常念岳 (三股駐車場から前常念岳まで)


- GPS
- 07:14
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,480m
- 下り
- 1,470m
コースタイム
- 山行
- 6:07
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 7:14
天候 | 快晴 無風・微風、稜線は弱風 気温はこの時期としては高め |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・駐車場到着時(5:40頃)の気温約2℃。出発時(13:30頃)の気温約9℃。 ・駐車場までの道路に積雪・凍結は見られず。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・三股駐車場から1,800m付近までは積雪なし。1,800m付近から2,200m付近は登山道上に所々積雪というより氷あり。2,200m付近から前常念岳付近まではほぼ雪道で所々氷。前常念岳の手前の岩場は雪と岩のミックスになっているが、今日の時点では氷は見られなかった。前常念岳より上は積雪多し。踏み跡がないところでは所々で股まで潜る。 ・前常念岳までは急登の連続だが、ルートは良く整備してあって登りやすい。ルートも非常に明瞭。 ・この日このルートを使用したのは数人のみ。 ・12本爪のアイゼンと軽めのピッケルを持参するも使用せず。 |
写真
感想
2年前の同じ時期に中房温泉から日帰りで燕岳を往復した時は楽勝だったが、今日は前常念岳より上の積雪に跳ね返され敗退となった。
5:40頃三股の駐車場に到着。この時期としては異例に暖かくクルマの外気温計は+2℃を表示していたが、トイレのために外に出るとやはり寒く感じる。朝食と準備を済ませて6時過ぎに出発。当たりは薄明るくなっていたがまだヘッドライトが必要な程度。10分ほど林道を歩いて登山口に到着。ここでヘッドライトは消灯する。三股から常念岳のルートは地図で見ても嫌になるくらいの急登だが、案外に登りやすいのが意外だった。既に11月も今日で終わりなので急坂を登っても息は多少切れるものの大汗をかくわけでもないので、比較的良いペースでどんどん先に進む。登山地図のコースタイムよりはだいぶ速いペースで歩けたが、2200m付近から雪というか氷が出始めてペースが遅れ始める。このあたりは朝のうちはカチカチで大変だったが、帰りに通過した時は一部シャーベット状になっていた。
森林限界を越えると岩場が現れるが、ここは雪が付き始めていて登るのに難儀した。当然下りも楽ではなかった。1箇所ハシゴが設置されていた。幸いに先行者がいたためトレースを有り難く使わせてもらって岩室到着。ここまでで出会った登山者は1名のみ。岩室から少し上がって前常念岳に到達すると快晴の空の元、アルプスの山々が見渡せた。が、肝心の常念岳は非常に遠く見える。山頂には登山者が見えるので、一ノ沢から登ってきたと思われた。登山地図では岩室から片道1時間というのだが、積雪が予想以上に多いのと、このルートを歩く登山者がほとんどいなかったので、一部ラッセルが必要と思われた。稜線で2名のパーティと行き違うが途中で引き返してきたという。時間がまだ早かったのでもう少し稜線を進むが時折強い風が吹いたり、吹きだまりにはまると片足がすっぽり埋まったりしてとてもではないが良いペースで進むことはできない。敗退は時間の問題かと思っていたが、10時を過ぎたあたりで決断して撤退開始。帰りも時折ズボッと潜ったりを繰り返しながら稜線を下り、岩場を下る。森林限界より上はさすがに風が冷たくてシェルを来ていたが、樹林帯まで戻ると暑く感じたのでザックにしまう。更に下ると下界は気温が上がっていたため、アンダーのみで歩けるほどだった。
撤退地点から3時間ほどかけて駐車場に到着。この時期の常念岳山頂に確実に立つのであれば、一ノ沢からのコースが良いようだ。来年以降狙うことがあれば三股ルートは避けると思う。
コメント
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hidekazuさん、はじめまして。
当日常念〜三股に下った際に、トレースを利用させていただきました。
おかげさまで安心して歩くことができました。
ありがとうございました。
こんばんは。トレースは私も利用させてもらった身でした、、、。
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