尾山に行ってみたいだけだったので、山はもう行かん。
だいたい、こんなに歩かされるとはおもってなかったわ。」とのこと(笑)
coral_reefさん、こんにちは!
そして、いらっしゃいませ!八王子
なんだか、不思議ですよ〜!
そして、とても嬉しいです・・。
雲ノ平でお会いしてから、遠く頑張っていらっしゃると励みを頂いていた
coral_reefさんが、、自分のホームマウンテン的な高尾山にいるレコと写真!
そして、、
ご子息の学生生活も充実しているご様子を拝読し、想像するなかで
春、成長し家を出たこと。
秋、息子を訪ね旅に来る父と、山に行くと言った彼の気持ち。
変わらないカタチがあるこそ、移り変わる季節と時間を愛しく感じられるのかもしれない・・と
なんだかウイスキーの様に豊かに積み重なる年月でしょうか?
若い味と、それから・・その先、その時々の?
次回は北高尾、南稜など・・ぜひ!
よければご案内しますよ〜!!
miouさん、コメありがとうございます〜!
奥高尾、いろんなルートがあっていろんな楽しみ方が出来そうですね!
機会があれば、ぜひご案内をお願いしたいです!
雲取山も行きたいし!
今度はmiouさんも、我がホームマウンテンの「白山」にぜひともお越しくださいな!
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