舟岩〜霧見岳〜紅葉の岩屋
kyom4
その他1人 
体力度について
- GPS
- 02:27
- 距離
- 5.4km
- 登り
- 904m
- 下り
- 291m
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| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
右に森林囃子（もくもくばやし）の看板が見えたら右折 大昌寺目指して走行すると、荒倉キャンプ場の標識が現れ、 標識に従って走行し、キャンプ場を通過後 道路余地に駐車 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・駐車場所〜登山口 ほぼ平坦な舗装道歩き ・登山口〜舟岩〜砂鉢山登山口 荒倉山登山口標識付近は草茫々、やや荒廃感あり 登山道の踏み跡は、獣道と入り混じっている様子 連続する岩稜は巻き道が不明瞭な箇所が幾つかあり 古い鎖の設置されている箇所を見失わないよう注意 道迷い、段差のある岩場での滑落注意 ・砂鉢山登山口〜前霧見岳〜霧見岳 砂場地山登山口からは踏み跡明瞭 アップダウンを繰り返しながら登ると 本日最長の鎖場があり、通過すると平坦な尾根 前霧見岳を経て霧見岳山頂 ・砂鉢山登山口〜駐車場 踏み跡明瞭な緩やかな道が殆どですが 屏風岩と舞台岩付近、草が伸びている箇所があり、 進行方向に注意 |
| その他周辺情報 | 森林囃子（もくもくばやし） https://togakushi-21.jp/spot/369/ 日曜日で、駐車場に結構な数の車が駐車 平日の静けさと大違いなので、帰宅しました |
写真
登山口標識「荒倉山登山コース」と書かれていますが、辺りは草茫々で歩いた人の気配なし！でもフェンスが新しげなのが頼もしく、登山開始(^^ゞ
「荒倉山登山コース」と書かれていますが、辺りは草茫々で歩いた人の気配なし！でもフェンスが新しげなのが頼もしく、登山開始(^^ゞ
でも木々がしっかり生え、負けていませんね(*_*)
林に覆われて、大きさがよくわかりませんが、標識があるところから名のある大岩なのでしょう
岩の隙間を通過したところ、人ひとり通り抜けるのがやっとの狭さ！髭を擦る狭さ(*_*)
痩せ尾根上に立ち並ぶ岩を飛び越える際に、結構緊張を強いられました。未踏のコースが歩きたくて来てみましたが、いやはや一人でなくて良かった(^^ゞ
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鎖発見踏み跡不明瞭な岩場で、古い鎖を見つけるのは厄介ですけれど、下手に獣道に迷い込んで滑落のリスクを背負うより安全なので、焦らずルーファイ！
踏み跡不明瞭な岩場で、古い鎖を見つけるのは厄介ですけれど、下手に獣道に迷い込んで滑落のリスクを背負うより安全なので、焦らずルーファイ！
ここでも鎖場を降下巻道の付けられない大岩下の急斜面は鎖場になっています。登りなら鎖が発見しやすいと思いますが、下りでは簡単に見つけられず、右往左往しました
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巻道の付けられない大岩下の急斜面は鎖場になっています。登りなら鎖が発見しやすいと思いますが、下りでは簡単に見つけられず、右往左往しました
やれやれ、峠に到着。ここからは見知った道なので安心♪それにしても予想外のスリルありすぎの岩稜歩きを体験(:_;)
釜岩
標高＝1400.65 m
四等三角点
戸隠同様、修験者が修行していた場所でしょう。でも、ここで謡曲「紅葉狩」が演奏されたら、鬼女が現れるかもしれないと空想してしまいます
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痩せ尾根から転がり落ち、ここに止まったんでしょうか？
緊張した場面もありましたが、振り返ると充実した山行でした
感想
荒倉山の未踏の尾根を歩いてみたくなり、出かけて見ました。
「荒倉山登山コース」と書かれた標識の辺りは草茫々、
歩いた人の気配がないもののフェンスが新しげなのが頼もしく、
道跡も落ち葉に埋もれて判別できない程でしたが、
とりあえず、フェンスと鎖のおかげで尾根に取り付きました。
尾根の勾配が緩むと、痩せ尾根気味でも踏み跡が明瞭。
「狼煙場」とか「妻夫岩」と書かれた標識も存在し
城か砦の築かれていた時期もあった事実を忍ばせ
かつて、整備された登山道だったように思います。
人ひとり通り抜けるのがやっとの狭さの岩の隙間を通過し、
髭を擦る狭さ故に名付けられた「ヒゲスリ岩」に納得。
次々に現れる尾根を占領する岩の群れに驚きながら
緊張も強いられながら、小天狗、大天狗と岩場を通過。
痩せ尾根上に立ち並ぶ岩を飛び越える際も緊張を強いられました。
未踏のコースが歩きたくて状況も判らぬまま来ましたが、
いやはや一人でなくて良かったとしみじみ実感。
垂壁に張ってあるロープを通過後が天狗の腰掛でした。
峠を横切る舗装道が見えた時、もう緊張から解放されると思いきや、
むしろ、横断後の尾根歩きの方が更に難路だったと思います。
すぐに鎖がないと通過できない大岩に出くわしました。
大きな岩の上からのアルミ梯子の下りにも驚愕、再び緊張感の連続。
踏み跡不明瞭な岩場で、古い鎖を見つけるのは厄介でしたが
下手に獣道に迷い込んで滑落のリスクを背負うより安全なので、
落ち着け落ち着けと自分に言い聞かせながら、ルーファイ！
巻道の付けられない大岩直下の急斜面は鎖場になっています。
登りなら見回せば、鎖が発見しやすいと思いますが、
下りでは足下になり、簡単に見つけられず、文字通り右往左往。
舟岩の標識脇には石祠もあり、飯綱山の展望台です。
そこからの下りも垂直に近い鎖場に感じられ、恐怖でした。
通過してきた岩稜を振り返り、無事通過できたことに安堵。
一息の峰に到着するまでにも急坂にロープがあったりと
アップダウンの厳しさに、正にほっと一息のピーク。
竜光山を越え、急坂をロープで下るとようやく安堵が峰。
予想外のスリルありすぎの岩稜歩きを体験しました。
安堵が峰から霧見岳までの登山道はやはり尾根歩きで
良く踏まれており、道迷いの心配はありません。
前霧見岳近くに、本日最長の鎖場があったのを全く忘れていました。
霧見岳は三角点峰なのに、いままで気に留めず通過していました。
点名は釜石、紅葉の岩屋近くの大岩から付けられたのでしょうか？
安堵が峰に下山後、二十年振り位に紅葉の岩屋に寄り道。
戸隠同様、修験者が修行していた場所でしょう。
でも、ここで「紅葉狩」が謡われ、能が舞われたなら
鬼女が現れるか等と物狂おしい空想をしてしまいます。
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